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Naxos~2019年7月発売新譜情報(14タイトル)


[naxosvideos 公式チャンネルより]

幅広いレパートリーと実力派アーティストの録音を楽しめる事で人気のレーベルNaxosレーベルの新譜情報です。

今回はルーディン&ウラル・ユース響によるミャスコフスキーの“交響曲第1番&第13番”、ルーディン&ムジカ・ヴィーヴァ・モスクワ室内管のシュターミッツの“交響曲集Op.3”、人気シリーズ『スーザ:吹奏楽のための作品集第19集』、フランス出身のヴァイオリニスト、エミール・ソーレ(1852-1920)が作曲した“24のエチュード・カプリース 第3集”、新しいシリーズ「モダン・トランペットの芸術」、ロッシーニの歌劇“エドゥアルドとクリスティーナ”、グノーの歌劇“ファウスト”など、世界初録音も含むCD14タイトルがリリースされます。

ミャスコフスキー(1881-1950):交響曲 第1番、第13番
アレクサンドル・ルーディン(指揮)、ウラル・ユース交響楽団

「ベートーヴェン、マーラー、ブルックナーなどのように多くの作曲家は交響曲第10番を完成できない」…そんなジンクスをあっさり破ったのがロシアの作曲家ミャスコフスキー。彼は生涯に27曲の交響曲を作曲、現代でも「ソヴィエト交響曲の父」として讃えられています。活動の初期にはピアノ曲と歌曲を書いていたというミャスコフスキーが、交響曲第1番に着手したのは1908年、サンクトペテルブルク音楽院に在学中の時。完成版は1914年に初演されたものの、彼自身は作品の出来に不満を持っており、1921年に大幅な改訂を加え、よりロシア情緒あふれる作品へと書き換えています。1933年に作曲された第13番は大きく3つの部分に分けられる単一楽章の作品。彼の作品の中で“最も不協和音が多用された”曲であり、この曲を境に、ミャスコフスキーの作風は聴きやすいものへと変遷を遂げていきます。冒頭の弦の響きを切り裂くようなティンパニの活躍が目立つユニークな交響曲です。
(ナクソス・ジャパン)

ヨハン・シュターミッツ(1717-1757):交響曲集 Op.3
アレクサンドル・ルーディン(指揮)、ムジカ・ヴィーヴァ・モスクワ室内管弦楽団

18世紀、ボヘミアで全盛を誇ったシュターミッツ一族。なかでもヨハンは“マンハイム楽派”の創立者とされています(室内楽作品で知られるカールは、ヨハンの息子)。彼が残した50曲以上の交響曲は、それまでのイタリア序曲から派生した3部からなるシンフォニア(急-緩-急)ではなく、メヌエットを挿入した4楽章形式で書かれており、これはヨーゼフ・ハイドンを先取りする、当時としては新しい試みでした。またソナタ形式の発展にも寄与し、オーケストラ内では管楽器を重用することで音色にメリハリを付けるなど、作品に近代的な響きを与えたことでも知られています。このアルバムでは1750年前後の交響曲を5曲収録。ハイドンが1750年代の終りから交響曲の作曲に手を染めたことを考えると、やはりシュターミッツが時代を先取りしていたことがわかります。
(ナクソス・ジャパン)

スーザ(1854-1932):吹奏楽のための作品集 第19集
キース・ブライオン(指揮)、ロイヤル・カレッジ・オブ・ミュージック・ウィンド・オーケストラ

「マーチ王」として知られるスーザですが、彼はワルツやオペレッタなど多くのジャンルに渡って作品を書きました。このアルバムに収録された2曲のユモレスクも珍しい作品。「On the 5.15」は1915年に流行したポピュラー・ソングを元にしており、今回の録音にあたってはD.スターン版を収録、曲の途中でブライオンの声が聞こえる楽しい作品に仕上がっています。もう1曲のユモレスク「バンド・ケイム・バック」はロータリー・クラブでの昼食会でのバンドのメンバーたちの処遇を描いた作品。他にはトロンボーンが活躍する「ファイティング・レース」、3人の女声が声を競う「未確定の宣言」などユニークな曲を収録。よく知られる民謡「わらの中の七面鳥」で全編が締めくくられます。
(ナクソス・ジャパン)

