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Lee "Scratch" Perry(リー・スクラッチ・ペリー)最新作『RAINFORD』のダブ・ヴァージョン再構築作『HEAVY RAIN』をリリース

Lee 'Scratch' Perry(リー・スクラッチ・ペリー)『HEAVY RAIN』

『Rainford』が2019年における『Roast Fish, Collie Weed & Corn Bread』(1992) だとすれば、今作『Heavy Rain』は『Super Ape』である。

伝説の中の伝説、リー・スクラッチ・ペリーが、盟友:エイドリアン・シャーウッドと再びタッグを組み4月にリリースした作品『Rainford』。世界的に絶賛されているこのアルバムを、ブライアン・イーノやボブ・マーリーなどと共に活躍した伝説的トロンボーン奏者:ビム・ゴードンを新たにゲストとして迎え、リーとエイドリアンがダブ・ヴァージョンに再構築したアルバム『Heavy Rain』の発売!!

国内盤にはボーナス・トラックが追加収録され、解説書が封入。数量限定でオリジナルTシャツセットも発売! LPは通常盤に加え限定のシルバー・ヴァイナルも登場し、オリジナルである『Rainford』のゴールド・ヴァイナルと合わせてゲットしたいアイテムとなっている。


CD+Tシャツセット

Lee 'Scratch' Perry(リー・スクラッチ・ペリー)『HEAVY RAIN』


RAINFORD

これは今までリーが作った中で最も私的なアルバムであると同時に、音楽的発想はすごく新鮮で、こういった作品を完成させられたことを非常に誇りに思っている。— エイドリアン・シャーウッド

『Rainford』において、エイドリアン・シャーウッドは、優れた制御の感覚と自信を持って、そもそもなぜリー・ペリーが特別なのかを我々に思い出させてくれる完璧な環境を与えている。- The Guardian

レゲエ界のみならず、全音楽史を見渡しても、リー・ペリーが、他に類を見ないほどの偉人であることは、もはや説明不要だろう。巨匠ブライアン・イーノが「録音音楽屈指の天才」と称するグラミー賞プロデューサーであり、キース・リチャーズからデヴィッド・リンチ、ザ・コンゴスからザ・クラッシュ、ジュニア・マーヴィン、ビースティ・ボーイズなど、多くのアーティストのコラボレーターであると同時に、80歳を超えた今もなお、その革新的な姿勢で、多くのファンを魅了する伝説の存在だ。

一方エイドリアン・シャーウッドは、80年代から90年代にかけて確立したそのレフトフィールドなサウンドを通して、UKダブを当時最も先進的なサウンドとして世界に広めると同時に、後の音楽史に多大な影響を及ぼしたプロデューサーとして、40年近く第一線で活躍。ナイン・インチ・ネイルズ、プライマル・スクリーム、ブラー、デペッシュ・モード、ザ・フォール、ルーツ・マヌーヴァといった多様なアーティストたちとコラボレートし、自身の武器であるミキシング・デスクを通して、唯一無二のサウンド・サイエンスを提供してきた。

リーとエイドリアンの友情は1980年代半ばまで遡る。2人はアンダーグラウンドのラジオ界における伝説的人物スティーヴ・ベイカーの仲介で出会った。この出会いが、『Time Boom X De Devil Dead』や『From The Secret Laboratory』といった〈On-U〉の傑作や、リーが生き生きとしたヴォーカルをダブ・シンジケートのレコードに吹き込むといったことに繋がる。今回完成した『Rainford』は、2年以上に及ぶ制作の成果で、二人が信頼を寄せる一流ミュージシャンたちと共に、三つの国でレコーディングされている。後世に残る作品を作ろうという決意で臨んだ今回、シャーウッドはこの作品をリック・ルービンがジョニー・キャッシュと組んで〈American Recordings〉からリリースした一連の作品になぞらえ、アルバムのタイトルに本名が使われていることからも明らかなように、リーにとって、かつてないほどパーソナルな作品であると共に、間違いなくリーのキャリアの中でも最も力強い作品の一つとなっている。


Lee 'Scratch' Perry(リー・スクラッチ・ペリー)Adrian Sherwood(エイドリアン・シャーウッド)

タグ : 世界の音楽

掲載: 2019年11月22日 12:40