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CPO レーベル~2022年4月第1回発売新譜情報(6タイトル)

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2022年02月22日 00:00

ベルンハルト・モリーク

知られざる名曲の発掘、古楽から現代まで幅広く揃えたコレクション、高品質の録音で人気を誇るドイツのCPOレーベル。知られざる名曲の発掘、古楽から現代まで幅広く揃えたコレクション、高品質の録音で人気を誇るドイツのCPOレーベル。

今回は古典派とロマン派の端境期に活躍したベルンハルト・モリークの弦楽四重奏曲集がBOX化!ほか、近代オーストリアを中心に活躍した女性作曲家マリア・バッハの室内楽作品集、ベルリン古楽アカデミーによるテレマンの幕間劇“ピンピノーネまたは孤独な相続人”、シュールマンの歌劇“イアーソンまたは金羊毛の略奪”などCD6タイトルがリリースされます。

ベルンハルト・モリーク(1801-1869):弦楽四重奏曲全集(4枚組)
マンハイム弦楽四重奏団

[BOX化!ベルンハルト・モリーク弦楽四重奏曲全集]
ニュルンベルクでファゴット・ヴァイオリン奏者の父の下に生まれたベルンハルト・モリーク(モーリック)。6歳で公開演奏を行うなど神童ぶりを発揮。ルイ・シュポアにヴァイオリンを師事し、23歳でシュトゥットガルト宮廷劇場の宮廷楽長兼コンサートマスターに就任。ヨーロッパの至る所でツアーを行い高い名声を得ていました。またベーム式フルートの開発者であるテオバルト・ベームと親しく、彼のためにフルート協奏曲も書いています。モリークはヴァイオリン作品を多く遺しており、なかでも8曲の弦楽四重奏曲は古典派とロマン派の端境期に位置する傑作として称えられており、イギリス滞在時に書かれた作品番号42と44の2曲はヴィクトリア女王を含むイギリスの聴衆たちを興奮の渦に巻き込んだといわれています。古典派作品を得意とするマンハイム弦楽四重奏団の演奏で全曲をお楽しみください。
(ナクソス・ジャパン)

世界初録音
マリア・バッハ(1896-1978):ピアノ五重奏曲/弦楽五重奏曲/チェロ・ソナタ
クリスティーネ・ブッシュ(ヴァイオリン)、エレーネ・メイパリアーニ(ヴァイオリン)、ラウス・クリスタ(ヴィオラ)、他

オーストリアのピアニスト・作曲家マリア・バッハ(エミーリエ・マリア・バロネス・フォン・バッハ)。父ロベルトはヴァイオリンを嗜む弁護士で、彼女の母親エレノアはマーラーやブラームスの下で演奏経験もある優れた歌手という音楽一家で育った彼女は、幼い頃から音楽家を志し、5歳からピアノとヴァイオリンを学んでいます。1919年、ウィーン音楽大学に入学。ヨーゼフ・マルクスに作曲を師事した彼女は1921年に作曲家としてデビュー。この時期にロシアの指揮者、作曲家のイヴァン・ボウニコフと知り合い、指揮法と管弦楽法を教わるとともに、ヨーロッパ中へ演奏旅行を行うなど良い関係を築きました。やがて1930年代には当時の新聞紙上で素晴らしい評価を受けるなど本格的な作曲家として成功を収め、ウィーンの出版社ドブリンガーは彼女の作品に興味を示し、ピアノ五重奏曲「ヴォルガ」を出版しています。
このアルバムには彼女の代表的な3つの作品を収録。驚異的なヴィルトゥオージティを持つピアノ・パートや弦楽器の豊かな音色を駆使した作品はどれも聴き応えのあるものです。1943年、評論家であり作曲家でもあるフリッツ・スコルツェニーは、ウィーンの新聞に「マリア・バッハの作品には、エキゾチックさ、魅力的な旋律、詩的なインスピレーションなどのさまざまな要素が組み合わされている」と書きましたが、これは彼女の音楽が生み出す魅力を的確に表現しています。
(ナクソス・ジャパン)

ゲオルク・フィリップ・テレマン(1681-1767):歌劇《ピンピノーネまたは孤独な相続人》TVWV 21:15
ゲオルク・カルヴァイト(指揮)ベルリン古楽アカデミー(古楽器使用)

テレマンの《ピンピノーネ》は、1725年9月27日にハンブルクのゲンセマルクト歌劇場で、ヘンデルのオペラ《タメルラーノ》の幕間劇として初演され、その後1740年までハンブルクの公演プログラムに組み込まれていたほどの人気を博した作品です。同じ原作には1708年にアルビノーニが曲を付けていますが、テレマンと台本作家ヨハン・フィリップ・プレトリウスはこれをハンブルク風にアレンジ、いくつかのアリアや二重唱には新しいテキストを追加し、楽しい歌劇に仕上げたもので、テレマンは自身でもこの作品を気に入り、1728年には自費出版しています。
この3部構成の幕間劇が成功した理由のひとつには、テレマンの音楽もさることながら、当時の仕事やプライベートの領域に対する鋭い視線がありそうです。独身女性の過酷な生活、富や社会的地位による結婚資格の重要性、家父長制的な結婚法の不当性、恋愛体質の老人への嘲笑などが描かれており、これらは現代にも通じる内容といえるでしょう。カルヴァイトが指揮するベルリン古楽アカデミーと2人の独唱者による見事な演奏をお楽しみください。
(ナクソス・ジャパン)

