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ローザンヌ室内管の首席クラリネット奏者ダヴィデ・バンディエーリがフランス6人組によるクラリネット作品を録音!


[Claves records official 公式チャンネルより]

作曲家の個性が光るフランス6人組によるクラリネット作品集!

20世紀前半フランスで活躍した作曲家の集団《フランス6人組》(プーランク、ミヨー、オーリック、タイユフェール、オネゲル、デュレ)。当アルバムはデュレを除く5人がそれぞれ作曲したクラリネット作品集を収録しました。

サティ、ラヴェルらの影響をうけ、簡潔な古典様式とフランス風エスプリに富んだ作品を残したプーランク。クラリネットの作品でもプーランクの個性が現れており、ここに収録された3篇も軽妙なリズムと印象的な旋律が魅力です。

あらゆる分野にわたって作品を残した多作曲家ミヨー。小規模なクラリネットの室内楽作品でもミヨーらしい旋律美とまるでクラリネットとピアノが対話するような掛け合いが魅力です。

多くの劇場音楽、映画音楽を手掛けシャンソンなども作曲したオーリック。しかし、『創造Ⅲ』はオーリックが目指した平易な音楽とは真逆の緊張感の高い音楽で晩年に近い1971年作曲の注目すべき作品です。

《フランス6人組》のなかのただ一人の女性メンバー、タイユフェール。ハープ・ソナタなどの代表曲があります。「アラベスク」は温かくももの悲しさを帯びた旋律が印象的です。

オネゲルの「ソナティナ」は1921-1922年の作品。オネゲル初期の即物主義的な傾向が強く、快活なクラリネットの旋律が魅力です。

ローザンヌ室内管弦楽団の首席ソロ・クラリネット奏者のダヴィデ・バンディエーリはそれぞれの作曲家の個性が光る演奏を聴かせてくれます。また、当時の雰囲気を想起させるジャケット写真なども魅力といえましょう。
(キングインターナショナル)

『フランス6人組』
【曲目】
1.フランシス・プーランク(1899-1963):ソナタ変ロ長調 FP184
~クラリネットとピアノのための(1962)

2.プーランク:ソナタFP32a
~クラリネットとファゴットのための(1922)

3.プーランク:ソナタFP7
~2つのクラリネットのための(1918)

4.ダリウス・ミヨー(1892-1974):ソナティナ Op.100
~クラリネットとピアノのための(1927)

5.ミヨー:デュオ・コンチェルタント Op.351
~クラリネットとピアノのための(1956)

6.ミヨー:カプリス Op.335a
~クラリネットとピアノのための(1954)

7.ジョルジュ・オーリック(1899-1983):創造Ⅲ
~クラリネットとピアノのための(1971)

8.ジェルメーヌ・タイユフェール(1892-1983):アラベスク変ロ長調
~クラリネットとピアノのための(1973)

9.タイユフェール:ソナタ
~クラリネット独奏のための(1957)

10.アルテュール・オネゲル(1892-1955):ソナティナ イ長調
~クラリネットとピアノのための(1921-1922)

【演奏】
ダヴィデ・バンディエーリ(クラリネット)
ギヨーム・ハースベルガー(ピアノ)[1,4-8,10]
アクセル・ブノワ(ファゴット)[2]
カロジェロ・プレスティ(クラリネット)[3]

【録音】
2018年9月4日[3]、2018年11月15-18日[1,2,4-10](セッション録音)
スタジオ・エ・フォルテ(ペルージャ)

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2019年05月27日 00:00