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スタインバーグ&ピッツバーグ響の“幻の名盤"ブラームス:交響曲全集がDGより正規盤初CD化!

ウィリアム・スタインバーグ

ブラームス没後125周年記念。世界的演奏者による録音を初CD化
ウィリアム・スタインバーグ~ブラームス:交響曲全集

ユダヤ系ドイツ人指揮者で、第二次世界大戦後アメリカで活動したウィリアム・スタインバーグはブラームスの交響曲の世界的演奏者の一人として知られ、コマンド・レーベルに録音したこれらの傑作は批評家の間で高く評価されています。ヨハネス・ブラームスの没後125年(2022年4月3日)を記念し、ドイツ・グラモフォンよりピッツバーグ交響楽団とのブラームス交響曲の素晴らしい演奏をオリジナル・テープからのリマスタリングにより初めてCDとして発売されます。
(ユニバーサルミュージック/IMS)

【曲目】
ブラームス:
《CD 1》
1-4) 交響曲第1番ハ短調Op.68
《CD 2》
1-4) 交響曲第2番ニ長調Op.73
5-8) 交響曲第3番ヘ長調Op.90
《CD 3》
1-4) 交響曲第4番ホ短調Op.98
5) 悲劇的序曲Op.81
【演奏】
ウィリアム・スタインバーグ(指揮)
ピッツバーグ交響楽団
【録音】
1961年11月(CD 1)、5月(CD 2: 1-4)、1962年5月(CD 2: 5-8, CD 3: 5)、1965年6月(CD 3: 1-4)、ピッツバーグ

スタインバーグ

ウィリアム・スタインバーグ
William Steinberg, 1899年8月1日~1978年5月16日
ケルン出身の、ユダヤ系ドイツ人の指揮者。ケルン音楽院に学び、指揮法をヘルマン・アーベントロートに師事。ケルン歌劇場の第2ヴァイオリン奏者となったところを指揮者のオットー・クレンペラーに認められ、彼の助手となり、クレンペラーが同歌劇場を去った1924年には首席指揮者に昇格しました。1930年にフランクフルト歌劇場の音楽監督に就任したが、1933年にナチスによりその地位をはく奪されたため、1936年にイギリス委任統治領パレスチナに移住した。同地でブロニスワフ・フーベルマンらと共にパレスチナ交響楽団(現イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団)を結成。同地を訪れた大指揮者アルトゥーロ・トスカニーニに認められ、1938年に渡米してNBC交響楽団を指揮。その後、ニューヨーク・フィルやサンフランシスコ歌劇場に客演し、1944年にアメリカ市民権を獲得。

1945年から1952年までバッファロー・フィルハーモニー管弦楽団、1952年から1976年までのピッツバーグ交響楽団の音楽監督を務め、その間、1958~60年にロンドン・フィルの首席指揮者、1966~68年にニューヨーク・フィルの首席客演指揮者、1969年から1972年までボストン交響楽団の音楽監督という要職を兼任しました。

録音活動はSP時代の1928年にフーベルマンと共演しチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲を録音。これはSP時代の決定的名盤と言われたもので、日本でも発売されたため、古くからその名は日本のファンにも知られていました。戦後はピッツバーグ交響楽団との米キャピトル、米コマンドへの録音が有名で、ボストン交響楽団の音楽監督時代には米RCA(シューベルトの第9、ブルックナーの第6、管弦楽曲集)と独DG(ホルストの惑星、R.シュトラウスのツァラトゥストラ、ヒンデミット作品集)に各3枚のLPを録音しました。

息子のピンカス・スタインバーグ(1945~)も指揮者で、NHK交響楽団へたびたび客演するなど、現在巨匠として活躍しているのはご承知の通りです。
(タワーレコード 商品本部 板倉重雄)

カテゴリ : ニューリリース | タグ : ボックスセット(クラシック)

掲載: 2022年02月10日 00:00