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『WA B・O・O・G・I・E 1980s Japanese Boogie / Funk / Modern Soul / Fusion』発売記念!タワレコバイヤーが選んだオススメ和ブギー20選

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DJの視点で、「クロい」80年代産・和モノを紹介するディスクガイド本『WA B・O・O・G・I・E 1980s Japanese Boogie / Funk / Modern Soul / Fusion』よりタワレコ・バイヤーが700曲にもおよぶ掲載楽曲の中から、現在タワレコでCDで購入できるオススメ和ブギー20選をチョイス!ガイドブックにて執筆しているDJ/バイヤー陣のコメントと共にご紹介!!

ジャパニーズ・ブギー/フュージョンが国内外で大人気!
2010年代に入り、7インチを軸にした「発掘」にシンクロし、ダフト・パンクやブルーノ・マーズに代表される現行ブギー作品が登場し、盛り上がりを見せた(洋楽)ブギーの音楽的特徴を当てはめ、再発見された「クロい」80年代産・和モノを紹介するディスクガイド。
本書は、リアルタイム体験していない世代のDJやバイヤーが中心となってキュレーションしたことで、リリース当時流通していた評価やイメージに囚われない選曲にご注目頂きたい。たとえば「和モノ」「シティ・ポップ」であまり紹介されてこなかった、打ち込み「後」=80年代中盤以降産にもスポットライトが当たっているのも特色。
表紙のイラストは、不朽の名盤・大瀧詠一『A LONG VACATION』をはじめ、2019年5月に米レーベルから発売されたジャパニーズ・シティ・ポップの編集盤『Pacific Breeze』のジャケットにも起用された永井博氏!


以下、『WA B・O・O・G・I・E 1980s Japanese Boogie / Funk / Modern Soul / Fusion』 掲載盤より抜粋



DJ NOTOYAレコメンの一部をご紹介!

東京都出身のDJ/キュレーター。
2018 年9月には初となる公式ミックス『Tokyo 1980s Victor Edition』をビクターエンタテインメントよりリリース。時代に埋もれてしまったビクターの知られざる名曲達を煌びやかに現代へ蘇らせ、国内外で高い評価を受ける。


「Dejavu」

AB'S『AB'S』

SHOGUNやパラシュート、スペクトラムなどで活躍した名うてのミュージシャン達で結成されたスーパー・グループのファーストアルバム。UKオンリーで12インチシングルもリリースもされた「Dejavu」は渡辺直樹のメロディックなベース・プレイに引き込まれる傑作ミディアム。芳野藤丸のソロ作品の系統をそのまま受け継いだサマー・フィールなAOR「Fill the sail」も必聴

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「Ceramic Smile」

ハイ・ファイ・セット『Gibraltar』

フォーク・バンド、赤い鳥解散後のメンバーで結成された美しいハーモニーで一世を風靡したコーラス・グループの15枚目のアルバム。数ある彼らの楽曲の中でも最もブラコン色濃厚な「Ceramic Smile」は新川博アレンジによる和製ミネアポリス・ファンク。西本明率いるTOPSTONEアレンジによる「秘密旅行」や、美麗なバレアリック・チューン「白夜」など、エクスペリメンタルな作品に仕上がっている。

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「ストレンジャーの夜」

岡本舞子『fascination +9』

ヴォーカリスト、キーボーディスト、アレンジャーとして活動していた山川恵津子が前作に引き続きアルバムの大半のプロデュースを担当したセカンド・アルバム。目玉は何と言ってもラー・バンド「The Shadow Of Your Love」を大胆に引用した「ストレンジャーの夜」だろう。イントロのハットからきっちりコピーしており逆に清々しい。シングル・カットもされた「ファッシネイション」も秀逸な真性アイドル・ブギー。

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「天使のタキシード」

彩恵津子『PASSIO +4』

透き通ったハイトーン・ヴォイスが特徴の女性シンガーの4枚目のオリジナル・アルバム。全曲のプロデュース、アレンジをフュージョン・ギタリスト、鳥山雄司が手がけた高水準なエレクトリック・ポップス充実作だ。鳥山が作曲も担当した「天使のタキシード」は切れ味のあるシンセ・ブギー名曲だ。バレアリックなミディアム「Airport Dance」などもグレイト。

