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「古楽の笛」の達人フランソワ・ラザレヴィチがファン・エイクの“笛の楽園”を録音!

フランソワ・ラザレヴィチ

無伴奏リコーダーの“聖典”たる17世紀の傑作の真相に、あらゆる「当時の笛」で迫る

曇りない目で「作曲当時の作品の姿」を見据える研究的姿勢と、圧倒的な演奏能力とを兼ね備えた「古楽の笛」の達人フランソワ・ラザレヴィチ。
ALPHAレーベルではフランス中南部の伝統音楽を集めたバグパイプ・アルバムでデビューしたという異色プレイヤーでもありますが、バッハやテレマンなどのフルート作品の本質に生々しく迫ったトラヴェルソ演奏を聴かせる一方、古楽器でアイルランド音楽と向き合うなど、アルバムごとに目が離せない存在です。

そのラザレヴィチが、リコーダー史上の聖典ともいうべき17世紀オランダの曲集『笛の楽園』と正面から対峙。ユトレヒトの教会から町の人に素晴らしい演奏を聴かせたという盲目のカリヨン奏者が綴った、あらゆる笛で演奏しうるというこの曲集の世界を、自身の主たる楽器である横笛はもちろん、ソプラノからバスまで大小さまざまなリコーダー、さらにはバロック-ロココ期に使われたミュゼット(ふいご式バグパイプ)まで駆使して解き明かします。
徹底しているのは、異色ともいえるその楽器選択を忘れさせる卓越した演奏クオリティ!17世紀の名旋律をたくみに変奏してゆくファン・エイクの機微をとらえた味わい深い演奏は、古楽の枠内に留めておけない圧倒的な存在感です。
解説に寄せられた本人のインタビューも興味深い内容。ALPHAならではの特徴的なアルバムがまたひとつ世に生み出されました。
(ナクソス・ジャパン)

【曲目】
ヤーコプ・ファン・エイク(1590頃-1657):『笛の楽園』
1. プレルディウム、または前奏
2. ヤンネマンとアーレムール
3. 麗しのアマリッリ
4. イングランドのナイチンゲール
5. 涙のパヴァーヌ
6. ファンタジアとエコー
7. ロバート侯の仮面劇
8. わが喜び、その幸せ
9. 静かに、どうか今ひととき
10. あるスペインの調べ
11. そのとき、美しき乙女ダフネは
12. 空威張り
13. ラウラ
14. わたしを癒したいなら
15. 道化師たち
16. 戦い
17. いかれたシモン
18. 詩篇 第9篇
19. あるスコットランドの小唄
20. おお、祝福されし聖なるベツレヘムよ
21. 鐘が鳴り
22. 何をしようか、日が暮れたら

【演奏】
フランソワ・ラザレヴィチ(各種リコーダー、円筒管フラウト・トラヴェルソ、ミュゼット)

【録音】

輸入盤

 

国内仕様盤

[日本語解説付き]

 

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2021年03月12日 00:00