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豪華配役による名作オペラ11演目計26時間の映像を収録!『グラインドボーン音楽祭DVD-BOX 1972-80』

グラインドボーン音楽祭DVD-BOX 1972-80

プリッチャード、ハイティンク、テ・カナワ、ベイカー、コトルバシュ・・・
グラインドボーン音楽祭の歴史と伝統を感じるDVD-BOX

1972~80年にグラインドボーン音楽祭で上演された11演目計26時間の映像を収録したお買い得BOXの登場です。指揮は当時の音楽監督ジョン・プリッチャードが5演目、ベルナルト・ハイティンクが4演目を務めています。巨匠ハイティンクについては今さら何も申し上げることもありませんが、前任のプリッチャードも大変な実力者でした。プリッチャードはグラインドボーン音楽祭の初代の音楽監督フリッツ・ブッシュの弟子で、彼のドイツでのオペラ上演の豊富な経験や要諦を学び取り、髪形や指揮ぶりまでも師匠そっくりだったイギリスの指揮者です。当BOXでも彼のすぐれた音楽性は見事に発揮されており、その指揮姿も見ることができますのでご注目を。演出はロイヤル・シャークスピア・カンパニーを創設したピーター・ホール、歌手陣にはテ・カナワ、ベイカー、コトルバシュといった錚々たる顔ぶれが揃います!
(タワーレコード 商品本部 板倉重雄)

毎年5~8月にかけて行われるイギリス、イースト・エセックス州のグラインドボーンで開催されるグラインドボーン音楽祭。1934年に貴族で資産家だったジョン・クリスティによって創設。歌手であったクリスティの妻のためにオペラハウス(=グラインドボーン・ハウス)を建設したのが始まりです。イギリスの美しい庭園で開かれる優雅な音楽祭は世界中のオペラ・ファンの憧れ。また新人歌手の登竜門とも言われる権威ある音楽祭です。
このDVD-BOXは、1972年から80年にかけてグラインドボーン音楽祭で上演された11演目計26時間の映像を収録。当時首席指揮者を務めていたジョン・プリッチャード時代から音楽祭の顔として出演しているロンドン・フィルハーモニー管弦楽団。そのジョン・プリッチャードは1964~77年まで音楽祭の音楽監督を務め、ここにも≪マクベス≫、≪フィガロの結婚≫、≪イドメネオ≫、《コジ・ファン・トゥッテ》といった音楽祭としても重要なレパートリーを残しています。また演出にはロイヤル・シャークスピア・カンパニーを創設した名演出家ピーター・ホール、歌手陣にはキリ・テ・カナワ、ジャネット・ベイカー、イレアナ・コトルバシュといった錚々たる顔ぶれで、伝統を感じる正統的な演出に、時代を彩った名歌手たちの歌唱に感動します。特に1973年の、≪フィガロの結婚≫は歴史に残る名演で、スザンナ役のイレアナ・コトルバス、ロジーナ役のキリ・テ・カナワ、そしてケルビーノ役のフレデリカ・フォン・シュターデと3人の女性陣の演技力と歌唱力には圧倒されます。そして同じく音楽監督であったベルナルト・ハイティンク(1978~88年)による≪放蕩児の遍歴≫、≪ドン・ジョヴァンニ≫、≪魔笛≫、≪フィデリオ≫。といった数多くの名演が収められています。≪魔笛≫では、モーツァルトの意図を丁寧に描いたジョン・コックスの演出、そして≪放蕩児の遍歴≫ともに出演しているまだ音楽祭参加間もないフェリシティ・ロットの若き日の歌唱にも注目です。
(キングインターナショナル)

【仕様】
20 38008(11DVD)
画面:16:9 NTSC
音声:PCMステレオ
字幕:英独仏西
リージョン:0
総収録時間:26時間

【曲目】
ヴェルディ:歌劇≪マクベス≫(146分)
演出:ミヒャエル・ハジミシェフ
指揮:ジョン・プリッチャード
ジョゼフィン・バーストウ(ソプラノ/マクベス夫人)
コスタス・パスカリス(バリトン/マクベス)
ジェームス・モリス(バス/バンクォー)
キース・アーウェン(テノール/マクダフ)
グラインドボーン音楽祭バレエ団
収録:1972年(ライヴ)

モーツァルト:歌劇≪フィガロの結婚≫(168分)
演出:ピーター・ホール
指揮:ジョン・プリッチャード
キリ・テ・カナワ(ソプラノ/伯爵夫人)
フレデリカ・フォン・シュターデ(メゾ・ソプラノ/ケルビーノ)
イレアナ・コトルバシュ(ソプラノ/スザンナ)
クヌート・スクラム(バリトン/フィガロ)
ベンジャミン・ラクソン(バリトン/アルマビーヴァ伯爵)
収録:1973年(ライヴ)

