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本場パリのエスプリを音楽で再現した雰囲気満点のコンピレーション『アクースティック・パリス』

『アクースティック・パリス』

毎回ユニークなコンセプトとともにワールド・ミュージックをどなたにも分かりやすく紹介している米国のレーベルPUTUMAYO WORLD MUSIC。PUTUMAYOは音楽による世界の旅をメイン・テーマに、コンゴからキューバ、ローマからリオ、ニューオーリンズからノバスコシアにいたるまでの世界津々浦々の音楽を収集し、毎回一つのコンセプトに沿った編集盤を制作しています。その中でも特に人気となっているのがカフェ文化発祥の地〈パリ〉を音楽で満喫できるコンピレーション『フレンチ・カフェ~改訂版~』(PM-194)などをはじめとしたフランス物のシリーズ。子守唄やクリスマス・ソング集なども含めこれまで7作ほどがリリースされてきましたが、いずれもご好評いただいております。そして今回、再び同地を舞台とした新作『アクースティック・パリス』が登場。時にオシャレ、時にノスタルジックな雰囲気を湛えた2000~2020年代録音のシャンソンやマヌーシュ・ジャズの名曲・全10曲が収録されています。

冒頭「1」を飾る〈パンプルムース〉はマルチ・インストゥルメンタリストのジャック・コンテとSSW/ベーシスト:ナタリー・ドーンによるデュオ・グループ。EDMアーティストのモービーや現在人気沸騰中の天才プロデューサー/ドラマー:ルイス・コールと女性ヴォーカリスト:ジェネヴィーヴ・アルターディによるプロジェクト〈ノウワー〉などとのコラボレートでも知られる米国出身の新進気鋭アーティストですが、幼少期をフランスで過ごしたナタリーのアンニュイなヴォーカルと哀感漂うスウィンギーなアクースティック・ギター演奏から織りなされるサウンドは本場パリの雰囲気たっぷり。ここでは1956年にリリースされたジョルジュ・ブラッサンスの名曲‘Je me suis fait tout peti’をマヌーシュ・ジャズ風にカヴァーしています。「2」のヴェテランの風格たっぷりな歌声は、フランス・シャンソン界を代表する歌手:シャルル・トレネやイヴ・モンタンから影響を受けたというマルセイユ生まれのピアニスト/歌手:ダニエル・ルール。そんな彼のジャジーなアレンジによるオリジナル・シャンソンを収録しています。「4」は1920~40年代までのパリのポピュラー音楽にこだわりを持つ本格派オールドタイミー・バンド:バゲット・クァルテートによるインスト・ナンバー。キャバレー音楽家:ジョルジュ・セラーズが1931年に作曲した‘ Je viens vers toi ’をアコーディオンやヴァイオリン、チェロなどメインに置いたバンド・アンサンブルで演奏し、タイムスリップ気分に浸らせてくれます。そして「7」では日本でも息の長い人気を誇るクレモンティーヌが登場。期待通りのほのぼのとした歌声で、1953年ジャック・タチ監督の『ぼくの伯父さんの休暇』のテーマ曲、同年リュシエンヌ・ドリールが歌詞付きのヴァージョンでリリースしたことでもお馴染みの「パリのお天気は?(Quel temps fait-il a Paris?)」を聴かせてくれます。

そんなラインナップによる今回の作品。勿論、カフェ・タイムのお供やお休みの日のお散歩のお供としてもぴったりですが、一枚の優れた音楽作品としてもじっくり聴くことのできる内容となっていますので、シャンソン〜マヌーシュ・ジャズ・ビギナーの方のみならず、コアなフランス音楽ファンの方にも自信を持ってオススメできます。是非この機会にご入手ください。

輸入盤:国内流通仕様CD

日本語解説/帯付き


【収録曲】
1. Je Me Suis Fait Tout Petit/Pomplamoose
2. Un Bateau Une Ile/Daniel Roure
3. Des Fleurs/Antoine Villoutreix
4. Ja Viens Vers Toi/Baguette Quartette
5. Tu Es Le Roi/Scotch & Sofa with Fabien Bœuf
6. La Route de Paris/Lollo Meier
7. Quel Temps Fait-il a Paris/Cle mentine
8. J'attendrai/Swing de Gitanes
9. Papoum Song/Coco Briaval
10. Va Ou Le Vent Te Me ne/Alain Schneider

タグ : 世界の音楽

掲載: 2021年11月10日 15:03