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第九でカウンターテナーを起用!アダム・フィッシャーのベートーヴェン交響曲全集


ベートーヴェン:交響曲全集 アダム・フィッシャー(指揮) デンマーク室内管弦楽団
naxos japan公式YouTubeページより

新鮮なアイデアが満載!アダム・フィッシャーのベートーヴェン交響曲全集

アダム・フィッシャーと、彼が首席指揮者を務めるデンマーク室内管弦楽団によるベートーヴェンの交響曲録音が全集で登場。ピリオド解釈の軽快さと力強さ、伝統的解釈の重量感と抒情性を併せ持つほか、デュナーミクやテンポの処理、パート・バランスなどに独自のアイデアが満載で、個性的な解釈ながら決して奇抜ではなく、実に爽快な演奏に仕上がっています。極めつけは第九でのカウンターテナーの起用であり、独唱者の中ではあまり目立たないアルトのパートに独特の存在感を与えているのはたいへん面白いところです。

デンマーク室内管弦楽団は、以前はデンマーク放送所属の団体(デンマーク放送シンフォニエッタからデンマーク国立室内管弦楽団に改称)でしたが、2015年より現在の名称で独立した団体として活動しています。1997年から共演を続けているアダム・フィッシャーとは、2013年にデンマーク国立室内管弦楽団としてリリースしたモーツァルトの交響曲全集(DACAPO/8.201201)が、世界的に高い評価を得ました。彼らのベートーヴェンは、デンマーク放送時代から刺激的な内容で実演では大きな評判となっており、2013年から録音も始まっていたようですが、デンマーク放送はこのプロジェクトを中止してしまいました。そこで独立後の2016年から新たに録音されたものが今回の全集となったといういわく付きで、多くのファンが待ち望んだリリースといえます。彼らの以前の本拠地であり、今では王立デンマーク音楽アカデミーの所属となっているコペンハーゲンのコンサートホールで、満席の聴衆を前に劇的な公演が行われ、その直後にセッション録音されていったものです。
(ナクソスジャパン)

ベートーヴェン(1770-1827):交響曲全集                        
( )内は収録日

【DISC1】
交響曲第1番 ハ長調 Op.21 (2016年2月29日-3月1日)
交響曲第2番 ニ長調 Op.36 (2016年11月28-29日)

【DISC 2】
交響曲第3番 変ホ長調 Op.55 「英雄」 (2017年10月23-26日)
交響曲第4番 変ロ長調 Op.60 (2016年11月30日-12月1日)

【DISC 3】
交響曲第5番 ハ短調 Op.67 (2019年2月4-6日)
交響曲第6番 ヘ長調 Op.68 「田園」 (2018年3月12-16日)

【DISC 4】
交響曲第7番 イ長調 Op.92 (2017年11月27-29日)
交響曲第8番 ヘ長調 Op.93 (2016年3月2-3日)

【DISC 5】
交響曲第9番 ニ短調 Op.125 「合唱」 (2018年11月26-29日)
サラ・スヴィトリツキ(ソプラノ)
モルテン・グローヴェ・フランゼン(カウンターテナー)
イルケル・アルザユレク(テナー)
ラルス・メラー(バリトン)
デンマーク国立コンサート合唱団 …以上、DISC 5

アダム・フィッシャー(指揮)
デンマーク室内管弦楽団

録音場所:王立デンマーク音楽アカデミー コンサート・ホール
デンマーク放送コンサートホール 第2スタジオ (第5番のみ)


アダム・フィッシャーのベートーヴェン

カテゴリ : ニューリリース | タグ : ボックスセット(クラシック)

掲載: 2019年07月01日 17:30

更新: 2019年07月02日 12:00