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ニコライ・ルガンスキーの新録音はベートーヴェン録音第2弾!ピアノ・ソナタ第14番“月光”、第23番“熱情”、第17番“テンペスト”

ニコライ・ルガンスキー

静かな感動を運んでくれる端正で透明なルガンスキーのベートーヴェン

ベートーヴェン・イヤーだった2020年に、ルガンスキーはハルモニア・ムンディ・レーベルからベートーヴェンの後期ピアノ・ソナタ集(第28、30、32 番)をリリースし、レコード芸術誌で特選に輝くなど高い評価を受けました(KKC6300/HMM902441)。それに続く第2弾は「月光」「熱情」「テンペスト」という人気作3篇を集めた好企画。誰もが聴きたいと思われるはず。

ルガンスキーの「月光」と「熱情」は、2005年録音の音源がワーナーからリリースされていますが、こちらは2021年7月の最新録音で、16年を経ての円熟ぶりが実感できます。さらに「テンペスト」は初めてでとても期待できます。

ルガンスキーの演奏はあくまで楷書的で正確ですが、ロシア・ピアニズムならではの技巧と豊かな音が独特。ベートーヴェンでイメージされる重厚とか熱烈な世界ではなく、透明で端正な音楽を楽しめます。「月光」で左手にアクセントを付けメロディのように浮き出すのも興味深く、「テンペスト」のフィナーレも絶美です。
(キングインターナショナル)

『ベート-ヴェン:ピアノ・ソナタ集Vol.2』
【曲目】
ベート-ヴェン:
1.ピアノ・ソナタ第14番 嬰ハ短調 Op.27の2「月光」
2.ピアノ・ソナタ第23番 ヘ短調 Op.57「熱情」
3.ピアノ・ソナタ第17番 ニ短調 Op.31の2「テンペスト」

【演奏】
ニコライ・ルガンスキー(ピアノ)

【録音】
2021年7月/リストーリ劇場(ヴェローナ)

輸入盤

 

国内仕様盤

[日本語帯・解説付き]

 


カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2022年01月12日 00:00