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フィリップ・デイソン『スコット・ジョプリン: ピアノ作品全集』(4枚組)

スコット・ジョプリン

「ラグタイム王」と呼ばれたアメリカの作曲家の偉業を再確認。CD4枚組

「ラグタイム王」と呼ばれたスコット・ジョプリン(c.1868-1917)は20世紀の変わり目に最も重要で影響力のあった作曲家の一人です。アメリカ、テキサス州のテクサカーナで生まれ、音楽一家で育ちました。7歳で隣家のピアノに出会い、耳でそれを試し始めました。まもなく父親が中古のピアノを買い与え、11歳までにはジョプリンの才能は地域でうわさになっていました。1897年、『メイプル・リーフ・ラグ』を完成させた頃にジョプリンは大躍進。ミズーリ州セダリアの「メイプル・リーフ・クラブ」で出会った音楽出版者のジョン・スタークが『メイプル・リーフ・ラグ』を発売し、大成功を収めました。ジョプリンの作品では『メイプル・リーフ・ラグ』と『ジ・エンターテイナー』が最もよく知られていますが、『ジ・エンターテイナー』はジョプリンの"テーマ曲"となっています。この曲と『ソラース』が1973年のアカデミー賞受賞映画『スティング』に使われ、『ジ・エンターテイナー』は大ヒットし、再びラグタイムが注目されることとなりました。

フィリップ・デイソンはイギリスで最も人気がある、革新的なコンサート・ピアニストの一人で、BBC放送やクラシックFMの番組にレギュラー出演しています。ジョプリンの真面目で影響力のあるアメリカの作曲家としての評価を再確認すべく、彼のピアノ作品全集をデッカに録音しました。CD4枚組。
(ユニバーサル・ミュージック/IMS)

【曲目】
スコット・ジョプリン:
《CD 1》
[オリジナル作品]
1) ザ・グレート・クラッシュ・コリジョン・マーチ(1896)、
2) コンビネーション・マーチ(1896)、
3) ハーモニー・クラブ・ワルツ(1896)、
4) オリジナル・ラグズ(1899)、
5) メイプル・リーフ・ラグ(1899)、
6) ピーチェリン・ラグ(1901)、
7) オーガスタン・クラブ・ワルツ(1901)、
8) イージー・ウィナーズ(1901)、
9) クレオファ(1902)、
10) ブリーズ・フロム・アラバマ(1902)、
11) エリート・シンコペーションズ(1902)、
12) ジ・エンターテイナー(1902)、
13) マーチ・マジェスティック(1902)、
14) ストラニアス・ライフ(1902)

《CD 2》
[オリジナル作品]
1) しだれ柳(1903)、
2) パーム・リーフ・ラグ(1903)、
3) フェイヴァリット(1904)、
4) シカモア(1904)、
5) カスケーズ(1904)、
6) 菊の花(1904)、
7) ベセーナ(1905)、
8) ローズバッド・マーチ(1905)、
9) レオラ(1905)、
10) ビンクス・ワルツ(1905)、
11) ユージニア(1905)、
12) アントワネット(1906)、
13) ラグタイム・ダンス(1906)、
14) グラジオラス・ラグ(1907)、
15) ノンパレル(1907)、
16) 砂糖きび(1908)

《CD 3》
[オリジナル作品]
1) パイン・アップル・ラグ(1908)、
2) ウォール・ストリート・ラグ(1909)、
3) ソラース(1909)、
4) 楽しい一時(1909)、
5) カントリー・クラブ(1909)、
6) ユーフォニック・サウンズ(1909)、
7) パラゴン・ラグ(1909)、
8) ストップタイム・ラグ(1910)、
9) スコット・ジョプリンのニュー・ラグ(1912)、
10) マグネティック・ラグ(1914)、
11) リフレクション・ラグ(1917)

《CD 4》
[共同作品]
1) スワイプシー(1900)(A.マーシャル)、
2) サンフラワー・スロウ・ドラッグ(1901)(S.ハイデン)、
3) サムシング・ドゥイング(1903)(S.ハイデン)、
4) リリー・クイーン(1907)(A.マーシャル)、
5) ヘリオトロープの花束(1907)(L.ショーヴァン)、
6) フェリシティ・ラグ(1911)(S.ハイデン)、
7) キスメット・ラグ(1913)(S.ハイデン)、
[その他の作品]
8) センセーション(1908)(J.F.ラム/S.ジョプリン編)、
9) シルバー・スワン・ラグ(1971)(Attributed to S.Joplin)、
[補遺]
10) フィグ・リーフ・ラグ(1908)、
11) ローズ・リーフ・ラグ(1907)、
12) サーチライト・ラグ(1907)、
[オペラ]
歌劇『トゥリーモニシャ』(1911)より
13) 第13曲:Frolic of the Bears、
14) 第19曲:第3幕への前奏曲、
15) 第27曲:A Real Slow Drag

【演奏】
フィリップ・デイソン(ピアノ)

【録音】
2015年8月10日-12月16日、イギリス、サリー、メニューイン・ホール

カテゴリ : ニューリリース | タグ : ボックスセット(クラシック)

掲載: 2022年04月26日 00:00