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「夏の午后」

崎谷健次郎『Realism-Anthologyー』

鳥山雄司、倉田信雄、今剛、吉川忠英らが参加し、崎谷自身が初めて作詞にも取り組んだセカンド・アルバム。鳥山が崎谷と共同アレンジした「夏の午后」はウエットな質感のアーバン・ミディアム・チューン。エレクトリック・ディスコ「This Time」はM.I.D.プロデュースで12 インチ・カットされたが、英語詞であったのが個人的には少し残念であった。「6月・絵と君と」もナイスなエレクトリック・レゲエ。

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「Take Me」

大野方栄『マサエ・ア・ラ・モード』

コケティッシュな声質が特長で、300曲以上のCMソングを歌っていた彼女が、当時飛ぶ鳥を落とす勢いのカシオペアのメンバーを中心にバックに従え、佐藤博をアレンジャーに迎えた色彩豊かな傑作アルバム。カシオペア『Mint Jams』収録の名曲に大野方栄自身が歌詞をつけたカヴァー「Take Me」はフュージョン・ファンには堪らないはず。滝沢洋一が作曲の「X'Masの夏」も胸を締め付けるAORチューン。

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「Imagination」

八神純子『コミュニケーション』

ディスコメイトからアルファ・ムーンに移籍後、後に夫となるJ.J.スタンレーをプロデューサーに迎えた8作目。鷺巣詩郎によるミニマルな音作りが斬新なエレクトロ・ブギー「Imagination」は類を見ない格好良さ。〈Extended Club Mix〉を収録した12 インチ・シングルでもリリースされた「Communication」は個人的に日本語で歌ってくれれば完璧だった。「1984( 西暦2000年に向けて)」もナイスなブラコン・バラード。

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「Who Are You」

芳野藤丸『YOSHINO FUJIMARU』

SHOGUNやAB'sといった超技巧派バンドのリーダーとして活躍した藤丸のソロ・デビュー作。桑名晴子とのデュエット曲「Who AreYou?」はシングル・カットもされた傑作サマー・アンセム。清涼感のあるミディアムAOR「Free Way 5 to South」、フェイク・レゲエな「Not What I'm Looking For」、TR-808 を用いたメロウ・ステッパー「Pretender」など、全編ハイ・クオリティ。

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AZ(Revelation Time)レコメンの一部をご紹介!

大阪南船場の中古レコード店、Revelation Timeの店主。


「Get To Paradise」

金子マリ『MARI FIRST』

“下北のジャニス”の異名を持つソウルフルな女性歌手のファーストソロ収録の異色コズミック・レゲエ・ファンク。ミッドテンポのローファイ横ノリリズムボックス、ダビーなシンセ、ベースに、ルースなボーカルが絶妙。最近人気のレゲエディスコ、非レゲエ・アーティストによるフェイク感あるレゲエ、所謂レゲエ・ノット・レゲエとも相性が良さそう。某人気海外ヒップホップ・プロデューサーにおススメしたら即購入して頂いたお墨付きの一曲。

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「いつかゆられて遠い国」

山口美央子『夢飛行』

当時若干21歳の女性SSWのデビュー作から。オリエンタリズムを感じる、印象的なリフレインが耳に残るラテン風味も効いたオリエンタルポップ。シンセサイザーで井上鑑、松武秀樹、ドラムに山木秀夫等、手練れがガッチリとバックアップ。アップテンポな「Paradise」、今ジャスト感あるアンビエントポップな「Waltz」も良し。前髪パッツンの妖艶なルックスに歌詞の独自の言語感覚も含めて、細野晴臣らが実験してきた和洋の融合を感覚的に成功させているのが驚き。

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「Loddyの生活」

早瀬優香子『水と土』

渋谷系、和製アシッド・ジャズの先駆とも言えそうな、村上ポンタ秀一のグルーヴィなドラムが気持ちよいジャジー・メロウ・ブギー・チューン。前作『Polyester』など、クレプスキュール的和製ヨーロピアン・ワールドポップスの傑作を残していますが、現在逆輸出的に海外でも高く評価されてます。同じくウィスパー系ボーカルのカヒミ・カリィもファンだったとか。リリース時期のせいか、アナログは非常に入手困難なので、CDでの入手をオススメします。

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LADY-K (nervy)レコメンの一部をご紹介!

