レコードで聴きたい「和ジャズ」特集
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石川晶 『Back To Rhythm』
和ジャズ、レア・グルーヴの名盤がクリアライムイエロー・カラーヴァイナルで再リリース!一打のドラムに全身が痺れるこの快感。日本が生んだ超絶ファンキー・ドラマー、石川晶がグルーヴのワンダーランドを駆け巡る!
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宮間利之とニューハード 『仁王と鳩』
仁王が踊り、鳩が舞う。強靭なグルーヴにたなびく幽玄な旋律。ビッグ・バンド・サウンドの可能性を追求した、これぞニューハードの真骨頂にして最高潮。
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高柳昌行ニュー・ディレクション・ユニット『Mass Hysterism In Another Situation』
大前キッド・アイラック・ホールの自主企画アナザー・シチュエーション・シリーズ第20回(1983年8月14日)公演を収録。鳴り止まぬドラムの連打とフィードバック・ノイズ…、マス・プロジェクション(集団投射)による壁のような音魂が延々と続く阿鼻叫喚の演奏である。複数のエフェクターを介したフィードバックを放出する高柳昌行、そして同様にフィードバックの発信に終始する飯野晃のギターが、増殖と分離を繰り返し軋んだトーンを発する。
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中村達也『Locus』
日米で精力的に活動していた中村達也が、金井英人、深町純らと1984年に残した激レア盤『Locus』がリイシュー!パーカッシヴなラテン・ナンバーからアンビエント・ナンバーまで収録し、〈BBE〉の人気和ジャズ・コンピ〈J Jazz〉シリーズにも楽曲が収録されるなど、内容は折り紙付き!
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鈴木宏昌 『HIGH-FLYING』
ジャズはもとより、映画、テレビ、CMなど広く日本の音楽界で活躍した作・編曲家/鍵盤奏者、鈴木宏昌。最も先鋭的だった時代の日野皓正、石川晶、稲垣次郎らの作品に深くかかわりその手腕を発揮してきた60年代末から70年代半ば。常に時代の一歩先を進んだその革新性が、総決算的に発揮されたのが76年録音の本作『ハイ・フライング』だ。ポスト・ジャズ・ロック/フュージョン前夜とも言うべき音楽性は、いわば究極のクロスオーヴァー・サウンド。名手コルゲンの面目躍如、緻密な編曲により研ぎ澄まされたグルーヴは炸裂感と疾走感に溢れ、聴く者をなぎ倒してゆく。プロデューサーである稲垣次郎をして「当時の理想の音」と言わしめた名作。この鮮度と強度を今こそとことん味わいたい。 ttext by 尾川雄介(UNIVERSOUND/DEEP JAZZ REALITY)
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稲垣次郎とソウル・メディア『HEAD ROCK』
日本におけるジャズ・ロック発展の中心となったミュージシャンのひとり、稲垣次郎。既存のジャズに限界を感じていた稲垣は「ロックの匂いの強いバンドで、ジャズ・ロックはもちろん、今までになかったものをやる」と語り、1969年からソウル・メディアでの活動を本格化させる。その活動と音楽性を象徴する作品が1970年録音の本作『ヘッド・ロック』だ。 冒頭の「ザ・ヴァンプ」からラストを飾る「ヘッド・ロック」まで、持てるアイデアと情熱を注ぎ込んだ弩級の曲が並ぶ、息を吐く暇もないジャズ・ロック・ショウケースである。 ジャズの名門レーベル、タクトに残された異端にして、日本のジャズ史において圧倒的な存在感を放つ傑作である。 text by 尾川雄介(UNIVERSOUND/DEEP JAZZ REALITY)
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猪俣猛とサウンドリミテッド『SOUNDS OF SOUND L.T.D.』
的確なスティック・ワークと時代を見据えた音楽性で日本のジャズ・シーンを牽引したドラマー、猪俣猛。1960年代終わりに、当時隆盛を極めつつあったブラス・ロックに影響を受けサウンド・リミテッドを結成。 「ジャズとロックの融合を目指し、若いミュージシャンを集めてヴァイタリティのある音楽をやりたい。このグループはモダン・ジャズという小さな枠におさまらない、スケールの大きなグループにしたい」と語り、新機軸を打ち出す。 そのファースト・アルバムにして代表作となったのが本作『サウンド・オブ・サウンド・リミテッド』(1970年)だ。象徴的な1曲として寵愛される「テーマ~ムスターシュ」を筆頭に、全編に躍動感と熱気が溢れる傑作である。 text by 尾川雄介(UNIVERSOUND/DEEP JAZZ REALITY)
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宮沢昭カルテット『SEA HORSE』
