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名盤復活!ヤーコプス&ベルリン古楽アカデミーのA.スカルラッティ“歌劇「グリゼルダ」”(3枚組)

グリゼルダ

フィゲイレド、ベルリン古楽アカデミーの通奏低音の見事さ!A.スカルラッティの傑作「グリゼルダ」名盤復活!

A.スカルラッティは100以上のオペラを書いており、オペラの歴史の初期の最重要作曲家の一人ともいえますが、その作品の上演機会は極めて少ないといえるでしょう。これは、2002年にヤーコプスが録音した傑作「グリゼルダ」の再発盤です。

物語の舞台はシチリア。グァルティエーロ王は、きわめて良識人である妻グリゼルダの貞操を確かめるために、残酷な裁きにかけます。しかし彼女の慈悲深さと徳のある人格はすべてに打ち克ち、大団円で幕となる物語です。

随所にちりばめられた美しいアリアは聴きごたえ十分。そしてヤーコプスとフィゲイレド率いるベルリン古楽アカデミーのアンサンブル、そして通奏低音の美しさ(リュートでは野入志津子も参加)には驚かされるばかり。

この「グリゼルダ」は1721年に初演された一度の上演の後は、音楽の趣味と経済的理由により再演されることはありませんでした。
19世紀後半に再び注目され、A.スカルラッティの傑作として一躍みとめられることになったオペラの、ヤーコプスと名歌手、名器楽奏者たちによる待望の録音の登場となった名盤が復活します!
(キングインターナショナル)

【曲目】
アレッサンドロ・スカルラッティ(1660-1725):歌劇《グリゼルダ》

【演奏】
グリゼルダ:ドロテア・レッシュマン(ソプラノ)
グァルティエーロ:ローレンス・ザゾ(カウンターテナー)
コンスタンツァ:ヴェロニカ・カンジェミ(ソプラノ)
ロベルト:ベルナルダ・フィンク(メゾソプラノ)
オットーネ:シルヴィア・トロ・サンタフェ(メゾソプラノ) 他

ルネ・ヤーコプス(指揮)
ベルリン古楽アカデミー
ニコラウ・デ・フィゲイレド(合唱指揮、通奏低音(チェンバロ))

【録音】
2002年11月、テルデックス・スタジオ・ベルリン

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2019年09月02日 00:00