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世界初録音!ゲーベル&ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団によるプロジェクト第2弾!『ニュー・モーツァルト Vol.2』

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2022年03月24日 00:00

New Mozart Vol. 2

とどまるところを知らないゲーベルの知的好奇心が探り当てた、モーツァルトの有名作の別の姿。

知られざる作品を求め、それを音楽史のコンテクストの中で新しく提示する―「疲れ知らずの探求者」と称される指揮者ラインハルト・ゲーベルが、世界的に高い評価を得た「ベートーヴェンの世界」に続いて取り組む新プロジェクト、「ニュー・モーツァルト」。ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団をパートナーに、モーツァルトの知られざる音楽を発掘し、その周辺の作品と合わせて世に問う刺激的なシリーズ。第1弾では、バイエルンの作曲家であったフランツ・グライスナー(1761-1818)が、モーツァルトの管楽合奏によるセレナーデの名曲「グラン・パルティータ」K.361を管弦楽に編曲した作品が選ばれていました。

シリーズ第2弾となる今作では、モーツァルトのクラヴィーア作品および室内楽を、ウィーンの指揮者・作曲家として活躍したイグナーツ・フォン・ザイフリート(1776-1841)が管弦楽用に編曲した極めて珍しい作品2曲の世界初録音を実現。ザイフリートは、ウィーンで生まれ育ち、活躍し、没した作曲家・指揮者。自身の回顧録では、モーツァルトとヨハン・ゲオルク・アルブレヒツベルガーの2人に師事したと述べており、ウィーンのアウフ・デア・ヴィーデン劇場やアン・デア・ウィーン劇場の音楽監督を務め、1805年にはベートーヴェンの『フィデリオ』の改稿前の版の初演を手掛けるなど、オペラの上演に卓越した手腕を発揮しました。作曲家としてのザイフリートは、舞台劇の序曲や付随音楽、数多くの宗教的作品、交響曲、序曲、室内楽など、数多くの作品を残しています。ニューグローヴ世界音楽大事典には「多才さゆえにウィーンの音楽界で独自の位置を占めたものの、その作品にはひとつたりとも真の独創性や特徴を示すものはない」と記載がありますが、数多くの管弦楽や管楽合奏版などの編曲をおこなっているところをみるとその編曲には定評があり、当時頻繁に演奏されていたようで、非常に色彩豊かで壮麗・劇的なサウンドにより重厚で壮大な表現力が付けられています。

当アルバムの『グラン・ファンタジー ハ短調』は幻想曲ハ短調とピアノ・ソナタ第14番(通常のこの組み合わせで演奏される場合が多い)を組み合わせて1812年にオーケストラ版に編曲したもの。『グラン・ファンタジー ヘ短調』はピアノ四重奏曲第1番の第1・2楽章と「自動オルガンのための幻想曲」を1814年にオーケストラ版にしたものです。

ゲーベルの演奏は、原曲のピアノや室内楽とは違い、大きな管弦楽作品としての角度からアプローチしており、モダン楽器によるオーケストラを透明感あふれるHIPスタイルに変貌させ、力感溢れる演奏が繰り広げられています。
(ソニーミュージック)

【収録内容】
モーツァルト=イグナーツ・フォン・ザイフリート編:
グラン・ファンタジー ハ短調 (1812)
(原曲:モーツァルト:幻想曲ハ短調K.475 / ピアノ・ソナタ第14番ハ短調K.457)

グラン・ファンタジー ヘ短調 (1814)
(原曲:モーツァルト:ピアノ四重奏曲第1番ト短調K.478~第1&2楽章/ 自動オルガンのための幻想曲 ヘ短調K.608)

【演奏】
ラインハルト・ゲーベル(指揮)
ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団

【録音】
2021年2月16-20日、ザルツブルク、ドロテア・ポルシェ・ザール