日本ジャズ界が生んだ伝説のテナー・サックス奏者、宮沢昭(1927-2000)の貴重極まりないライブ・アルバムを初アナログ化。
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稲垣次郎とソウル・メディア『FUNKY STUFF』
名匠、稲垣次郎によるジャズ・ロックの傑作! ジャズ・ロックのその先へ。稲垣次郎率いるソウル・メディアが辿り着いたのは、タイトでクールな究極のグルーヴだった。稲垣自ら “ブラック・ファンクをやった"と語っているように、それまでに培ってきたジャズ・ロックの炸裂感にブラック・ミュージックの粘りや弾力を融合させることで、その音楽性は別次元へと飛躍した。名手・鈴木宏昌のアレンジの妙と相俟って、グルーヴは磨きあげられ、艶を増し、妖しく光る。躍動感と疾走感が溢れる"Painted Paradise"、ファンクネスとメロウネスが共存する"Breeze"、重心が低くてキレのあるクール&ザ・ギャング"Funky Stuff"のカヴァーなど、全曲が聴きどころ。いまや世界中からウォントの絶えない決定的名盤である。
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三保敬とジャズイレヴン『こけざる組曲』
"ジャズのみならず、広く日本の音楽界に影響を与えたピアニスト/作・編曲家、三保敬太郎。映画監督、俳優、レーシング・ドライヴァー、文筆家、コメンテーターなどもこなし、多才な文化人として人気を博した。ジャズが多様化してくる1960年代後半以降、先鋭的な音楽性のなかで日本回帰を試みる作品が数多く生まれるが、なかでも『こけざる組曲』は急先鋒と言えるもの。 和楽器から電化楽器まで起用し、ジャズと日本古来の音楽の融合をベースに、そこに同時代的なロック~サイケの要素を注入。容赦のない激烈なサウンドだ。万人をして才人と言わしめた三保の、野心作にして永遠の問題作である。佐藤允彦、村岡実、石川晶、村岡建、猪俣猛、桜井英顕など、参加ミュージシャンの顔触れにも目を瞠る。 "
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宮沢昭『いわな』
"日本のジャズ・シーンの礎を築いたミュージシャンのひとり、テナー・サックス奏者、宮沢昭。 「われわれは日本人なんだから、日本人にしか出来ない奴をつくらなきゃならないと思う」と語っていた宮沢は、1969年から1970年にかけて『フォー・ユニッツ』、『いわな』、『木曽』と、日本人のアイデンティティを深く追求した作品を立て続けに発表する。なかでも、当時最も先鋭的なピアノ・トリオだった佐藤允彦、荒川康男、富樫雅彦とともに臨んだ本作『いわな』は、まさに<日本のジャズ>の極みであり、他に類を見ない屹然とした音楽世界を創出している。緊張感に満ちた「いわな」、悠然と紡ぐ「河ます」、あまりにも美しい「あゆ」、躍動する「にじます」。全曲が日本のジャズ史に残る名演である。 "
鈴木宏昌+稲垣次郎とビッグ・ソウル・メディア『BY THE RED STREAM』
ジャズ・ロックもモード・ジャズもフリー・ジャズも呑み込んだサウンドはシリアスにして重厚!"世界的な反戦と平和"をテーマに掲げた、日本のジャズ史に残る壮大なコンセプト・アルバムがアナログ再発。 紹介ページはコチラ≫
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岡沢章『ギリシャについて書かれた本』
ファーストコール・ベーシスト岡沢章のもうひとつの顔は希代のソウル・シンガーだった!自身のベースを含む、稲垣次郎とソウル・メディアが繰り出すファンキーなグルーヴに乗るソウルフルなヴォーカル。70年代和モノ・ソウルの隠れ名盤。 紹介ページはコチラ≫
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Ann Young&大野雄二トリオ『As Well Be Spring』
アメリカ出身のクラブ・シンガー、アン・ヤングが1975年の来日時に録音したファースト・アルバム。バックを務めるのは大野雄二、池田芳夫、岡山保義のトリオ。艶やかで躍動感に満ちた絶対的名演「Speak Low」の収録で、国内外を問わず求められて久しい傑作である。耳目は同曲に集まりがちだが、軽やかでいて端正な「Old Devil Moon」、たおやかで美しい「Autumn In New York」、切々と訴える「Don't Explain」など、本作には情感豊かに歌うアン・ヤングの魅力が詰まっている。そして、その魅力を最大限に引き出し、引き立てる、アレンジと演奏がまた絶品。大野雄二の貴重なピアノ・トリオ・ワークのひとつとしても注目される作品だ。 text by 尾川雄介(UNIVERSOUND/DEEP JAZZ REALITY)
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「和ジャズ・オリジナル・マスターワークス・コレクション第1弾」
オリジナルマスターテープから蘇る珠玉のセッションたちが最新リマスターで完全復刻!和ジャズ・オリジナル・マスターワークス・コレクション第1弾!
