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Jimmy Webb(ジミー・ウェッブ)初のピアノ・インストゥルメンタル・アルバム『Slipcover』

Jimmy Webb(ジミー・ウェッブ)ピアノ・インストゥルメンタル・アルバム『Slipcover』

60年代からシンガー・ソングライター、プロデューサー、アレンジャーとして活躍してきたジミー・ウェッブ。21歳でグラミー賞最優秀レコード賞、最優秀ソング賞他5部門を授賞し、ヒット・メイカーとして数多くのアーティストに楽曲を提供しつつ、ソロ・アーティストとしても活躍。作詞・作曲・オーケストレーション三つの部門でグラミー賞を受賞した唯一の人物でもある他、ソングライターの殿堂入りも果たしている。

その彼が約5年振りとなる新作スタジオ・アルバムを発表した。その最新作『SLIPCOVER』は、シンガー・ソングライター、ジミー・ウェッブがこよなく愛する友人である、才能あるソングライターたちの楽曲をピアノでアレンジした"インストゥルメンタル・アルバム"である。ちなみに彼にとって初めてのインストゥルメンタル作品集でもある。

本作の誕生のきっかけは、ジミーが友人のランディー・ニューマンの家を訪ねたことから。彼の家にあるピアノで「Marie」(ランディー・ニューマンの曲)を演奏した所、ランディー本人にソロ・ピアノのアルバムを出したらどうかと勧められたという。そのアイディアを形にすることで『SLIPCOVER』が生まれたのだった。

アレンジャー、プロデューサーとしても高い実績を持つジミー。この最新作で彼は、ピアノのみという"ミニマリスト的編成"で、先述のランディー・ニューマンをはじめ、ブライアン・ウィルソンやポール・マッカートニー、ジョニ・ミッチェル、スティーヴィ・ワンダーなどなど偉大なるソングライターたちの楽曲をカヴァーしている。クラシカル風にも、LAポップ風にも、そしてナッシュヴィル・サウンドっぽくも聴こえる、カラフルで繊細なアレンジは、ジミー曰く「ここに収録されているミュージシャンの曲が、ロックスターやシンガー・ソングライターによるものよりも、作曲家の作品のように感じられるだろう」とのこと。彼の言わんとしていることは、アルバムからの先行トラックとなるビリー・ジョエルの「Lullaby (Goodnight, My Angel)」を聴けば分かるに違いない。

また本作は、ジミーにとって、とてもパーソナルなアルバムであるという。その想いが自画像を使用したアルバム・カヴァーにも繋がっている。「アルバム・カヴァーには、自画像を使うことにしたんだ。この作品が聴く人にとってもパーソナルな体験として受け取って欲しかったから。ここに収録されているのは、私の好きな曲を自分流に解釈したものだ。私の家のリビングで一緒に音楽を楽しんでいるように聴いてもらえたらと思っているよ」

卓越したソング・ライティングのセンスを持つ、天才ソングライターがこよなく愛するソングライターたちの楽曲を集めた、ピアノ・ソングブック。収録されている楽曲、そしてミュージシャン、ジミー・ウェッブの新たな魅力が発見できる作品が到着した。

 

【収録曲】
01. Moonlight Mile (Mick Jagger & Keith Richards)
02. God Only Knows (Brian Wilson)
03. Accidentally Like a Martyr (Warren Zevon)
04. Marie (Randy Newman)
05. Lullabye (Goodnight, My Angel) (Billy Joel)
06. Al In Love Is Fair (Stevie Wonder)
07. The Long And Winding Road(Paul McCartney)
08. A Case of You (Joni Mitchell)
09. The Moon is a Harsh Mistress (Jimmy Webb)
10. Pretty Ballerina (Michael Brown)
11. Old Friends(Paul Simon)

タグ : SSW シンガーソングライター

掲載: 2019年05月29日 17:47