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ケルンWDR響の首席ファゴット奏者マティス・シュティーア!『18世紀ファゴット協奏曲集』~J.S.バッハ、ヘルテル、モーツァルト


[Alpha Classics 公式チャンネルより]

ARD受賞を経て躍進するケルンWDR響の新世代名手、意外な魅力あふれる18世紀ファゴット協奏曲集

20代でケルンWDR交響楽団の首席奏者となり、2019年にはARDミュンヘン国際音楽コンクールのファゴット部門で1位なし2位(アンドレア・チェッラッキと同位)に輝いた新世代の俊才マティス・シュティーアが、18世紀の前半・中盤・後半から1作ずつ名作を選んだプログラムで協奏曲アルバムをリリース。
共演のアンサンブル・レフレクトーアは、ベートーヴェンの交響曲第5番にラモーとテュールの作品を加えたアルバムでCDデビューしたのち、近年はバッハをテーマにした音楽祭をリューネブルクで立ち上げ、古典的名作からジャンル越境型の現代作品まで幅広く手掛ける異才集団。彼らの相乗効果で、「穏当なバロック&古典派の協奏曲アルバム」という印象を良い意味で裏切る聴き応えに仕上がっています。古楽器奏者としても知られるリンドン・ウォッツ門下に学んだシュティーアは隅々まで歌心に満ちていながら甘すぎない、確かな様式感ある演奏を披露。室内楽のように緊密な連携でオーケストラと共に音楽を作り上げてゆきます。
疾風怒濤期の陰影鮮やかなヘルテルの短調の作品では古楽器風とも言える音作りが際立つ一方、オーボエ・ダモーレ独奏版として復元されることの多いバッハの協奏曲ではファゴットの美音が驚くほど自然に馴染み、普遍的な編曲作品としての価値さえ感じさせます。味わい充分のモーツァルト作品まで含め、新世代の活躍にますます期待が高まるアルバムと言えるでしょう。
(ナクソス・ジャパン)

【曲目】
ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(1685-1750)/マティス・シュティーア編:
1-3. ファゴット協奏曲 ト長調 BWV 1055R
(オーボエ・ダモーレ協奏曲〔原曲: チェンバロ協奏曲第4番 BWV 1055〕)

ヨハン・ヴィルヘルム・ヘルテル(1727-1789):
4-6. ファゴット協奏曲 イ短調

ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(1756-1791):
7-9. ファゴット協奏曲 変ロ長調 K. 191

【演奏】
マティス・シュティーア(ファゴット)
アンサンブル・レフレクトーア

【録音】
2021年8月
西部ドイツ放送(WDR)放送局、ケルン

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2022年02月15日 00:00