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稲垣次郎とソウル・メディア『真夏の夜のロック!(Jazz & Rock "Out")』
1970年7月21日に日比谷の野外音楽堂で行われたコンサート<真夏の夜のジャズ&ロック>の実況録音。本作でしか聴けないオリジナル曲「イッピー」や「フリー・ロック」などはもちろん、『ヘッド・ロック』にも収録されている「ザ・グラウンド・フォー・ピース」や、佐藤允彦が編曲を手掛けた「フリーダム・ジャズ・ダンス」など、全曲が聴き所。
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板橋文夫トリオ『涛』
強烈な個性とヴァイタルなプレイで注目を集めていたピアニストが放った、全曲オリジナルのデビュー・アルバムがLPで復刻。
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渡辺貞夫『サダオ・ワタナベ・プレイズ』
バークリー音楽院留学で研鑽を積んだ渡辺貞夫が、帰国直後に録音した日本復帰第一弾。三管編成のセクステット作品。
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山下洋輔トリオ『April Fool~キャシアス・クレイの死ぬ日』
「家畜人ヤプー」出版、ネッシー騒動、オリバー君フィーバー、アントニオ猪木×モハメドアリなどをプロデュースした戦後最大の'虚業家'康芳夫を全権プロデューサーに、「話の特集」編集長矢崎泰久が構成した世紀の奇盤、オリジナル盤どおり50年ぶりLP発売。
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本田竹曠『Whats Going On』
武田和命と峰厚介をフィーチャーしたオーケストラを従えた1977年作がアナログリイシュー。
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藤井貞泰トリオ+1『Like A Child』
1977年発表、藤井貞泰の隠れ名盤がついに登場。近年人気急上昇の森山浩二がドラムス、パーカッション、ヴォーカルで参加。
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スティーヴ・マーカス+稲垣次郎とソウル・メディア『サムシング』
東西を代表するジャズ・ロック・サックス・プレイヤーによる歴史的セッション音源を収めた1971年作がLPリイシュー。
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富樫雅彦『Session In Paris Vol. One "Song of Soil"』
富樫雅彦、ドン・チェリー、チャーリー・ヘイデンのセッション音源を収めた1979年作がリイシュー。
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COUNT BUFFALO & HIS ROCK BAND『Exciting Drums / African Rock Party』
カウント・バッファロー名義の初期傑作!ジャズでロックでアフリカンな真正グルーヴィ・サウンド。これが石川晶の一丁目一番地!アレンジャーに、古巣ニューハードの山木幸三郎、高見弘を迎え、全編ソウルフルなアレンジが施されたレア・グルーヴ名盤。オリジナル発売:1969年。
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富樫雅彦~高柳昌行『Pulsation』
富樫雅彦と高柳昌行という日本のフリージャズ界を牽引してきた2人が1983年にking records傘下のPaddle Wheelから発表した「Pulsation」が初アナログ盤復刻!
