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大野松雄と3RENSA(Merzbow、duenn、Nyantora)|伝説的な音響デザイナーとエクスペリメンタル・ユニットによるライヴ音源

大野松雄×3RENSA

2019年2月16日、Nyantoraとduennによるアンビエント・イヴェント、Hardcore Ambienceが恵比寿映像祭で「Another World」として実現。テレビ・アニメ『鉄腕アトム』の音楽の生みの親として知られる伝説的な音響デザイナー、大野松雄、エクスペリメンタル・ユニット、3RENSA(Merzbow、duenn、Nyantora)、写真家・金村修の最新映像とともに究極の視聴覚体験のトランスポジションとなるスペシャル上映とライヴを開催した。チケットはソールドアウト。

その時のパフォーマンスをさらにアップデートする形で、 “HARDCORE AMBIENCE presents 大野松雄×3RENSA_Space Echo_Public recording”と題し、大野松雄と3RENSAの録音をパッケージングすることを目的とした公開ライヴ・レコーディングが、2020年1月18日にサウンド・デザイナーの金森祥之氏がプロデュースする天王洲アイルのKIWAにて行われた。その歴史的とも言えるレコーディングを音盤として永久保存する。スリリングでありながらもどこかユーモラスでもある極上の音響体験をお届けする。

収録曲
1. space_echo01
2. space_echo02
3. space_echo03

大野松雄
1930年東京・神田生まれ。府立六中(現・都立新宿高校)を経て旧制富山高等学校(現・富山大学)中退。文学座、NHK東京放送効果団を経て、1953年フリーの音響マンとなり独立プロの映画などの録音・効果の仕事を開始。多くの映像作家の作品に関わる。同時にまだシンセサイザーがない時代に発振器とテープ・レコーダーを駆使し、エコー等さまざまなテープ編集技術を工夫して電子音や電子的加工音による「この世ならざる音」の探求へと向かう。
1963~66年テレビアニメ『鉄腕アトム』の音響デザイン。小杉武久がアシスタントとして参加。以後、自ら「音響デザイナー」を名乗る。
1968年以来、滋賀県の知的障害者施設で演劇活動に協力し、障害者と施設の記録映画を制作。つくばEXPO'85、未来の東北博覧会(1987)、アジア太平洋博覧会福岡(1989)等、大規模博覧会におけるパビリオンの空間音響システム・デザイナーとしても活躍。
1993年から2001年京都芸術短期大学(現・京都造形芸術大学)講師。
アルバムに「大野松雄の音響世界」3タイトル(キングレコード)ほか。
2009年3月、「東京国際アニメフェア2009 第5回功労賞」受賞。
http://www.af-plan.com/oto

3RENSA
Merzbow、Duenn、Nyantora(ナカコー)によるバンド「3RENSA」。バンド名は2017 年にベルギーのサウンド・レーベル、Entr’acteよりリリースした初の共演盤アルバム『3RENSA』から由来。ノイズ、アンビエント、ドローン、エクスペリメンタル、ロックなど流体的なバンドの在り方を提示しています。

掲載: 2020年04月28日 10:12