エミール・ソーレ(1852-1920):24のエチュード・カプリース 第3集(第14番-第19番)
ナツリン・ラシドヴァ(ヴァイオリン)

フランス出身のヴァイオリニスト、エミール・ソーレ。幼い頃から神童として名を広め、時にはフランツ・リストと共演するなど華々しい演奏活動を行いました。指導者としても活躍、ベルリン新音楽アカデミーや、ロンドンの英国王立音楽院で後進を指導、最終的にはロンドンに定住し、作曲家としても数多くの作品を発表しています。彼は自身の素晴らしいテクニックを伝えるためにいくつかの練習曲を作曲、その中で最も難易度が高く、かつ芸術的に優れているとされるのが「24のエチュード・カプリース」です。10分近くの長さを誇る各々の曲は、単なる“練習曲”の域を完全に超えており、それぞれが独立したコンサート・ピースとしても成立するほどの高い完成度を誇っています。第1集、第2集と同じくナツリン・ラシドヴァが作曲者「ソーレ」の名を冠した1685年製のストラディヴァリを演奏、その美しいサウンドで作品の魅力を存分に伝えます。
(ナクソス・ジャパン)

モダン・トランペットの芸術 第1集
ヒュー・モーガン(トランペット)、パトリシア・ウルリヒ(ピアノ)

NAXOSの新しいシリーズ「モダン・トランペットの芸術」。20世紀から21世紀にかけてトランペットとピアノのために書かれた様々な作品を集めるという趣旨のもと、第1集では1906年に作曲されたエネスコの「伝説」をはじめ、ヒンデミット、マルティヌーら近代の作品から、マクスウェル・デイヴィス、リゲティといった現代作品を収録しています。なかでもエネスコの「伝説」は、楽器特性の進歩により半音階奏法が完全に可能となった証と言える作品で、近代トランペット作品の中でも重用視される曲。他のレパートリーでも数々の特殊奏法を用い、万華鏡のような音色を駆使しており、トランペットの可能性を極限まで追求した聴きごたえのあるものばかりです。アンサンブル「セプトゥーラ」のメンバーであり、バーゼル交響楽団の奏者、ヒュー・モーガンの超絶技巧でお楽しみください。
(ナクソス・ジャパン)

ロッシーニ(1792-1868):歌劇《エドゥアルドとクリスティーナ》
ジァンルイージ・ジェルメッティ(指揮)、ヴィルトゥージ・ブルネンシス

エドゥアルドとクリスティーナは秘密の内に結婚し、子供も生まれています。しかし、このことを知らないクリスティーナの父であるスウェーデン王カルロは、彼女とスコットランドの王子ジャコモとの縁談を目論みます。いよいよ王カルロがクリスティーナのところにやってきた時に、出てきたのは2人の子供グスターヴォ。「父は誰なのか?」と問い詰める王、答えることのできない娘…王は法廷で彼女を裁くことを決断しますが…

1819年に初演された《エドゥアルドとクリスティーナ》。実は新作ではなく、ロッシーニの以前のいくつかの作品からかなりの曲が転用された「再生オペラ」であったため、それに気が付いた当時の聴衆は作品を非難。次第に忘れられてしまいました。しかし、全体の出来ばえは素晴らしく、また転用元のオペラはほとんど演奏されることもないので、現在の聴き手としては、全く新しい作品として楽しむことができるでしょう。ロッシーニを得意とするジェルメッティの見事な演奏に乗って、歌手たちが迫真の歌唱を聴かせます。
(ナクソス・ジャパン)

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カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2019年06月19日 00:00