モンテヴェルディ:歌劇≪ウリッセの帰還≫(150分)
演出:ピーター・ホール
指揮:レイモンド・レッパード
ベンジャミン・ラクソン(バリトン/ウリッセ)
ジャネット・ベイカー(ソプラノ/ペネロペ)
ロベルト・ロイド(バス/ネットゥーノ)
アン・ハウエルズ(ソプラノ/ミネルヴァ)
ブライアン・バロウズ(テノール/ジオーヴェ)
イアン・キャレイ(テノール/テレーマコ)
ヴァージニア・ポポーヴァ(メゾ・ソプラノ/エリクレア)
収録:1973年(ライヴ)

モーツァルト:歌劇≪イドメネオ≫(125分)
演出:ジョン・コックス
指揮:ジョン・プリッチャード
リチャード・ルイス(テノール/イドメネオ)
レオ・ゴーク(テノール/イダマンテ)
ボゼナ・ベトレイ(ソプラノ/イリア)
ジョゼフィン・バーストウ(ソプラノ/エレットラ)
アレクサンダー・オリヴァー(テノール/アルバーチェ)
ジョン・フライアット(テノール/大司祭)
デニス・ウィックス(バス/神託の声)
収録:1974年(ライヴ)

モーツァルト:歌劇≪コジ・ファン・トゥッテ≫(149分)
演出:エイドリアン・スラック
指揮:ジョン・プリッチャード
ヘレナ・デーゼ(ソプラノ)
シルヴィア・リンデンストランド(メゾ・ソプラノ)
アンソン・オースティン(テノール)
トーマス・アレン(バリオン)
収録:1975年(ライヴ)

ストラヴィンスキー:歌劇≪放蕩児の遍歴≫(140分)
演出:ディヴィッド・ホックニー
指揮:ベルナルト・ハイティンク
レオ・ゲーク(テノール/トム・レイクウェル)
フェリシティ・ロット(ソプラノ/アン)
サミュエル・レイミー(バス/ニック・シャドウ)
ロザリンド・イライアス(アルト/ババ)
リチャード・ヴァン・アラン(バス/トゥルーラヴ)
ヌアラ・ウィリス(メゾ・ソプラノ/マザー・グース)
ジョン・フライアット(テノール:ゼレム)
トマス・ロウラー(バス:管理人)
収録:1975年(ライヴ)

ヴェルディ:歌劇≪ファルスタッフ≫(120分)
演出:ジャン=ピエール・ポネル
指揮:ジョン・プリッチャード
ドナルド・グラム(バリトン/ファルスタッフ)
ヌッチ・コンドー(アルト/クイックリー)
エリザベス・ゲイル(ソプラノ/ナネッタ)
ベンジャミン・ラクソン(バリトン/フォード)
収録:1976年(ライヴ)

モーツァルト:歌劇≪ドン・ジョヴァンニ≫(172分)
演出:ピーター・ホール
指揮:ベルナルト・ハイティンク
ベンジャミン・ラクソン(バリトン/ドン・ジョヴァンニ)
スタフォード・ディーン(バス/レポレロ)
ラシェル・ヤカール(ソプラノ/ドンナ・エルヴィーラ)
レオ・ゲーク(テノール/ドン・オッターヴィオ)
エリザベス・ゲイル(ソプラノ/ツェルリーナ)
収録:1977年(ライヴ)

モーツァルト:歌劇≪魔笛≫(168分)
演出:ジョン・コックス
指揮:ベルナルト・ハイティンク
フェリシティ・ロット(ソプラノ/パミーナ)
レオ・ゲーク(テノール/タミーノ)
ベンジャミン・ラクソン(バリトン/パパゲーノ)
トーマス・トマシェク(バス/ザラストロ)
メイ・サントス(ソプラノ/夜の女王)
収録:1978年(ライヴ)

ベートーヴェン:歌劇≪フィデリオ≫(120分)
演出:ピーター・ホール
指揮:ベルナルト・ハイティンク
エリザベート・ゼーダーシュトレーム(ソプラノ/レオノーレ)
アントン・デ・リッダー(テノール/フロレスタン)
クルト・アッペルグレン(バス/ロッコ)
ロバート・オールマン(バリトン)
カート・アペルグレン(バス)
収録:1979年(ライヴ)

モーツァルト:歌劇≪後宮からの誘拐≫(136分)
演出:ピーター・ウッド
指揮:グスタフ・クーン
ライランド・デイヴィス(テノール/ベルモンテ)
ヴァレリー・マスターソン(ソプラノ/コンスタンツェ)
ウィラード・ホワイト(バス/オスミン)
リリアン・ワトソン(ソプラノ/ブロンデ)
収録:1980年(ライヴ)

【演奏】
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
グラインドボーン音楽祭合唱団

カテゴリ : ニューリリース | タグ : ボックスセット(クラシック)

掲載: 2019年05月29日 00:00