根っからのクラブ育ちでキャリアスタート。自ら提唱・打ち出した“ELEGANT FUNK”なる新たなジャンルを探究中。


「Get Your Love Tonight」

中山美穂『CATCH THE NITE』

角松敏生全面プロデュースで良曲揃い、アナログはすでに高騰しているアルバム『CATCH THE NIGHT』収録曲。クールな中山美穂のヴォーカルをなかなかヘヴィーで豪華な打ち込みトラックが支え、角松&藤沢コーラスが要所で登場。それがアウトロではたっぷり前面にお目見えしてたまらないです。斎藤謙策/作詞・藤沢秀樹/作曲、2ヶ月後全く違うアレンジでJADOESがセルフカヴァー、コチラも◎。

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NOR-1レコメンの一部をご紹介!

現在、数少ないフュージョンオンリーのパーティ「Fusion Colors」にDJとして参加、「Magnificent Disco」「首都高SOUL」などのレギュラーパーティを共同主催。


「さよならの風景」

大野方栄『マサエ・ア・ラ・モード』

すでに8作目までリリースしている大野だが、2012年の2ndまではこれが唯一のアルバムだった。良曲目白押し(私はDJで4曲使います)な中で破壊力高いのがこの曲。タイトルが違うので気付かれづらいが、シャカタク「Invitations」の日本語カヴァーです。キーボードの旋律まで歌っているため、全編歌モノに変貌。バックはカシオペア+佐藤博で、演奏力はオリジナルより上では?と言いたくなる瞬間が何度もある。本書の読者には全員聴いていただきたい傑作アルバムです。

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「Prophet Voyager」

櫻井哲夫『Dewdrops』

カシオペア櫻井哲夫の1stソロ。ベーシストのソロ作は超絶プレイで前面に出て行く方向と、背後からサウンド全体を俯瞰する方向の両極端に分かれる印象だが、こちらは後者。本人やゲストがボーカルを取る、バラエティに富んだAOR的トータルアルバムだが、逆に目立つこのインスト曲をピックアップします。ギターとシンセの重ね方が半端なく、その上に(下に?)櫻井の超絶スラップベースが炸裂する、プログレッシブ・フュージョンといった趣のアルバムラス曲。

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Norioレコメンの一部をご紹介!

大阪は心斎橋にて2007年より、“Re-discover the music”をコンセプトにレコード・ストア『rare groove』を運営。主宰DJイベント『Metro』、Revelation Time のAZ 氏と共にストリーミング・プログラムを運営し、海外のDJとも交流を図っている。


「DO WHAT YOU DO」

NORIKI『ノリキ』

山下達郎、竹内まりや、日野皓正のツアーなどJ-POPから和ジャズまで多岐にわたって活躍する鍵盤奏者、野力奏一率いるグループ、NORIKIの'83年リリースのデビュー作に収録。シンセ・ベースと多彩なシンセ・サウンドが印象的な美メロトラックに、国分友里恵のエモーショナルなヴォーカルをフィーチャーした、込み上げ系和アーバン・ブギー傑作!海外のブギー系DJ /コレクターのトップ・ウォント盤としてもお馴染みの一枚です。

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「秘密旅行」

ハイ・ファイ・セット『Gibraltar』

細野晴臣がグループ名の名付け親としても知られるポップ・コーラスグループ、ハイ・ファイ・セットの'87年リリースのナンバー。ヨーロッパの情景が浮かび上がる歌詞とハイ・ファイ・セットらしい美しいハーモニー、打ち込みドラムとシンセベースをフィーチャーしたエレクトリック&アーバンな地中海的シンセポップ・ナンバー。ARAGONの浦田恵司がシンセプログラミングを担当。海外のDJからも人気の高いシティポップ・ナンバーです。

