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ファン・メヘレン率いるア・ノクテ・テンポリスによる、フランス・バロック貴族社会を彩った恋の歌ブリュネット『フランス・バロックのブリュネットの世界』

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2022年04月21日 00:00


[Alpha Classics 公式チャンネルより]

フランス・バロックの貴族社会を彩った恋の歌。名手たちが当時の傑作器楽曲を交えて伝える機微

文化百般に通じた絶対君主ルイ14世のもと、前世紀以来の高雅な宮廷歌曲(エール・ド・クール)が発展、王室音楽総監督リュリもフランス語の韻文を鮮やかに音楽化し傑作フランス語オペラを続々発表した17世紀フランス。しかし上流階級の人々はそうした堅固な芸術様式ばかりでなく、他愛ない恋物語を短くシンプルな詩句に歌い込んだ、より軽く短い歌も喜んで愉しんでいました。
古代の理想郷に暮らす羊飼いの青年が「栗毛(ブリュネット)の君よ」と歌いかける設定の歌が多いためブリュネットと総称されるようになったこの曲種は、王室勅許のもと楽譜出版を任されていたバラール出版局から3度にわたり集大成的曲集が編まれたほど人気があり、今に伝わります。

このアルバムはクープランやマレなど同時代の王室周辺で活躍した名手たちの器楽作品を交え、ブリュネットの名品の数々をフランス・バロック後期の宮廷音楽世界に文脈づける試み。
さまざまなバロック・オペラや教会音楽・歌曲の解釈にすぐれ人気絶頂の名歌手ファン・メヘレンを中心に、器楽ではジャン・ロンドーのアンサンブルであるネヴァーマインドで活躍する横笛奏者アンナ・ベッソン、バッハの無伴奏チェロ組曲をフランス式にヴィオールで録音したミリアム・リニョルら4人の俊才が機微鮮やかな演奏を聴かせます。
驚くほど巧みなアンサンブルで彼らが支えるファン・メヘレンの美声にも酔いつつ、知られざるフランス・バロックの素顔に迫れるALPHAならではの好企画盤です。
(ナクソス・ジャパン)

『おお、わが麗しの栗毛の君』 ~フランス・バロックのブリュネットの世界~
【曲目】
1. 作曲者不詳: ああ行ってしまったのか、麗しき栗毛の君
~クリストフ・バラール(1641-1715)編『ブリュネットまたは小恋歌集 第2巻』(1704)より

2. 作曲者不詳: 見目麗しき羊飼いティルシスは
~バラール編『ブリュネットまたは小恋歌集 第1巻』(1703)より

3. ジャック・コシュロー(1680?-1734): 嘆くがよい、わがミュゼットよ
~『真面目な歌、酒の歌』(1714)より

4. 作曲者不詳: 音を潜めよ、わがミュゼットよ
~バラール編『ブリュネットまたは小恋歌集 第2巻』(1704)より

5. マラン・マレ(1656-1728): プレリュード
~『ヴィオール曲集 第3巻』(1711)より

6. 作曲者不詳: ある日、ぼくのクロリスは
~バラール編『ブリュネットまたは小恋歌集 第1巻』(1703)より

7. マレ: サラバンド
~『ヴィオール曲集 第3巻』(1711)より

8. マレ: ロンド式ガヴォット
~『ヴィオール曲集 第3巻』(1711)より

9. 作曲者不詳: もう恋なんてしたくない
~バラール編『ブリュネットまたは小恋歌集 第1巻』(1703)より

10. ジャック=マルタン・オトテール(1673-1763): 前奏曲 ト短調
~『前奏曲の技法』(1719)より

11. 作曲者不詳: セーヌ川のほとりで
~バラール編『ブリュネットまたは小恋歌集 第2巻』(1704)より

12. ロベール・ド・ヴィゼー(1650-1725): シャコンヌ
~『テオルボないしリュートのための作品集』(1716)所収の組曲 イ短調より

13. ジョゼフ・ヴァレット・ド・モンティニ(1665-1738): おさまれ、ぼくの苦悩よ
~『真面目な歌と酒の歌による曲集』(1713)より

14. 作曲者不詳: それはよくない、若きリゼットよ
~バラール編『ブリュネットまたは小恋歌集 第1巻』(1703)より

15. フランソワ・クープラン(1668-1733): 田園詩
~『クラヴサン曲集 第2巻』(1717)所収の第6組曲より

16. 作曲者不詳: 一人のスペイン人がいて、玉葱を商っておりました
~バラール編『ブリュネットまたは小恋歌集 第3巻』(1711)より

17. ジャン=フランソワ・ダンドリュー(1682-1738): 鳥たちの合奏(囀り)
~『クラヴサン曲集 第1巻』(1724)より

18. 夜啼鶯たちは、その優しい囀りで
~バラール編『ブリュネットまたは小恋歌集 第2巻』(1704)より

19. ミシェル・ピニョレ・ド・モンテクレール(1667-1737): 山鳩のつがい
~『横笛のためのコンセール集』(1724)より

20. フェロネリー氏(詳細不明): 時よ、しばし留まれ
~『真面目な歌、酒の歌』(1719)より

【演奏】
ア・ノクテ・テンポリス(声楽&古楽器アンサンブル)
レイナウト・ファン・メヘレン(オートコントル)
アンナ・ベッソン(フラウト・トラヴェルソ、宮廷ミュゼット〔=鞴式バグパイプ〕)
ミリアム・リニョル(バス・ド・ヴィオール、ドシュ・ド・ヴィオール〔=低音&高音ヴィオラ・ダ・ガンバ〕)
シモン・リンネ(テオルボ)
ロリス・バリュカン(クラヴサン〔=チェンバロ〕)

【録音】
2021年2月、シント・トライデン(ベルギー)