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アンドリス・ネルソンス『ショスタコーヴィチ: 交響曲全集、協奏曲集、歌劇「ムツェンスク郡のマクベス夫人」』19枚組 2025年3月下旬発売

ネルソンス

ショスタコ―ヴィチ没後50周年記念 “新世代のマエストロ”による、ショスタコーヴィチ録音集 CD19枚組ボックス・セット

輸入盤CD


ショスタコーヴィチの没後50周年を記念してアンドリス・ネルソンスと、彼が音楽監督を務めるボストン交響楽団によるショスタコーヴィチの録音集が発売されます。CD19枚組ボックス・セット。ネルソンスは1978年生まれの新世代のマエストロで、ソヴィエト時代のラトヴィア出身です。セットには2016年、2017年、2019年と3度グラミー賞を受賞した交響曲集、ユジャ・ワン、バイバ・スクリデ、ヨーヨー・マをソリストとしたピアノ、ヴァイオリン、チェロの協奏曲集、そしてソプラノ歌手のクリスティーネ・オポライス、テノール歌手のブレンデン・グンネル、ピーター・ホーレらの歌唱による最新録音の歌劇『ムツェンスク郡のマクベス夫人』が収められています。交響曲第13番『バビ・ヤール』のソロではバス・バリトン歌手のマティアス・ゲルネが見事な歌唱を披露しています。
ショスタコーヴィチは1975年8月9日に亡くなってから、この50年の間にその評価は高まる一方で、20世紀の最も偉大な作曲家の一人として認められています。そしてショスタコーヴィチとソヴィエト政権との関係性に人々は関心を持ち続けています。果して彼は忠実な“しもべ”であったのか、あるいは苦々しく思っていた隠れた反体制派だったのか……と。けれども、ラトヴィアで成長し、直接ソヴィエト体制を経験し、自身のキャリアの多くの時間をショスタコーヴィチの音楽の研究と指揮に当てていたネルソンスにとってこの問いは見当違いのようです。「彼の音楽が偉大なところは政治を超越しているところです。彼が生きた時代を知っていてもいなくても、それは人々に語りかけます」とネルソンスは話しています。
(ユニバーサル・ミュージック)

【曲目】
ショスタコーヴィチ:
《CD 1》
1-4) 交響曲第1番ヘ短調Op.10
【録音】2018年11月
《CD 2》
1-2) 交響曲第2番ロ長調Op.14『十月革命に捧げる』、3-6) 交響曲第3番変ホ長調Op.20『メーデー』
【演奏】タングルウッド祝祭合唱団
【録音】2019年11月(1-2)、2022年10月(3-6)
《CD 3》
1-5) 交響曲第4番ハ短調Op.43
【録音】2018年4月
《CD 4》
1-4) 交響曲第5番ニ短調Op.47、5-7) 交響曲第6番ロ短調Op.54
【録音】2015年11月(1-4)、2017年5月(5-7)
《CD 5》
1-4) 交響曲第7番ハ長調Op.60『レニングラード』
【録音】2017年2月
《CD 6》
1-5) 交響曲第8番ハ短調Op.65
【録音】2016年3月
《CD 7》
1-5) 交響曲第9番変ホ長調Op.70、6-9) 交響曲第10番ホ短調Op.93
【録音】2015年10月(1-5)、4月(6-9)
《CD 8》
1-4) 交響曲第11番ト短調Op.103『1905年』
【録音】2017年10月
《CD 9》
1-4) 交響曲第12番ニ短調Op.112『1917年』(第1楽章:革命へのペトログラード/第2楽章:ラズリーフ/第3楽章:アヴローラ/第4楽章:人類の夜明け)
【録音】2019年11月
《CD 10》
1-5) 交響曲第13番変ロ短調Op.113『バビ・ヤール』(第1楽章:バビ・ヤール/第2楽章:ユーモア/第3楽章:商店で/第4楽章:恐怖/第5楽章/出世)
【演奏】マティアス・ゲルネ(バス・バリトン)、タングルウッド祝祭合唱団、ニュー・イングランド音楽院交響合唱団
【録音】2023年5月
《CD 11》
1-11) 交響曲第14番ト短調Op.135(第1楽章:深いところから/第2楽章:マラゲーニャ/第3楽章:ローレライ/第4楽章:自殺者/第5楽章:心して/第6楽章:マダム、ごらんなさい/第7楽章:ラ・サンテ監獄にて/第8楽章:コンスタンチノープルのサルタンへのザポロージェ・コザックの返事/第9楽章:おお、デルウィーク、デルウィーク!/第10楽章:詩人の死/第11楽章:結び)
【演奏】アレクサンドル・ツィムバリュク(バス)、クリスティーネ・オポライス(ソプラノ)
【録音】2018年2月
《CD 12》
1-4) 交響曲第15番イ長調Op.141
【録音】2019年4月
《CD 13》
1) 歌劇『ムツェンスク郡のマクベス夫人』Op.29より「パッサカリア」、2-8) 劇付随音楽『ハムレット』組曲Op.32aより(第1曲:序奏と夜警/第2曲:葬送行進曲/第3曲:ファンファーレと舞踏音楽/第4曲:狩/第9曲:オフィーリアの歌/第10曲:子守歌/第11曲:レクイエム)、 9-19) 劇付随音楽『リア王』組曲Op.58aより(序奏とコーデリアのバラード/ファンファーレ第1番/狩からの帰還/ファンファーレ第4番/嵐の接近/荒野の情景/ファンファーレ第2番/盲目のグロスター伯/野営地/ファンファーレ第5番/行進曲)、20) 祝典序曲Op.96、21-25) 室内交響曲ハ短調Op.110a(R.バルシャイによる管弦楽編)
【演奏】ウィリアム・R.ハジンス(クラリネット)(9)
【録音】2015年4月(1)、2016年2月(2-8)、2017年5月(9-20)、2020年1月(21-25)
《CD 14》
1-4) ピアノ協奏曲第1番ハ短調Op.35、5-7) ピアノ協奏曲第2番ヘ長調Op.102
【演奏】ユジャ・ワン(ピアノ)、トーマス・ロルフス(トランペット)(1-4)
【録音】2022年10月
《CD 15》
1-4) ヴァイオリン協奏曲第1番イ短調Op.99、5-7) ヴァイオリン協奏曲第2番嬰ハ短調Op.129
【演奏】バイバ・スクリデ(ヴァイオリン)
【録音】2022年3月(1-4)、2023年1月(5-7)
《CD 16》
1-4) チェロ協奏曲第1番変ホ長調Op.107、5-7) チェロ協奏曲第2番ト長調Op.126
【演奏】ヨーヨー・マ(チェロ)
【録音】2023年10月
《CD 17-19》
歌劇『ムツェンスク郡のマクベス夫人』Op.29
【演奏】クリスティーネ・オポライス、ミシェル・トレイナー(ソプラノ)、マリア・バラコーワ(メッゾ・ソプラノ)、ピーター・ホーレ、ブレンデン・グンネル、イェギシェ・マヌチャリアン、アレクサンダー・クラヴェッツ、チャールズ・ブランディ(テノール)、デイヴィッド・クラヴィッツ(バリトン)、ブランドン・セデル(バス・バリトン)、ギュンター・グロイスベック、ディミトリ・ベロセルスキー、パトリック・グエッティ(バス)、タングルウッド祝祭合唱団他
【録音】2024年1月

【演奏】アンドリス・ネルソンス(指揮)ボストン交響楽団

【録音場所】ボストン

カテゴリ : ニューリリース | タグ : ボックスセット(クラシック)

掲載: 2025年01月10日 10:00