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富樫雅彦カルテット『Speed and Space: The Concept of Space in Music』
高木元輝(tenor saxophone & bass clarinet, cornpipe)、佐藤允彦(piano, gong)、池田芳夫(bass, electric bass)、富樫雅彦(drums, vibes, bells, gong, percussion)による富樫雅彦クワルテットの1969作がアナログ復刻。
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三橋貴風&山屋清『尺八 海の詩』
原信夫とシャープス&フラッツ出身の作編曲家、山屋清が1970年代に手がけた一連の民謡クロスオーバー・シリーズの端緒となった作品にして、日本を代表する尺八奏者、三橋貴風のデビュー・アルバム。
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富樫雅彦+高木元輝『Isolation』
映画『略称・連続射殺魔』のための音楽。富樫雅彦と高木元輝が挑んだのは"即興演奏の極限"だった。1969年、日本のフリージャズの真実がここに。
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弘田三枝子『IN MY FEELING』
ジャズ・ヴォーカルのスタンダード5曲とオリジナル作品5曲で構成された1977年3月発売作を復刻。編曲は、1曲を除き鈴木宏昌が手掛け、ミュージシャンには鈴木宏昌、岡沢章、江藤勲、松木恒秀、杉本喜代志、市原康、村岡建、ラリー須永らが参加。
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三橋貴風/山屋清『尺八 山の詩』『尺八 里の詩』
原信夫とシャープス&フラッツ出身の作編曲家の山屋清、日本を代表する尺八奏者である三橋貴風が1970年代に生み出した民謡クロスオーバー2タイトルがアナログ・リイシュー。
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原信夫とシャープス&フラッツ+1(本田竹彦)『エレクトロニクス!』
迫力のビッグ・バンド・サウンドの上を気持ちよく転がるエレピの音色! ジェスロ・タルの「ブーレ」、BS&Tの「スピニング・ホイール」、ビートルズの「カム・トゥゲザー」など、当時最新のロック・ヒット作品を取り上げているほか、「BREIT KOPT」「TUMBLIN! TUMBOURINE!」などキラリと光るオリジナル曲も素晴らしく、聴き応え十分の作品。
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稲垣次郎とソウル・メディア『FUNK PARTY』
当時ファンク路線を突き進んでいた稲垣次郎の声掛けにより、ジャズ界、ロック界から豪華バンドが集結して行われた後楽園ホールでのライヴを収録。当時のジャズ・ファンクの盛り上がりと熱が感じられる貴重なアルバム。
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宮本典子 ウィズ 鈴木勲『プッシュ』
1978年リリース、宮本典子のファースト・アルバムであり、ジャズ~クロスオーヴァー要素が最も強いアルバム。演奏は鈴木勲のほか、笹路正徳、秋山一将、唐木裕治、土肥晃、樋沢達彦、横山達治が参加。
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生活向上委員会ニューヨーク支部『Seikatsu Kojyo Iinkai』
梅津和時と原田依幸。この二人の歴史的〈オフノート〉がついに明らかに。1975年に自主製作され初回500枚のみ頒布された幻のアルバムが、遂にLP復刻。 紹介ページはコチラ≫
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『WaJazz: Japanese Jazz Spectacle Vol.II - Deep, Heavy and Beautiful Jazz from Japan 1962-1985 - The King Records Masters - Selected by Yusuke Ogawa (Universounds) 』
「WaJazz: Japanese Jazz Spectacle」シリーズの第2弾となる今回は、キングレコードの1962年~1985年までのカタログに焦点を当てた内容。鈴木勲、横田年昭、宮沢昭、村岡建、清水靖晃、富樫雅彦、ジョージ大塚らの音源を収録。
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山屋清『虚無僧の世界』
虚無僧が吹いた曲をテーマに、鬼才・山屋清が、尺八琴古流の名手として、国内だけでなく国際的にも活躍している三橋貴風をフィーチャーして作り上げた、重厚なクロスオ―ヴァ―・サウンド。
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『WaJazz: Japanese Jazz Spectacle Vol. I - Deep, Heavy and Beautiful Jazz from Japan 1968-1984 - The Nippon Columbia masters - Selected by Yusuke Ogawa (Universounds)<Black Vinyl>』
