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ニコライ・ルガンスキー『ピアノによるワーグナー名場面集』


[harmonia mundi music 公式チャンネルより]

ワグネリアンでさえも目から鱗間違いなし。
ルガンスキーがピアノで描くワーグナーの世界!


技術、音楽性ともに現在最高のピアニストのひとりニコライ・ルガンスキー。レコーディングに積極的でディスコグラフィも充実していますが、最新盤は驚きのワーグナー。とはいってもワーグナーのオリジナル・ピアノ曲ではなく、楽劇の名ナンバーをピアノで披露。

ワーグナー作品のピアノ編曲自体は各種存在しますが、複雑なスコアを10本の指に収めることや、ゆったりと流れる時間感覚など原曲の持ち味を保つのは難しく、ルガンスキーは既存の編曲を拡大したり、自らの版を手掛けての挑戦。聴きものは彼編曲による「神々の黄昏」からの4 つの場面。20 年以上前から構想しながら、レコーディングの数日前にようやく完成したというもの。単なるヴィルトゥオーゾ効果ではなく、善悪や富と愛についての哲学的深みを湛えた壮大なもので非常に感動的。ルガンスキー円熟の神業を見せてくれます。

ルガンスキーは大のワグネリアン、ことに「ローエングリン」以降の作には目がなく、アルバム実現が夢だったと語っています。実際ワーグナーの話をしだすと止まらず、CD ブックレットでも熱いワーグナー愛を論じています。

ルガンスキーが「ワーグナーのピアノ編曲の真の傑作」と賞するリストの「イゾルデの愛の死」が最後に披露されますが、オペラ原作を深く理解しているだけあり、数多い同曲録音中でも別格の説得力と凄みに圧倒されます。
(キングインターナショナル)

輸入盤

ディジパック仕様
61'01"

 

国内仕様盤

[日本語帯・解説付き]
ディジパック仕様
61'01"

 

『ピアノによるワーグナー名場面集』
【曲目】
ワーグナー:
1.「ラインの黄金」~ヴァルハラへの神々の入場(ブラッサン&ルガンスキー編)
2.「ワルキューレ」~魔の炎の音楽(ブラッサン編)
3.「神々の黄昏」~ブリュンヒルデとジークフリートの愛の二重唱(ルガンスキー編)
4.「神々の黄昏」~ジークフリートのラインの旅(ルガンスキー編)
5.「神々の黄昏」~ジークフリートの葬送行進曲(ルガンスキー編)
6.「神々の黄昏」~ブリュンヒルデの告別の歌(ルガンスキー編)
7.「パルジファル」~場面転換の音楽と終幕(モットル、ルガンスキー、コチシュ編)
8.「トリスタンとイゾルデ」~イゾルデの愛の死(リスト編)

【演奏】
ニコライ・ルガンスキー(ピアノ)

【録音】
2023年9月、慈愛同信会(パドヴァ)

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2023年12月21日 00:00