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完全初出!ターリヒ唯一のオペラ録音~スメタナ“リブシェ”第3幕1939年国民劇場ライヴ


プロデューサーでリマスタリングにも携わったミロシュ・グートによるトレーラー

完全初出音源
1939年のナチス占領下の国家の誇りと勇気、大胆な顕現。
あの<わが祖国>の一週間前のライヴ録音が残っていた!
ターリヒ唯一のオペラ録音、
スメタナ<リブシェ>の第3幕が 2020年最新リマスタリングで遂に日の目を見る!!

1939年6月5日、ナチス占領下のプラハで行われたヴァーツラフ・ターリヒ(タリフ)によるスメタナの<我が祖国>のライヴ録音(SU4065)は世界中で注目を集め、2012年の英グラモフォン賞の「スペシャル・アワード~歴史的録音部門」を受賞するなど、ターリヒのディスコグラフィ史上最も輝くディスクの1枚となりました。

ここにリリースされる注目のCDは、リブシェ姫に傑出した最後のソプラノ歌手といえるマリエ・ポドゥヴァロヴァーが歌う、スメタナのオペラ<リブシェ>のライヴ録音が完全初出音源として日の目を見ます!当録音は既記した<我が祖国>の1週間前にあたる1939年5月29日、ターリヒ指揮により国民劇場でライヴ収録されたもので、<リブシェ>第3幕の断片が奇跡的に残されておりました。

スメタナのオペラ<リブシェ>第3幕におけるリブシェの予言は、チェコ国家の未来の情景を伝えるもので、1939年の情勢とオペラの内容が重なり、国家の誇りと勇気を思うチェコ市民に強く響いたに違いありません。残されていた貴重な音源は完全ではないものの、その価値は計り知れません。スプラフォン・レーベルが誇る技術陣が丁寧にリマスタリングを施した結果、欠落部分はきわめて少なく、音楽的に聴きやすいフレーズを大切に復刻しました。欠落の有無を含め、各トラックに収録されている小節を【 】内に記載しております。なお、参照したスコアはPrague: Um.lecka Beseda, n.d.(1917)で、当スコアのページ及び小節も( )内に併記いたしました。

当CDはターリヒ指揮による唯一のオペラの録音で、プラハの国民劇場で行われた現存するもっとも古いオペラの音源です。そして、ナチスによって厳しく禁止される前のオペラ<リブシェ>最後の公演となった歴史的な記録とも言えます。この公演の熱狂ぶりは、記録された聴衆の長く盛大な拍手と共に歌われた国歌からも窺い知ることが出来るでしょう。

なお、当ライヴの翌年1940年にスタジオ録音された<リブシェ>序曲も収録されております。
(キングインターナショナル)

【曲目】
スメタナ:オペラ<リブシェ>(1881)より~台本:ヨセフ・ウェンジク、エルヴィーン・シュピンドゥレル
[1]「序曲」
第3幕より
予言(ヴィシェフラドゥのリブシェの部屋で)
1場
[2]「2人の兄弟間で作られた平和」【31小節~70小節】=(P166-6小節~P167-15小節)
[3]「ああ、ありがとう(君に感謝)」【11小節の3拍目~終わり】=(P170-3小節3拍目~P172-8小節)
2場
[4]「彼来る!」【全小節】=(P172-8小節~P176-3小節)
3場
[5]「ようこそ」【最初~41小節】=(P176-4小節~P178-13小節)
4場
[6]「ああ、兄弟、親愛なる兄弟よ」【66小節~終わりまで】=(P186-2小節~P189終わり)
5場
[7]「儀式行進」【全小節】=(P190-1小節~P193終わり)
[8]「ねえ、不屈のヴィシェフラドゥ(高い城)」【最初~40小節3拍目まで】=(P194最初~P196-8小説3拍目まで )
[9]「結婚は貴方を祝福します」【5小節2音符目~終わり】=(P197-15小節2音符目~P222-5小節)
リブシェの予言
[10]「強力な神々」【全小節】=(P222-6小節~P243)
[11]チェコ国歌:『我が家何処や』(観客の歌)
【演奏】
マリエ・ポドゥヴァロヴァー(リブシェ)
スタニスラフ・ムジュ(プシェミスル)
ヴィレーム・ジーテク(フルドシュ)
ヨセフ・ヴォイタ(シュチャーフラフ)
ヤロスラフ・ヴェヴェルカ(ルトボル)
オタ・ホラーコヴァー(クラサヴァ)
マルタ・クラーソヴァー(ラドゥミラ)
ヨセフ・クジカヴァ(ラドヴァン)
[1]チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
[2]-[11]プラハ国民劇場合唱団&管弦楽団、ヤン・マリオ・オウジェドゥニーク(合唱指揮)
ヴァーツラフ・ターリヒ(指揮)
【録音】
[2]-[11]1939年5月29日/国民劇場、プラハ(ライヴ)
[1]1940年4月30日(HMV/Electrola)
【仕様】
品番:SU4279(CD)
モノラル
54分24秒
輸入盤・日本語帯付

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2020年07月01日 00:00