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ア・ノクテ・テンポリスとヴォクス・ルミニスが共演!シャルパンティエ“オルフェ、冥府へ下る”&“オルフェの冥府下り”

シャルパンティエ

フランス語圏の古楽シーン最前線から届いた、リュリの最大のライヴァルによるオルフェウス物語2編

Alphaレーベルでの録音を通じ、フランス17~18世紀の音楽を積極的に世界へ発信しつづけている古楽歌手レイナウト・ファン・メヘレンのグループ、ア・ノクテ・テンポリス。
かたやフランス、ベルギー、ドイツなどの実力派古楽歌手たちを軸に、各パート2~3人に絞った小規模編成でドイツ三大S(シュッツ、シャイン、シャイト)からヘンデルまで、幅広いレパートリーを世に問うてきた古楽声楽集団ヴォクス・ルミニス。
ヨーロッパの古楽研究とライヴ・パフォーマンスの最前線をゆく二つの俊才集団が手を組み、フランス・バロック最大の作曲家のひとりシャルパンティエの2傑作と正面から対峙した充実アルバムを録音してくれました。

ルイ14世の宮廷で王室音楽総監督リュリが活躍しているあいだ、シャルパンティエは王室での仕事から遠ざけられ、リュリの妨害のもと大がかりなオペラは作曲できなかったのですが、そのかわりに小編成・小規模の声楽曲で名品を数多く残しています。
早世した恋人ユリディスを冥府まで取り返しに行く竪琴の名手オルフェ(オルフェウス)の物語では長短二つの作品を残しましたが、ここで両作品の対比をきわだたせながら、精彩あざやかな古楽器演奏でファン・メヘレンの歌を彩ってゆくア・ノクテ・テンポリスのアンサンブルはみごとなもの。
クラヴサン(チェンバロ)奏者としてパトリツィア・コパチンスカヤの名盤『TAKE TWO』でも活躍した異才アントニ―・ロマニュクが加わっているのも注目です。
実力派声楽集団ヴォクス・ルミニスの参与も頼もしく、演劇性に満ちたシャルパンティエの音楽が21世紀の今こそ対峙すべき音世界であることを説得力豊かに伝えています。
(ナクソス・ジャパン)

【曲目】
マルク=アントワーヌ・シャルパンティエ(1643~1704):
1-6) 『オルフェ、冥府へ下る』 H 471
7-32) 『オルフェの冥府下り』 H 488

【演奏】
ア・ノクテ・テンポリス(古楽器使用)
デボラ・カシェ(ソプラノ独唱)
レイナウト・ファン・メヘレン(オートコントル独唱)
エマニュエル・レシェ、アンネリース・デコック(ヴァイオリン)
アンナ・ベッソン(フラウト・トラヴェルソ)
モルガン・エウザン(リコーダー、フラウト・トラヴェルソ)
ミリアム・リニョル、サロメ・ガスラン(バス・ド・ヴィオル)
ロナン・ケルノア(バス・ド・ヴィオル、バス・ド・ヴィオロン)
ソフィー・ファンデン・エインデ(テオルボ)
アントニー・ロマニュク(クラヴサン&オルガン)

ヴォクス・ルミニス(合唱)
ズュジ・トート、ステファニー・トゥルー、クララ・クトゥリ(ドゥシュ〔=ソプラノ〕)
ヴィクトリア・カッサーノ(バ=ドゥシュ〔=アルト〕)
ラファエル・ヘーン(オートコントル〔=高音部テノール〕)
フィリップ・フレーリガー(ターユ〔=テノール〕)
リオネル・ムニエ(バス=ターユ〔=バリトン〕)
ジョフロワ・ビュフィエール(バス)

総指揮:レイナウト・ファン・メヘレン、リオネル・ムニエ

【録音】
2019年2月、ケイホフ礼拝堂(ベルギー中部フラームス=ブラバント地方)

輸入盤

 

国内仕様盤

[日本語解説付]
歌詞・解説日本語訳、補筆:白沢達生

 

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2019年11月28日 00:00