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フロリー・ヴァリケット、ジャリ&ヴェルサイユ王室歌劇場管の躍動感あふれる演奏で聴く、古典派の「東洋風」作品!『18世紀ヨーロッパの東洋趣味とフランス音楽』

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2022年02月08日 00:00


[Château de Versailles Spectacles 公式チャンネルより]

色彩感あふれる「フランスの東洋趣味」が古典派時代を席巻。古楽器勢ならではの高雅さと異国情緒

古くからイスラム圏の文化に異国情緒と憧れを見出してきたヨーロッパ人たちですが、ヴェルサイユ宮殿を舞台に録音されたこの最新盤が光を当てているのは古典派時代のフランス語オペラ。イスラム太守の後宮に囚われた(多くはキリスト教徒の)女性にかかわる場面を厳選、一貫性あるプログラムで聴き手をロココの歌劇界へと誘います。

パリ中を魅了しヴェルサイユの王室の人々にも愛されたグレトリーの東洋趣味作品《カイロの隊商》や『美女と野獣』の原作を元にした《ゼミールとアゾール》をはじめ、革命後も第一次大戦前まで人気演目だったジベールの《ソリマン2世》、生前の名声に比して驚くほど録音が少ないモンシニーの作など秘曲も収録。さらにドイツ語圏のフランス音楽愛好から生まれたグルックの隠れ名作《メッカの巡礼》からも多くのナンバーが選ばれている上、後宮といえば……なモーツァルトの傑作も同時代のフランス語訳台本による演奏で味わえるのは貴重(歌詞が直訳でなく微妙に違っており、意外なくらい新鮮)。

演奏陣はヴェルサイユに集うフランスの精鋭たち。同時発売のカンプラ《新世紀の運命》(CVS061)にも出演する躍進中の名歌手フロリー・ヴァリケットの美声がとびきりの存在感ですが、器楽陣もスタイリッシュかつ一体感に満ちた演奏で、序曲や舞曲などの器楽トラックも聴きごたえ十分。
来日公演でも話題を振りまいた新世代の旗手マクシム・パスカルのアンサンブル「ル・バルコン」でも活躍するクララ・イザンベールが古楽器ハープで奏でる最終トラックでは、この弦楽器を愛奏していたマリー=アントワネットの時代ならではの雰囲気も味わえることでしょう。
(ナクソス・ジャパン)

『後宮の寵姫』 ~18世紀ヨーロッパの東洋趣味とフランス音楽~
【曲目】
アンドレ・モデスト・グレトリー(1741-1813):
1. 序曲 ~歌劇《カイロの隊商》(1783)より
2. ゼミールのアリエット「ウグイスは雛鳥を連れて」 ~歌劇《ゼミールとアゾール》(1771)より
3. 奴隷女のエール「わたしだって囚われの身よ」~歌劇《カイロの隊商》より
4. 全員の踊り ~歌劇《カイロの隊商》より

ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(1756-1791):歌劇《後宮からの逃走》K. 384(1782)(1799年出版のフランス語版による歌唱)より
5. コンスタンツェのアリア「愛しい人から遠く離れて(ああ、わたしは恋をして本当に幸せでした)」
6. ベルモンテとコンスタンツェの二重唱「辛くともきみを忘れず(わたしのために死なねばならぬとは)」

クリストフ・ヴィリバルト・グルック(1714-1787):歌劇《思いがけない出会い、またはメッカの巡礼》(1763)より
7. 序曲

グレトリー:
8. エジプトの踊り ~歌劇《カイロの隊商》より
9. ゼミールのアリエット「大好きな薔薇、愛しい花」 ~歌劇《ゼミールとアゾール》より

フランソワ=アンドレ・ダニカン・フィリドール(1726-1795): 歌劇《美しき奴隷女》(1788)より
10. ゼイラのアリエット「ああ神様! まさか、この残忍な人間たちがわたしの痛みに同情するなど」

グレトリー: 歌劇《ゼミールとアゾール》より
11. パスピエ

グルック: 歌劇《思いがけない出会い、またはメッカの巡礼》より
12. アミーヌのアリエット「わたしは寄って立つところを失い」
13. レジアのアリエット「ああ!素敵ね、つらい別離のあと再会できるのは」

ピエール=アレクサンドル・モンシニー(1729-1817):歌劇《ゴルコンドの王妃アリーヌ》(1766)より
14. アンダンテ、ジグとコントルダンス

グレトリー: 歌劇《カイロの隊商》より
15. フランスの奴隷女のエール「わたしたちは奴隷になるよう生まれつき」

グルック: 歌劇《思いがけない出会い、またはメッカの巡礼》より
16. アリとレジアの二重唱「せめて、恋する人と同じ鎖に繋がれたい」

ポール=セザール・ジベール(1717-1787):歌劇《ソリマン2世、または三人の寵姫》(1761)より
17. ロクスラーヌのアリエット「軍神マルスがあなたを無敵にしたのだから」

【演奏】
フロリー・ヴァリケット(ソプラノ)
ニコラ・スコット(テノール)

ヴェルサイユ王室歌劇場管弦楽団(古楽器使用)
ガエタン・ジャリ(指揮)

【録音】
2020年12月20-23日、ヴェルサイユ宮殿「十字軍の間」