燃えるようなハード・バップからフリー・ジャズ、内省的なサックス・ソロ、重厚なビッグ・バンド・サウンドまで、、、日本のジャズ・スペシャリストである尾川雄介氏(UNIVERSOUNDS)が、日本コロムビアのアーカイヴから日本独自の"和ジャズ"を集めた必須のコレクション。稲垣次郎、村岡実、鈴木弘、山本邦山、猪俣猛らを収録。
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弘田三枝子『マイ・ファニー・ヴァレンタイン』
鈴木宏昌、石川晶、村岡建、直居隆雄、松木恒秀、岡沢章、江藤勲、市原康といった日本ジャズをリードするトップ・メンバーとともに制作された時代の熱気がつたわるファンキーな名盤。
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山本邦山+シャープス&フラッツ『こきりこ節/安来節』
アルバム『ビューティフル・バンブー・フルート』より、洗練の極みとも言える超絶グルーヴィなアレンジ/演奏による「こきりこ節」と「安来節」が7インチ・カット。これぞ民謡とジャズ・ロックの奇跡の邂逅。
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河野康弘『ローマ・イン・ザ・レイン』
ファースト・アルバム『ピース』の録音から2年。ライヴ録音となる本作では、より焦点の定まった力強い自己表現がなされている。ピアノ・トリオ+ヴィブラフォンという編成も見事にはまり、熱気と瑞々しさを合わせ持つまさに入魂の演奏。
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『センセーショナル・ジャズ '70 Vol.0』
1970年4月30日、渋谷公会堂でのジャズ・ロック・ライヴを実況録音し、同年7月に発売されたアルバム『センセーショナル・ジャズ '70』のアウト・テイクを収めたLP盤。猪俣猛とサウンド・リミテッド、稲垣次郎とソウル・メディア、石川晶とカウント・バッファローズ、宮間利之とニューハードという日本のジャズ・ロックの代名詞的4バンドの貴重なライヴ音源を蔵出し。
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板橋文夫、Henrik Schwarz、Kuniyuki Takahashi『Watarase (Joe Claussell Remix)』
板橋文夫、ヘンリク・シュワルツ、クニユキ・タカハシで再レコーディングされた名曲WATARASEをご存知スピリチュアルハウス・マスター、ホアキン・ジョー・クラウゼルがリミックス
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横田年昭とビート・ジェネレーション『高翔』
美しいメロディと躍動するリズム。そこは何人たりとも侵すことのできない気高き音楽世界。横田年昭 "幻"の名盤がレコードでリイシュー。
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ザ・フリーダム・ユニティ『サムシング』
モダン・ジャズも、ジャズ・ロックも、フリー・ジャズも、まとめて飲み込んだようなサウンドはあまりにも先鋭的で筆舌に尽くし難い。フリーダム・ユニティ『サムシング』がレコードでリイシュー。
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森山威男『グリーン・リヴァー』
和ジャズ最強ドラマーの一人、森山威男が1984年のドイツで大暴れ!ニュルンベルグで行われたジャズ祭に井上淑彦、榎本秀一、望月英明を従えハードコアなピアノレス・カルテットで出演した猛烈なライヴ作品。
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鈴木宏昌 『海のトリトン オリジナル・サウンドトラック』
ジャズやロックなど様々なジャンルのテイストを汲んだ革新的なサウンドで構築されたサウンドトラック。演奏も、市川秀男・江藤勲・寺川正興・杉本喜代志・石川晶・日野元彦など往年の名手たちが参加。
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日野皓正『ピース・アンド・ラブ』
アメリカから帰国後に日野皓正が、新クインテットを結成して制作した作品。日本のミュージシャンに加えレジー・ワークマンも招いた、荘厳で力強い一枚。
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村岡実『尺八ロック~村岡実グルーヴィ・トラックス E.P.』
グルーヴィ極まりないエレキ・ベース、サンタナも真っ青な飛び交うラテン・パーカッション、暴力的なまでにファンキーな電子オルガン、まさかの超尺ドラム・ブレイク、そしてそれらをねじ伏せるかのような迫力満点の村岡実の尺八。昭和国産ポピュラー音楽のエグ味だけを高純度で掬い上げたかのような“和製レア・グルーヴ”最深部をご堪能あれ。
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