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ビオンディ率いるエウローパ・ガランテがヴィヴァルディ初期の幻のオペラ“アルジッポ”をティッチのクリティカル・エディションで初録音!(2枚組)

ファビオ・ビオンディ

ヴィヴァルディ・エディション Vol.64
ヴィヴァルディ初期の幻のオペラ『アルジッポ』を
ビオンディ率いるエウローパ・ガランテが
ティッチのクリティカル・エディションで初録音!

ヴィヴァルディ・エディション2回目の登場であるファビオ・ビオンディ率いるエウローパ・ガランテ。
本作は、ヴィヴァルディのオペラ『アルジッポ』。当代随一の台本作家ドメニコ・ラリーによるもので、愛の憎しみ、家族の葛藤、燃え上がる感情など激しい人間ドラマが描かれています。1730年にプラハのスポルク伯爵の劇場で初演されたものの、楽譜は東欧各地に散在し長らく行方不明でした。
2006年には全体の三分の二にあたる楽譜が発見され、2011年にダルムシュテットでついに完全版となる楽譜を発見。

本盤は、ヴィヴァルディの専門家であるベルナルド・ティッチが、存在する2種類の台本、アリアのコレクション、作者不詳のオペラ、さらに本作は当時は一般的だった色々な作曲家の名曲を寄せ集めて再構成したパスティッチョ・オペラであったため、同時代の作曲家ペシェッティ、ハッセ、ポルポラ、ガレアッツィ、フィオレ・エ・ヴィンチらのアリアなど、それら様々な情報をもとに精査したクリティカル・エディションとして2019年初めて完全版が録音されました。
ビオンディは同じくヴィヴァルディのパスティッチョ・オペラ『メッセニアの神託』を再構築・上演しており、ここでもヴィヴァルディのオペラの醍醐味を存分に味わわせてくれます。
(キングインターナショナル)

【曲目】
ヴィヴァルディ:歌劇『アルジッポ』全曲RV Anh. 137(2019 年ベルナルド・ティッチ批判校訂版)

【演奏】
エメーケ・バラート(ソプラノ/アルジッポ)
マリー・リス(ソプラノ/オジーラ)
デルフィーヌ・ガルー(コントラルト/ザナイダ)
マリアンナ・ピッツォラート(コントラルト/シルヴェーロ)
ルイージ・デ・ドナート(バス/ティジファーロ)

ファビオ・ビオンディ(指揮)
エウローパ・ガランテ

【録音】
2019年10月5-8日 Sala Ghisleri、モンドヴィ、イタリア

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2020年10月22日 00:00