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バイバ・スクリデが弾く近現代の無伴奏ヴァイオリン・ソナタ集!~シュルホフ、ヒンデミット、ヤルナッハ、エルトマン

バイバ・スクリデ

ラトヴィア出身のヴァイオリニスト、バイバ・スクリデの最新アルバムは、J.S.バッハの「無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとバルティータ」の伝統を継承する4人の作曲家の作品集。
退廃音楽の作曲家として一時はその存在が忘れられてしまったシュルホフが1927年に作曲した、チェコ民謡とジャズの要素を取り入れたソナタを冒頭に置き、1924年に書かれたレーガーの影響が強いメロディアスなヒンデミットのソナタが続きます。
3曲目はやはりレーガーに触発されたヤルナッハのソナタが置かれていますが、こちらは精緻な筆致を特徴とする技巧的な作品です。
最後は知られざる作曲家エルトマンのソナタ。ラトヴィアのバルト・ドイツ系の家に生まれ、1914年にベルリンに移住。ハインツ・ティーセンの元で作曲を学んだ彼は、1920-21年にこの古典的なソナタの形式を用いた作品を作曲しています。収録曲の4作品の中では最も古い作品ではありますが、謎めいた6つの音符で幕を開ける初期モダニズムのスタイルは独自の作風を表すものです。
スクリデは各作品の特徴を生かしながら、緊張感にあふれた素晴らしい演奏を聴かせます。
(ナクソス・ジャパン)

『近現代の無伴奏ヴァイオリン・ソナタ集』

【曲目】
エルヴィン・シュルホフ(1894-1942): 無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ
1. I. Allegro con fuoco
2. II. Andante cantabile
3. III. Allegretto grazioso
4. IV. Allegro risoluto

パウル・ヒンデミット(1895-1963): 無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ Op. 31 No. 2
5. I. Leicht bewegte Viertel
6. II. Ruhig bewegte Achtel
7. III. Gemächliche Viertel
8. IV. Fünf Variationen - モーツァルトの「春への憧れ」による

フィリップ・ヤルナッハ(1892-1982): 無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ Op. 13
9. I. Andante sostenuto.
10. II. Prestissimo
11. III. Allegro deciso

エドゥアルト・エルトマン(1896-1958): 無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ Op. 12
12. I. Ruhig
13. II. Allegretto scherzando - Trio. Einfach, wie eine Volksweise
14. III.Langsam
15. IV. Lebendig

【演奏】
バイバ・スクリデ(ヴァイオリン)

【録音】
2020年11月4-7日
ベルリン、ダーレム、イエス・キリスト教会(ドイツ)

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2022年03月30日 00:00