名人芸爆発！ゴルツ＆フライブルック・バロック管『アラビアータ(激辛)風協奏曲集』

イタリア・バロックの激辛刺激的音楽

17世紀イタリアは唐辛子の一大消費地でしたが、同時に名人芸爆発するバロック音楽の発祥の地でもありました。プラッティ、ヴィヴァルディ、ジェミニアーニの協奏曲はその代表と申せましょう。それらはドイツにも影響し、ここに収められたようなテレマンの作品が生まれました。
1987年創立のフライブルク・バロック・オーケストラが音楽監督ゴットフリート・フォン・デア・ゴルツの指揮でこれらスリリングなヒリヒリする作品から耳で辛みを感じる演奏を繰り広げています。
(キングインターナショナル)

【曲目】
(1)テレマン:2つのホルンのための協奏曲TWV52:D2
(2)プラッティ:オーボエ協奏曲ト短調
(3)ヴィヴァルディ:ファゴット協奏曲変ホ長調RV483
(4)ジェミニアーニ:コレッリによる合奏協奏曲ニ短調「ラ・フォリア」
(5)テレマン:交響曲ト長調「コオロギ」TWV50:1

【演奏】
ゴットフリート・フォン・デア・ゴルツ(指揮)
フライブルク・バロック・オーケストラ
ヘイス・ラシュール&リカルド・ロドリゲス(ホルン)(1)
アン=カトリン・ブリュッゲマン(オーボエ)(2)
ハビエル・サフラ(ファゴット)(3)

【録音】
2020年10月26-28日
フライブルク・アンサンブルハウス