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「アラビアン・ラプソディー」

山口美央子『夢飛行』

女性シンガー・ソングライター、山口美央子の'80年リリースのデビュー作に収録。山口美央子のアンニュイなヴォーカル、PARACHUTEやマライア・メンバー、4人目のY.M.O.こと松武秀樹をフィーチャーし、フュージョン/レゲエ/ニューウェイヴをクロスオーヴァーするオリエンタルなシンセポップ・ナンバーに仕上がっています。楽曲、ビジュアル共に東洋の神秘的な部分を打ち出した、海外でも人気の高いシンセ・ポップ作品。

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「Girl's In Love With Me」

芳野藤丸『YOSHINO FUJIMARU』

SHOGUN、AB'sのメンバー、スタジオミュージシャンとしても活躍する芳野藤丸の'82年リリースのナンバー。松下誠、渡辺直樹、岡本郭男という、のちに共にAB'sを結成する面々が参加するシティポップの名盤に収録された極上のメロウ・ダンサー。イントロのJake H.Concepcionのサックス、桑名晴子とEPOのコーラスがアーバンなサウンドを更に演出している。海外のシティポップ愛好家からもウォントの多い一枚。

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「Kimono」

櫻井哲夫『Dewdrops』

和フュージョン・シーンを代表するグループ、CASIOPEAのベース奏者、櫻井哲夫の'86年リリースのナンバー。存在感のある櫻井哲夫のスラップベース、イントロからインパクトを与える仙波清彦の和楽器と山下達郎の作品にバックコーラスで参加していた山川恵津子のヴォーカルをフィーチャーした、オリエンタル&ファンキーなフュージョン・ダンサー。 ハイセンスなアレンジメントは鳥山雄司によるもの。海外のブギーDJ からも人気の一曲。

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Willieレコメンの一部をご紹介!

江古田発レフトフィールド音楽会TRANSiT主催。偏った視点で面白いと思うモノを節操なく掘り起こし続けるジャンルレスな中古レコード・ストア、ココナッツディスク江古田店の店長


「SMALL DYNAMITE」

小林泉美『ココナッツ・ハイ』

林立夫、松原正樹、今剛等とのフュージョングループ、パラシュートや小林泉美+ほぼマライアなメンバーのフライング・ミミ・バンドで活動したキーボード奏者、小林泉美のソロ名義'81年作。ハーヴィー・メイスンやタワー・オブ・パワー・ホーンズなど参加の本格派アーバン・モダン・ファンク「Small Dynamite」! 和ラヴァーズロック「Lazylove」など「ラムのラブソング」や次作『Nuts, Nuts, Nuts,』へ繋がるトロピカルNW路線も。

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Yasushi (Groovenut Records)レコメンの一部をご紹介!

中古レコード店「Vinyl7」での修行を経て、2010年に独立し「Groovenut Records」を大阪心斎橋に開店。「ヒップホップ」な感性をベースに、ジャンル、そして値段に囚われない多様な品揃えを日々追求。


「Don't Look Back」

ベーカーズ・ショップ with ハルコ 『ホット・ライン』

大阪市出身のシンガー・ソングライター、桑名晴子の通算3 枚目となった'80年発表作『Hot Line』収録曲。作詞だけでなく作曲も本人によるもので、ギターカッティングとエレピが見事に絡み合うイントロからセンス炸裂。相手の熱い気持ちに心を揺さぶられながらも、別れを選んだ自分に対し「振り向くな」と自らを奮い立たせるように感情いっぱいに歌い上げた傑作メロウダンサー。終盤のリフレインが沁みます。

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「狼ガール」

彩恵津子『PASSIO +4』

角松敏生作品への参加も知られる女性シンガー、彩恵津子の'86年10月発表のアルバム『PASSIO』収録曲。アルバムに先んじてカットされたシングル「悲しくないのに」のB面にも収録されています。近年再評価が著しい名プロデューサー/ギタリスト、鳥山雄司との共作曲。本人のペンによる、まさに肉食系全開な歌詞が印象的なブラコンチューン! スクラッチを意識したようなエディットは角松敏生からの影響でしょうか。

