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ヒンク、ドレシャル、スタンチュールによるブラームスの“ピアノ三重奏曲第2番”&ヘーデンボルク・トリオによる“ピアノ三重奏曲第3番”!

ブラームス

受け継がれるウィーン室内楽の伝統

ウィーン・フィルの元コンサートマスター、ヒンクとチェロ首席のドレシャル、ピアノのスタンチュールにより始動した、ブラームス:ピアノ三重奏曲の録音が、遂に完結!

このCDでは、彼らによる第2番と、ヒンクとは師弟関係でもあるウィーン・フィルのヴィルフリート和樹ヘーデンボルクが兄弟と結成したトリオによる第3番を収録。ウィーンの伝統が息づく演奏をお楽しみください。
ブックレットには、ウィーン楽友協会資料室長オットー・ビーバ博士による解説も収録されています。
(カメラータ)

【曲目】
ブラームス:
1.ピアノ三重奏曲 第2番 ハ長調 作品87
2.ピアノ三重奏曲 第3番 ハ短調 作品101

【演奏】
ジャスミンカ・スタンチュール(ピアノ)[1]
ウェルナー・ヒンク(ヴァイオリン)[1]
フリッツ・ドレシャル(チェロ)[1]

ヘーデンボルク・トリオ[2]
[メンバー]
ユリアン・洋・ヘーデンボルク(ピアノ)
ヴィルフリート・和樹・ヘーデンボルク(ヴァイオリン)
ベルンハルト・直樹・ヘーデンボルク(チェロ)

【録音】
2019年4月 ほか、ウィーン

<ジャスミンカ・スタンチュール(ピアノ)>
ウィーン国立音楽大学(現 ウィーン音楽・表現芸術大学)でノエル・フローレスに師事。1989年、ウィーンの国際ベートーヴェン・コンクールで優勝後、ブザンソンやウィーンをはじめ、各地の音楽祭で着実にキャリアを重ねる。パリ管弦楽団、ロサンジェルス・フィルハーモニック、ウィーン交響楽団などのオーケストラから招聘され、また、ウィーン弦楽四重奏団やウィーナー・ヴィルトゥオーゼンのパートナーや、ウェルナー・ヒンクとのデュオ、ヒンク、ドレシャルとのトリオとしても活躍。

<ウェルナー・ヒンク(ヴァイオリン)>
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団元第1コンサートマスター。ウィーン弦楽四重奏団およびウィーン八重奏団のリーダー。1943年ウィーン生まれ。ウィーン市立音楽院(現ウィーン・コンセルヴァトリウム音楽大学)でヴァイオリンを専攻した後、ウィーン・アカデミー(現 ウィーン音楽・表現芸術大学)で、フランツ・サモイル教授の教えを受ける。64年ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団第1ヴァイオリン奏者として入団、68年第1ヴァイオリンの首席奏者、74年にはコンサートマスターに就任、2008年まで活躍。64年に「ウィーン弦楽四重奏団」を同オーケストラ・メンバーと結成、50枚近い録音を残した。現在もソリスト、室内楽奏者等として活動している。

<フリッツ・ドレシャル(チェロ)>
1947年生まれ。ウィーン・アカデミー(現 ウィーン音楽・表現芸術大学)で、フリーダ・リッシャウアー=クラウス教授、エンリコ・マイナルディ教授に師事する。1968年、同アカデミーにて優秀賞を得るなど、優秀な成績で卒業。同年、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団に入団。1973年よりウィーン八重奏団に参加。1974年にはウィーン・フィルのチェロ首席奏者に抜擢される。1985年以降は、ウィーン弦楽四重奏団のメンバーとしても活躍。2015年、ウィーンにて逝去。

<ヘーデンボルク・トリオ>
長男・和樹(ヴァイオリン)、次男・直樹(チェロ)、三男・洋(ピアノ)のオーストリア・ザルツブルク出身の兄弟によるピアノ・トリオ。スウェーデン人の父(ヴァイオリニスト)と日本人の母(ピアニスト)のもとに生まれ、それぞれ両親から音楽の手ほどきを受ける。長男・和樹、次男・直樹はウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の正団員として活動するほか、室内楽の演奏活動にも積極的である。幼少の頃より各々デュオでの共演を重ね、2012年にトリオとしての活動を開始。2016年秋に三兄弟の日本滞在が重なったことが契機となって話がまとまり、2017年に初来日ツアーの念願が叶った。同じ家庭に育ち、価値観や感覚を共有していることから生まれる言葉を超えた絆は、兄弟にしかできない息の合った親密な演奏に繋がっている。また一方で三人三様の持ち味がバランス良く表現され、そこから生み出される豊かなハーモニーは今後さらに色彩を益して行くと期待される。

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2020年03月11日 00:00