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コルネリウス・マイスター&シュトゥットガルト州立歌劇場~ヘンツェの“歌劇「ホンブルクの公子」”(2枚組)


[参考音源:Staatsoper Stuttgart 公式チャンネルより]

コルネリウス・マイスターの指揮によるヘンツェの歌劇《ホンブルクの公子》

現代オペラの古典ともいえるヘンツェの『ホンブルクの公子』はハインリヒ・フォン・クライストの原作による全3幕の作品で、個人の決断と法の判断との齟齬という今日にも通じる重いテーマを扱う作品です。

ヘンツェは「私の音楽から何か新しいものを生み出すことが出来る言葉を探していた時に、友人のクライストによる“ホンブルクの公子”に行き着いた。彼をおいて他に誰があれほどのリブレットを書くことができただろう。個人の決断とレゾン・デタ(国家の存在理由)の間の軋轢と、法と秩序の問題、支配当局の絶大な力の前に震える人間というテーマは、すべて今日でも起こり得ることであり、千年か二千年前にも起こり得たことだろう。ここ数年における私の多くの努力は、このドラマを通して新しいポイント、つまり慣例にとらわれない新しいポリフォニーに到達した」と語りました。

現代物を得意とする実力派の歌手たちと、1980年生まれで、2018年からシュトゥットガルト州立歌劇場の音楽監督に就任したコルネリウス・マイスターの指揮による演奏です。マイスターは2017年から20年3月まで読売日本交響楽団で首席客演指揮者を務めており、日本でも馴染深い存在。シュトゥットガルトでも意欲的なプログラムを取り入れ話題となっています。
(ナクソス・ジャパン)

【曲目】
ヘンツェ:歌劇《ホンブルクの公子》(1960)
全3幕のドイツ語によるオペラ
原作:ハインリヒ・フォン・クライスト
台本:インゲボルク・バッハマン 1991年改訂版

【演奏】
フリードリヒ・ヴィルヘルム:ブランデンブルク選帝侯…ステファン・マルギータ(テノール)
その妻…ヘレーネ・シュナイダーマン(メゾ・ソプラノ)
オラニエ公女ナターリエ:フリードリヒの姪…ヴェラ=ロッテ・ベッカー(ソプラノ)
ホンブルクの公子フリードリヒ・アルトゥール…ロビン・アダムス(バリトン)
デルフリンク陸軍元帥…ミヒャエル・エベッケ(バリトン)
コトヴィッツ大佐…フリーデマン・レーリヒ(バス)
ホーエンツォレルン伯爵…モーリツ・カレンベルク(テノール)

コルネリウス・マイスター(指揮)
シュトゥットガルト州立管弦楽団

【録音】
2019年3月 シュトゥットガルト歌劇場

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2020年04月24日 00:00