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ディールティエンス&シュタイアー/ベートーヴェン:チェロ・ソナタ第4&5番、バガテル集

ロエル・ディールティエンス

シュタイアーとディールティエンスふたりの巨匠によるベートーヴェン
シュタイアーのソロによるバガテルも!


ハルモニアムンディで進行中の、ベートーヴェン・イヤー・シリーズ。シュタイアーと、ディールティエンスによる、チェロ・ソナタおよびバガテル(シュタイアー独奏)という注目新譜の登場です!チェロのロエル・ディールティエンスは、アンサンブル・エクスプロラシオンの創設者にして、チャイコフスキー・コンクールやライプツィヒ・バッハ・コンクールなど世界的なコンクールの審査員を歴任するなど、バロックおよびモダンの権威です。シュタイアーも、フォルテピアノ、チェンバロ、そして時にはモダンのピアノもその自身の音楽性で見事に響かせるいわずとしれた現代の巨匠。現代の巨匠。注目の顔合わせです。
作品102のチェロ・ソナタは両曲とも1815年にさほど間をあけずに作曲されました。この時期はベートーヴェンが後期作風を模索していた時期で、従来のソナタという枠組みを破るような、幻想的で瞑想的な色合いが強いもの。ディールティエンスとシュタイアーは、ファンタジーに満ちたアンサンブルを展開しています。
バガテルOp.119は1820-22年にかけてまとめられた曲集。1曲1曲は短いですが、その中にこれだけ深い世界と、様々な表情が込められていたのかと驚かされる演奏です。そして時にはシュタイアーらしいビックリのしかけもあり、期待を裏切りません。1曲ごとに聴き終えた後の充実感がものすごいです。そしてop.126は、1823-24年、第九やミサ・ソレムニスと同時期に書かれ、「(後期の)弦楽四重奏のスケッチ」などともいわれている、ベートーヴェンの後期の傑作群のエッセンスのすべてが凝縮されたような曲集です。シュタイアーは、ロマン派をも予感させるようなファンタジーと歌に満ちた演奏でつむいでいます。
ベートーヴェンの中期から後期に差し掛かる時期の、「既存の様式」の呪縛からはばたこうとする重要な傑作が、名手ふたりによって、最高のかたちでよみがえりました。
(キングインターナショナル)

【曲目】
ベートーヴェン(1770-1827):
チェロ・ソナタ第4番 ハ長調 op.102-1(1815)
11 のバガテル op.119(1820-22)
チェロ・ソナタ第5番 ニ長調 op.102-2 (1815)
6つのバガテル op.126 (1823-24)
【演奏】
アンドレアス・シュタイアー
(フォルテピアノ/1827年ウィーン製コンラート・グラーフ・モデルのコピー(1996年クリストファー・クラーク製))
ロエル・ディールティエンス
(チェロ/マルテン・コルネリッセン、1994年(アントニオ・ストラディヴァリのコピー)
(弓/2003年ヘンク・コルネリッセン(ジョン・ドッドのコピー))
【録音】
2019年6月
テルデックス・スタジオ・ベルリン

輸入盤(2枚組)

 

国内仕様盤(2枚組)

[日本語帯・解説付き]

 

アンドレアス・シュタイアー

カテゴリ : ニューリリース | タグ : BEETHOVEN 2020

掲載: 2022年05月17日 00:00