ゲオルク・カスパー・シュールマン(1762/73-1751):歌劇《イアーソンまたは金羊毛の略奪》(2枚組)
イラ・ホックマン(指揮)バロックヴェルク・ハンブルク(古楽器使用)

ハンブルク出身の作曲家ゲオルク・カスパー・シュールマン。完成までに13年間を要したこの《イアーソン》はシュールマンの自信作といえるものです。1720年から22年にかけてハンブルクのゲンゼマルクト歌劇場で上演された歌劇で、初演から大成功を収め31回も上演された記録が残っています。ギリシャ神話に登場する英雄イアーソンと金羊毛の物語が、イタリアとドイツの様式を巧みに融合した作品に仕上げられており、この録音では2時間程度に簡略されてはいるものの、主人公の一人メデイアの疑念や復讐心などが描かれた印象的なコロラトゥーラのアリアや、繊細なニュアンスを持つレチタティーヴォなど聴きどころは満載です。2018年にリリースされたシュールマンの歌劇《忠実なアルチェステ》(555207)で活躍したツムザンデ、カルニーテ、ルートヴィヒらの歌手とバロックヴェルク・ハンブルク、指揮者イラ・ホックマンによる演奏が作品の魅力を伝えています。
(ナクソス・ジャパン)

ヨハン・クーナウ(1660-1722):宗教音楽全集 第7集
グレゴール・メイヤー(指揮)カメラータ・リプシエンシス(古楽器使用)、オペラ・ムジカ(声楽アンサンブル)

ドイツ・バロックの作曲家ヨハン・クーナウ。cpoレーベルではクーナウの宗教作品の全集シリーズ録音を行っていますが、この第7集は最後から2番目のアルバムになります。このアルバムではドイツ・ルター派の教会音楽の優れた作例が収められており、第6集(555305)で聴かれた後期の作品とともに素晴らしい印象を与えます。
とりわけこの曲集の中心となる作品といえる「暁の星のいと美しきかな」は、5部の合唱と、2つのホルン、2本のリコーダーと弦楽5部、通奏低音のために書かれた壮大なカンタータ。自筆譜は失われていますが、クーナウとも親しかったワイマールの著名なオルガニスト、ヨハン・ゴットフリート・ヴァルターの筆写譜が伝えられており、今回の演奏が可能になりました。シリーズを通じて全てのアルバムで清冽な歌唱を聴かせるのは、2011年に指揮者グレゴール・メイヤーによって設立されたオペラ・ムジカ。実力派の歌手たちが、古楽器アンサンブル「カメラータ・リプシエンシス」とともに見事な演奏を繰り広げています。
(ナクソス・ジャパン)

ヴォルフガング・カール・ブリーゲル(1626-1712):12の宗教的マドリガーレと8つの教会旋法によるフーガ
アンサンブル・ポリハルモニーク

ドイツ・バロック期のオルガニスト・作曲家ヴォルフガング・カール・ブリーゲル。少年時代はニュルンベルクのフラウエン教会の聖歌隊で歌い、ここでオルガン奏者を務めていたヨハン・エラスムス・キンダーマンを通じ、当時最新のイタリアの作曲様式に触れました。アルトドルフの大学で学んだ後、聖ヨハニス教会のオルガニストに就任。1650年、ザクセン=アルテンブルク公爵のエルンスト1世によりゴータの宮廷音楽家として召し抱えられ、最終的には宮廷楽長へと昇進しました。1671年にはヘッセン=ダルムシュタット方伯ルートヴィヒ6世の妻マリアが彼をダルムシュタットに招聘。この地でも活躍した記録が残っています。宗教的な作品を数多く残しており、1654年から1709年までに24巻の曲集を出版、他にも機会作品や世俗的な作品を書いています。
1671年に作曲された12の宗教的マドリガーレ(12のマドリガーレ風の安らぎの歌)は、5声または6声と通奏低音のための曲集。聖書のフレーズが音楽で表現されており、献辞には"終わり良ければ全て良し"の言葉が置かれています。この曲集は20年以上も務め上げたゴータの宮廷楽長の職を辞す際に、別れの記念としてエルンスト1世に捧げられました。曲中に置かれた8つの教会旋法が用いられたオルガンのためのフーガは、とても短い作品ですが、主題は変化に富み、教会旋法の特徴が存分に表現されています。
(ナクソス・ジャパン)

2022年3月第1回発売分はこちら>>>

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