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日本コロムビア“オーパス・ワン”第3期生~黒田祐貴(バリトン)『Meine Lieder』

 黒田祐貴

次代のクラシックを担う若き異才たちが集結
Opus Oneレーベル第3弾!
知性・魔性・気品を三位一体で携えたバリトンの妙手
その歌声は一筆書きで物語を描き出す

日本バリトン界の新星にして、YouTubeで映像をバズらせたことでも話題の黒田祐貴。
社会や人間の欲望を泰然と見通す黒田の知性は、その歌声が紡ぎだす曲たちの驚くべき完成度、表現力に鮮やかに表出されています。美しくも哀しく、ロマン溢れるドイツ・リートは気品に溢れ、その歌の背景までもが一瞬にして脳裏に浮かんできます。

新時代アーティストの「作品1」を生み出すレーベル “オーパス・ワン"  
“Opus One"は作品番号「1」を意味する名称を冠し、特定のコンクール歴や活動実績にとらわれることなく、制作ディレクターがそれぞれアーティストを選定し、2019年は5人、2020年は3人の若き異能を送り出しました。若手登竜門のレーベルとして、そしてOpus Oneから羽ばたいていくアーティストが活躍できるようプロデュース&サポートしていきます。CDでは過去に邦人作曲家の作品を積極的に世に送り出してきたクラシックレーベルとして、それを引き継ぎ、各アルバム1曲は必ず邦人作品を取り上げていきます。

「お噂はかねがね」というフレーズは、こういう時に使うのだろう。とある劇場のオーディションを受けに現れた黒田祐貴さんの歌唱力は、評判として聞いていた以上のものだった。歌もさる事ながら、一流の歌手となるには不可欠な、立っているだけで自然に醸し出されるオーラのようなものも持ち合わせているし、いま日本中で不足している「ちょいワル」な役が歌えるバリトンが、久々に出てきたことも嬉しかった。そんな黒田さんがCDを出すというのでサンプルを聴かせていただいた。まず選曲の大胆さに驚いた。ベテラン歌手であれば逆にCDにするのを躊躇してしまうような、高度でさまざまな表現力の求められる作品が並んでいる。そして彼はそれらの難曲を、媚びやハッタリなしに、素直に正面から斬り込んで歌っていて、聴き手をとても爽やかな気持ちにさせてくれる。
沼尻竜典/指揮者 ~ブックレットより一部抜粋
(日本コロムビア)

収録曲
01 G.ロッシーニ:歌劇《セヴィリアの理髪師》より「私は町の何でも屋」
02 W.A.モーツァルト:歌劇《ドン・ジョヴァンニ》より「セレナーデ」
03 J.ブラームス:ことづてOp.47-1 Botschaft Op.47-1
04 J.ブラームス:私の歌Op.106-4 Meine Lieder Op.106-4
05 J.マルクス:若き詩人は恋人を想う Ein junger Dichter denkt an die Geliebte
06 J.マルクス:かつてのように Wie einst
07 R.シュトラウス:君を愛すOp.37-2 Ich liebe dich Op.37-2
08 R.シュトラウス:どうして秘密にしていられようかOp.19-4 Wie sollten wir geheim sie halten Op.19-4
09 R.シュトラウス:歌劇《ナクソス島のアリアドネ》より「愛に、憎しみに、希望に、ためらいに」
10 G.マーラー:美しいトランペットが鳴り響くところ Wo die schönen Trompeten blasen
11 E.W.コルンゴルト:歌劇《死の都》より「私の憧れ、私の幻」
12 山中惇史:おんがく

黒田祐貴

【プロフィール】
黒田祐貴/バリトン  Yuki Kuroda /baritone
新星バリトン 空前絶後のノーブルな美声と深い音楽性
1992年生まれ。東京藝術大学声楽科卒業、同大学院音楽研究科修士課程オぺラ専攻修了。公益財団法人青山財団奨学生。学部在籍中に安宅賞、卒業時に大賀典雄賞・松田トシ賞・アカンサス音楽賞・同声会賞受賞。第86回読売新人演奏会出演。宗次德二特待奨学生。大学院在籍中に藝大フィルハーモニア管弦楽団合唱定期演奏会(藝大定期第379回・384回)や第66回藝大メサイアのソリストを務め、修了時に大学院アカンサス音楽賞受賞。武藤舞奨学金を受け渡伊、シエナのキジアーナ音楽院で声楽のディプロマを取得。第87回日本音楽コンクール声楽部門第2位、併せて岩谷賞(聴衆賞)受賞。藪西正道、 直野資、勝部太、萩原潤、W.Matteuzziの各氏に師事。
2020年6月NISSAY OPERA 2020『セビリアの理髪師』のフィガロ役をオーディションで射止め出演が決まっていたが、新型コロナウイルス感染症の拡大状況を鑑み中止となった。
YouTubeにて「鬼のパンツ20万回再生のオペラ歌手が【アベノマスク】を熱唱!!!」が32万再生回数となり話題となる。


【参考動画】鬼のパンツ20万回再生のオペラ歌手が【アベノマスク】を熱唱!!!

山中惇史/ピアノ・作曲 Atsushi Yamanaka/piano・composer
1990年生まれ。東京藝術大学音楽学部作曲科を経て同大学音楽研究科修士課程作曲専攻修了。後にピアノ科卒業。第26回奏楽堂日本歌曲コンクール作曲部門第1位受賞。ピアニストとしては2018年リサイタル・デビュー。共演者としても絶大なる信頼を置かれ国内外の著名なアーティストと共演を重ねる。ピアニスト、作曲家、アレンジャーとして参加した各CDはレコード芸術誌にて特選盤、 準特選盤に選出されている。2020年にピアニスト・作曲家の高橋優介とのピアノデュオ『176』(アン・セット・シス)を結成。自らの編曲によりオーケストラ作品の演奏に挑み、第1弾として『レスピーギ/ローマ三部作』をメインに置き、同時にカワイ出版より楽譜出版、ライブレコーディングを行い話題となった。

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2021年01月07日 18:30