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4つの名曲“四季”を収録!『16シーズンズ』~ヴィヴァルディ、ピアソラ、マックス・リヒター、フィリップ・グラスによる4つの「四季」(2枚組)


[Outhere Music 公式チャンネルより]

ヴァイオリンを独奏に据えた古今東西の『四季』を一堂に!

バロック時代にヴィヴァルディの「四季」がヨーロッパ中で大ヒットして以降、標題的な音楽にとって四季は格好の題材であり続けていますが、その作品を4つも集めた興味深いアルバムが登場しました。ソロを担当するヴァイオリニストも、曲想に合わせて2人が参加しています。

DISC1でソロを担当するのは、ジャズ・ミュージシャンなどとのコラボレーションを積極的に行っており、ピアソラ作品によるアルバムと世界ツアーも成功させているアレッサンドロ・クアルタ。ヴィヴァルディはピリオド・アプローチに現代的な躍動感を掛け合わせたインパクトのある表現。
彼が得意とするピアソラによる「ブエノスアイレスの四季」は元々バンドネオンが活躍する作品ですが、ここではギドン・クレーメルも録音したデシャトコフ編曲によるソロ・ヴァイオリンと室内楽版を使用、切れ味の鋭いパフォーマンスで楽しませます。

DISC2のソロは、世界各地でソリストとして活躍し、イタリアで後進の指導にもあたっているディーノ・デ・パルマ。ポスト・クラシカル界のカリスマと呼ばれるドイツの作曲家マックス・リヒターが、ヴィヴァルディの「四季」から25%の素材を用いて再構成(リコンポーズド)した作品では、お馴染みのフレーズが現代的なコード進行で奏でられ、聴く者の感覚に心地良い歪みをもたらします。
映画音楽からポピュラー・ミュージックへの影響まで、幅広い活動を行うアメリカ現代音楽の大御所フィリップ・グラスによるヴァイオリン協奏曲第2番は、ヴィヴァルディにインスパイアされながらも、独自の音楽言語でアメリカの自然と心象風景を描いたもの。デ・パルマのヴァイオリンはこれらの美しい作品を愛おしむように歌い上げています。
(ナクソス・ジャパン)

【曲目】
【DISC 1】
アントニオ・ヴィヴァルディ(1678-1741): 『四季』
1-3. ヴァイオリン協奏曲 ホ長調 Op. 8-1 RV 269 「春」
4-6. ヴァイオリン協奏曲 ト短調 Op. 8-2 RV 315 「夏」
7-9. ヴァイオリン協奏曲 ヘ長調 Op. 8-3 RV 293 「秋」
10-12. ヴァイオリン協奏曲 ヘ短調 Op. 8-4 RV 297 「冬」

アストル・ピアソラ(1921-1992)/レオニード・デシャトニコフ(1955-)編曲:
ブエノスアイレスの四季

13. ブエノスアイレスの秋
14. ブエノスアイレスの冬
15. ブエノスアイレスの春
16. ブエノスアイレスの夏

【DISC 2】
マックス・リヒター(1966-):
リコンポーズド: ヴィヴァルディ - フォー・シーズンズ

1-3. スプリング 1-3
4-6. サマー 1-3
7-9. オータム 1-3
10-12. ウィンター 1-3

フィリップ・グラス(1937-):
ヴァイオリン協奏曲 第2番 「アメリカの四季」

13. プロローグ
14. ムーヴメント 1
15. ソング 1
16. ムーヴメント 2
17. ソング 2
18. ムーヴメント 3
19. ソング 3
20. ムーヴメント 4

【演奏】
アレッサンドロ・クアルタ (ヴァイオリン)…DISC 1
ディーノ・デ・パルマ(ヴァイオリン)…DISC 2

コンチェルト・メディテラネオ
ジャンナ・フラッタ(指揮)

【録音】
2021年5月21-29日
サンタ・キアーラ教会オーディトリアム、フォッジャ、イタリア

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2022年05月27日 00:00