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『星月夜』~スペイン・オルガン音楽に積極的に取り組む小島弥寧子の初アルバム

小島弥寧子/星月夜

いま、いにしえの旋法に、星月の語らいを聴く

スペイン・オルガン音楽の研究・演奏にも積極的に取り組む小島弥寧子(こじま・みねこ)初のアルバム。録音は家喜美子、花岡和生等古楽奏者の録音を手がけ、古楽録音に定評のある峰尾昌男氏が担当。

スペイン独自のスタイルで書かれた、コレア・デ・アラウホの分割ストップのためのティエントでは思慮深い眼差しを、柿沼唯の《6つのプレリュード》から表題作「星月夜」ではひそやかな声を、「松風」では内面の静けさを、ルネサンスの声楽曲の面影をとどめる、フランスのティトゥルーズの《めでたし海の星》では勇壮な歌を。交差する時空を、軽井沢コルネのオーベルタン・オルガンが描き分ける。

<小島 弥寧子>
玉川大学を経て、武蔵野音楽大学大学院音楽研究科修士課程修了。フェリス女学院大学ディプロマコース修了。大学院在学中福井直秋賞受賞。ヨーロッパ、アメリカ各地のマスタークラスに参加。2003年度横浜みなとみらいホール・オルガニスト・インターンシップ修了。国内及びドイツ、フランス、スペイン、アメリカ各地でソロ、アンサンブル、オーケストラや吹奏楽団との共演を行う。近年特にスペインのオルガン音楽の作品や歴史的楽器の研究と演奏に力を注ぎ、また邦人作品にも積極的に取り組んでいる。
これまでにオルガンを富永哲郎、伊藤繁、酒井多賀志、藤枝照久、早島万紀子、三浦はつみ、武久源造、A.セア・ガラン各氏に、和声を柿沼唯氏に師事。
現在武蔵野大学非常勤講師。明福寺ルンビニー学園オルガニスト。元築地本願寺副オルガニスト(2006-2015)。"La academia del organo espanol" 主宰。(一社)日本オルガニスト協会、日本オルガン研究会会員。
(レグルス)

【曲目】
F.コレア・デ・アラウホ(1584-1654):第7旋法による高音部のソロのティエント/ 陽気な羊飼い/第2旋法によるティエントとディスクルソ
柿沼 唯(1961-):6つの前奏曲
ドの旋法による前奏曲「朝」、
レの旋法による前奏曲「バラード」、
ミの旋法による前奏曲「星月夜」
ファの旋法による前奏曲「雨のあと」、
ソの旋法による前奏曲「夏の庭」、
ラの旋法による前奏曲「松風」
J.ティトゥルーズ(ca.1563-1633):めでたし海の星
柿沼 唯:星
P.ブルーナ(1611-1679):第1旋法による右手のティエント

【演奏】
小島弥寧子(オルガン)

【録音】
2019年8月16-18日 軽井沢コルネ

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2020年06月17日 00:00