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ラ・レヴェルディによるルネサンス初期のフェラーラ宮廷におけるマリア信仰と多声音楽!『喜びの光』

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2022年04月14日 00:00

ラ・レヴェルディ

中世音楽のプロフェッショナルたちが読み解く「その先」、生の15世紀イタリア多声音楽の世界

20世紀以来、中世後期からルネサンス初期を重点的に追い続けてきたイタリアの精鋭古楽アンサンブル、ラ・レヴェルディ。テーマ性の高いプログラム、独特の選曲と抜群の音楽性あふれる演奏でその深い魅力を伝えます。

今回のテーマは、15世紀前半~中盤のフェラーラ。北イタリア屈指の文化的宮廷をこの地に築いたエステ家は、才人レオナルド・ダ・ヴィンチや詩人タッソなど多くの文化人を擁護下に迎えるよりずっと前から、多岐にわたる芸術従事者たちを後援していました。
15世紀にそこで記された写本(現在はモデナの図書館に収蔵)には、アルプスを越えた遥か北のブルゴーニュやイングランドの宮廷で活躍した一流音楽家たちの作品が記されており、歴代のフェラーラ公がいかに明敏な芸術的審美眼の持ち主であったかを伝えてくれます。

本盤はこの写本を底本に、当時の音楽先進地として知られた英国やネーデルラントの4人の重要作曲家たちが残した多声音楽に焦点を絞って厳選。ア・カペラ重唱にこだわらず、むしろ当時の宮廷音楽の習慣を検証しながら様々な弦楽器や管楽器を適切に盛り込み、さながら丁寧に洗浄されたルネサンス期の油彩絵画のように鮮やかな当時流儀の音色美の真相に迫ります。

ラ・レヴェルディの確かなキャリアに裏打ちされた、清らかな古楽歌唱と抜群の妙技による古楽器サウンドの交錯の心地良さをお楽しみください。
ミラノ大学の音楽学者ダヴィデ・ダオルミによるライナーノート(英・仏・伊語)も充実。(ナクソス・ジャパン)

『喜びの光』 ~ルネサンス初期のフェラーラ宮廷におけるマリア信仰と多声音楽
【曲目】
ジル・バンショワ(ジル・ド・バン)(1400頃-1460):
1. めでたし、天の母后 Ave Regina celorum

ジョン・ダンスタブル(1390頃-1453):
2. 喜んでください乙女よ、と天使は声をかけ/あなたは乙女でありながら母となったのです Gaude Virgo salutata/Virgo Mater comprobaris
3. 栄え抜きの乙女よ Specialis Virgo
4. ごきげんよう、おお奇蹟にして思慮深き母后なる方 Salve Regina Mater mir
e5. なんとあなたは美しいことか Quam pulchra es

リオネル・パワー(1370/85頃-1445):
6. ごきげんよう、憐れみ深き母なる方 Salve Regina misericordie
7. 栄光の乙女マリアよ Gloriose Virginis Marie

ギヨーム・デュファイ(1397-1474):
8. めでたし、海の星 Ave maris stella
9. 花の中の花 Flos florum
10. 第8旋法によるマニフィカト Magnificat octavi toni
11. 贖罪主の聖なる母君よ Alma redemptoris Mater
12. 神の教会の輝かしき栄光であらせられる方よ/母なる、純然たる親であらせられる方よ Fulgens iubar ecclesie Dei/Puerpera pura parens

使用楽譜:モデナ大学エステンセ図書館の写本Ms X.1.11(楽譜校訂: クラウディア・カッファーニ)

【演奏】
ラ・レヴェルディ(古楽器使用)
[メンバー]
クラウディア・カッファーニ(歌、リュート、プサルテリウム)
リヴィア・カッファーニ(歌、各種リコーダー、弓奏ヴィエル〔中世フィドル〕)
エリザベッタ・デ・ミルコヴィチ(歌、弓奏ヴィエル)
テオドーラ・トンマージ(歌、中世ハープ、リコーダー)
ドロン・デイヴィッド・シャーウィン(歌、木管コルネット)
マッテオ・ゼナッティ(歌、中世ハープ)

スザンナ・デフェンディ、ヴァレリオ・マズッコーニ(テナー・サックバット)
エマヌエーレ・ペトラッコ(歌)
ロレンツォ・デラスモ(フレームドラム、鐘)

【録音】
2021年7月28-31日、ファルロ教会、トレヴィゾ(イタリア北東部ヴェネト州)