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「彼にはかなわない」

小山水城『ANGEL'S DREAM』

カシオペアのベーシスト・鳴瀬喜博のバンド、Chaosのリードヴォーカリストで、ドラマ「あぶない刑事」のサントラへの参加、森高千里や斎藤誠のバックヴォーカルを務めるなど裏方としても活躍した女性シンガー、小山水城のデビューシングル。同年発表のアルバム『Angel's Dream』にも収録されています。音数の多い派手な印象を与えるトラックの上で複雑な恋心を確かな歌唱力で歌い上げたナイスアーバンソウル! 名作曲家・筒美京平の'80年代後期の隠れた好作。

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「夢の続き」

竹内まりや『REQUEST 30th ANNIVERSARY EDITION』

旦那の山下達郎と共に国内外での再評価が著しいシンガー・ソングライター、竹内まりやの87年リリースアルバム『リクエスト』のリードシングルとして発表。山下達郎によるシンセとリズムマシーンTR-727を駆使したエレクトリックなトラックが印象的なモダンディスコの名曲です!『リクエスト』の発売30周年を記念したリマスターCDの購入者特典として「プラスティック・ラブ」とカップリングで12inchシングル化されました。

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「Sherry」

中山美穂『CATCH THE NITE』

角松敏生をプロデューサーに迎えて制作された、ミポリンこと中山美穂の88 年発表、通算6枚目のアルバム『CATCH THE NITE』収録曲。SOSバンド辺りを彷彿とさせるエレクトロファンクなイントロのシンセベースが非常に印象的。作者である角松敏生もリメイクカバーしたバラードの名曲で通算12枚目のシングル「You're My Only Shinin' Star」のB面にも収録されています。シングルの方が音圧が高くDJ向きだと思います。

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やる夫(ビート会議)レコメンの一部をご紹介!

東京都出身。15歳の時にHip Hopと出会い一旦DJ活動を休止するも10年の時を経て活動を再開。和モノに関してはジャンルに囚われず、演歌・ブルース歌謡・フォーク・シティポップ・ブギー・ジャズなど多岐に渡り、一部の和モノマニアに定評がある。ビート会議会員。


「ポールポジション」

今井美樹『elfin』

確かな歌唱力とサウンドと美しさでシティ・ポップ好きにはおなじみの今井美樹の87年リリースのアルバム『elfin』から。プロモオンリーでシングル化も。作曲にロックグループ・WITHのメンバーだった中崎英也、今井美樹の専属アレンジャーは佐藤準。コンガ系の打楽器ブレイクからブイブイなるベース、清涼感のあるピアノリフ、まさにオーシャンメロウ・ブギーの傑作に相応しい内容。夏度数満点、フロアの受けもいいと思いますので、是非ゲットしていただきたい1枚。

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小俣隼人レコメンの一部をご紹介!

diskunionお茶の水ソウル/レアグルーヴ館バイヤー。ソウル/ブラックミュージックを軸にしつつ古今東西、様々な音楽を探求すべく仕事に励む日々。


「RIVER MUST FLOW」

ジュディー・アントン『スマイル』

ジノ・ヴァネリの名曲をミディアム・フローターに再構築した松下誠の抜群のアレンジ・センスに脱帽。ジュディ・アントンのアンニュイな歌声と浮遊感あるトラックの組み合わせが絶妙。同じく『Smile』収録の松本隆作詞の「Living In The City」も甲乙付け難い名曲ながら本書的にはこちらをセレクト。和モノうんぬん抜きでモダン・ソウル/AORとしてトップ・クラスの出来栄え。

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「Communication」

八神純子『コミュニケーション』

日本ポップス史上に残る名曲「みずいろの雨」や流線形にもカヴァーされ、シティ・ポップ・ファンにもお馴染みの「サマー・イン・サマー」などで歌唱力はお墨付きではあったものの、こういったソウルフルでブギーな楽曲も歌いこなせる八神純子の素晴らしさを改めて感じることのできる'80年代名曲。後の夫となるJ.Jスタンレー・プロデュースのクリスタルなブギーサウンドや英語詩も新鮮。

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つづきはWA B・O・O・G・I・E 1980s Japanese Boogie / Funk / Modern Soul / Fusion でチェック!

 

掲載楽曲収録!タワレコ限定盤オススメCDはこちら!

黒住憲五『スティル』のみLPです。


 

 

 

タグ : シティ・ポップ

掲載: 2019年07月24日 17:00