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17世紀フランスの吹奏楽!シンタグマ・アミーチ&ジョウルディーナによる『大厩舎楽団の祝宴』~17世紀フランス王室の吹奏楽団の世界~

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2022年03月15日 00:00


[Outhere Music 公式チャンネルより]

管楽器の王国フランスの源流!周到な検証を経てルイ14世以前の管楽合奏に迫る名手たち

フランスの宮廷文化を、ヨーロッパ中の君主たちが注目する境地へ押し上げ、音楽の世界でも大きな貢献を果たした「太陽王」ルイ14世。その王室楽団において、室内楽団(シャンブル)と礼拝堂楽団(シャペル)と共に重要な3部門のうちの一つを担ったのが、主に屋外演奏を受け持つ吹奏楽団「大厩舎楽団(グランテキュリー)」でした。
オーボエ属のダブルリード楽器が欧州中の宮廷楽団に採用されていった源流はここにありますが、そのさらなるルーツを17世紀初頭まで遡り、オーボエと呼びうる楽器の発祥期から最初の栄華まで、周到な検証のもと再現製作された様々な古楽器で辿る充実企画盤がRicercarから登場。

総勢18名の演奏家たちは、エルヴェ・ニケ指揮によるヘンデル『王宮の花火の音楽』で楽器再現に携わり注目を浴びたドゥルツィアン(ルネサンス・バスーン)の名手ジェレミー・パパセルジオーを中心に、金管陣にはマドゥーフ兄弟も加わった俊才揃い。誕生まもない頃の貴重なモデルのオーボエやバスーン、17世紀フランス特有のクロモルヌ(ダブルリード楽器の一種、クルムホルンとは別物)無弁のナチュラル・トランペットなどに加え、レザール・フロリサンやシャンゼリゼ管弦楽団の数々の名演を彩った打楽器奏者マリー=アンジュ・プティが壮麗かつ絶妙なアクセントを添えてゆく音響世界はたいへんユニークで、過去の同種の企画盤の更なる先を行く最前線のピリオド管楽器アルバムとして出色の仕上がりを見せています。
王室の歴史に関わる使用楽譜の出典詳細や使用楽器に関するライナーノート(英・仏語)の充実度も素晴しく、フランス管楽芸術のさらなる源流を知る上で見逃せない1枚です。
(ナクソス・ジャパン)

『大厩舎楽団の祝宴』 ~17世紀フランス王室の吹奏楽団の世界~
【曲目】
1. 伝フランス王アンリ3世(1551-1559)/アンドレ・ダニカン・フィリドール(1647-1730)編:大オーボエ楽団の合奏(1690)
2. 作者不詳/フィリドール編:コルネットによるパヴァーヌ「奇襲戦」とガイヤルド(1601/1690)
3. ロレンツォ・アッレーグリ(1573頃-1648): 愛の夜の第1舞踏曲(1618)
4. 作者不詳/フィリドール編:アンリ大王[=フランス王アンリ4世]の婚礼に捧ぐパヴァーヌ(1600/1690)
5. ミヒャエル・プレトリウス(1571-1621):アヴィニョンのブーレ/ラ・ブーレ~『テルプシコーレ』(1612)より
6. ウスタシュ・デュ・コロワ(1549-1609):「永遠の安らぎを」の聖歌旋律による4声の第2ファンタジア(1610)
7. 作者不詳/フィリドール編: 1610年10月17日、王の聖名祝日に捧ぐ
オーボエ楽団のためのパヴァーヌ(1610/1690)
8. 作者不詳/フィリドール編:王[=フランス王ルイ13世]の婚礼のパヴァーヌ(1615/1690)
9. 作者不詳/フィリドール編: 王の広場[=パリのヴォージュ広場]における馬術遊戯のための「騎馬の舞踏曲」(1690)
10. ルイージ・ロッシ(1597頃-1653)/編曲者不詳: エウリディーチェを喪ったオルフェオの嘆き~歌劇《オルフェオ》(1647)による組曲(17世紀)より
11. ルイ・クープラン(1626-1661): オーボエ楽団による[5声の]ファンタジア(1654)
12. デグリニス氏(詳細不明)/フィリドール編:ダルクール伯爵に捧ぐクロモルヌ合奏のための組曲(1690)
13. フランソワ・ロベルデ(1624-1680): 第8カプリース(1660)
14. フィリドール: 戦場の騒音(1685/87)
15. フィリドール: リエージュ行進曲(1705)
16. 楽長ルーフ(詳細不明)/フィリドール編:ブランデンブルク侯連隊行進曲/ドイツ行進曲(1705)
17. 伝フィリドール: 退却(1705)
18. ジャン=バティスト・リュリ(1632-1687)/フィリドール編:王太子の馬術遊戯(1686/1705)
19. 伝フィリドール: ヴェルサイユ宮殿に設えられた王太子の馬術遊戯のための、ティンパニによる行進曲(1685/1705)
20. リュリ/フィリドール編: スペインのフォリア(1672/1705)
21. シャルル・デマジュール(1669-1736): 4声部の合奏曲(1702)
22. 伝フィリドール: 王の行進曲(1705)
23. リュリ/フィリドール編: 処刑人たちの行進曲(1705)
24. フィリドール: 二対のトランペットと大型バソンのための小品(1700)
25. リュリ/フィリドール編: 王の連隊の行進曲(1670/1705)
26. フィリドール: 三つの高音部オーボエのための王の行進曲(1679)
27. フィリドール: トランペット合奏によるムニュエ[=メヌエット](1685/87)
28. フィリドール: 葬送のための大行進曲(1690)
29. デマジュール: 4声部のシャコンヌ(1702)

【演奏】
シンタグマ・アミーチ&ジョウルディーナ(古楽器使用)
ジェレミー・パパセルジオー(ドゥルツィアン、バロック・バスーン、大型バスーン、セルパン、バス・クロモルヌ、フラジョレット、指揮)
エルザ・フランク(ルネサンス・オーボエ、バロック・オーボエ、リコーダー、クロモルヌ)
ジャン=フランソワ・マドゥーフ(ナチュラル・トランペット)
マリー=アンジュ・プティ(ティンパニ、打楽器)、ほか

【録音】
2021年6月 カーン音楽院(フランス北部ノルマンディ地方)