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松原慶史、2016年の〈ギブソン・ジャズ・ギター・コンテスト〉最優秀賞ギタリストによるオリジナル・ファースト・アルバム『Angel's Share』

松原慶史

2016年〈ギブソン・ジャズ・ギター・コンテスト〉でグランプリを獲得した松原慶史のオリジナル・ファースト・アルバム『Angel's Share』がインディーズ盤完売につき廉価版で再発売!

流麗且つスピーディーなフレージングと洗練され尽くしたヴォイッシング・テクニックを堪能出来る、ジャズギター・ファン待望の一枚!

国内盤CD

 

収録曲:
01. Plan B
02. All Good Things
03. Lucky Craft
04. Angel’s Share
05. Fondant au Chocolat
06. Guilty Pleasure
07. Division 4
08. Charley Horse
09. Butterfly Effect
10. Sun&Moon
11. Southern Cross St.(Happy Valley)

【「Angel’ s Share」全曲解説】

「Plan B」
ピアノとギターのユニゾンはとても効果的で、まるで別の楽器のような響きになります。そのお気に入りのサウンドを強調してみました。再生すると部屋の温度が2度下がる、そんな音を目指しました。

「All Good Things」
「すべての良きこと」という意味です。この言葉には続きがあります。All good things must come to an end(どんな言いことにも終わりがくる)小さな「良きこと」がどんどん大きな「良きことGoodthings」になって、終わりが来る前に曲が終わる。 そんなイメージで言葉の前半部分だけをタイトルにしました。

「Lucky Craft」
釣り道具メーカーの会社名です。何となく曲のメロディと言葉の響きが一致しました。組曲のような構成で、後半のギターソロでは湖の水面をイメージした少し変わったギターサウンドを使っています。

「Angel’ s Share」
ウイスキーやワインを作るときに、樽の中で蒸発してしまう部分のことを「天使の分け前 Angel`s Share」と呼ぶそうです。「天使が残してくれたお酒を私たちがありがたく頂く」という発想が何とも素敵で気に入ったので、自分の中で一番の自信作にこのタイトルを付けました。ファンキーなベースとドラムにアンビエントなギター。ウイスキーのロックなんかが合いそうな。

「Fondant au Chocolat」
ライブでお客さんからの評判が一番良い曲です。 メロディがなんだかフランスの街並みのイメージで、最初に思い浮かんだフランス語の言葉が「フォンダンショコラ」でした。自分の書いたメロディの中でも自信作の一つ。同い年の仲の良いギター職人が作ってくれたナイロン弦ギターでこの曲を録音できたことが嬉しいのです。

「Guilty Pleasure」
32小節のAABA、というジャズスタンダードの最も基本的な形式を使って現代的なサウンドを、というコンセプトで 書きました。ドラムとの4バースなど典型的なジャズセッションの形をそのまま使いました。

「Charley Horse」
サッカー、バスケ等の接触スポーツにおいてよく起きる、腿の外側を打撲してしばらく起き上がれなくなってしまう 症状のことです。日本語では地方によって30以上の違う呼び方があるそうで。モモカンというのが最も一般的です。 英語圏でも国によって呼び方が違います。 Charley Horseはアメリカの言い方。最初すごく痛くて、治ったと思って歩くとやっぱりまだまだ痛い。酷い時は一週間 くらい続く、という様を曲にしてみました。このアルバムで唯一ボイスをギターに一部重ねてみました。

「Division 4」
高校2年生のときオーストラリアにいて地域の少年団でバスケをやっていたのですが、ある時自分がいたのは 「Division 4(4軍)」だったということを知り、バスケは止めようと思ったときの絶望感と怒りを曲にしました(笑)

「Butterfly Effect」
小さな変化が時間の経過とともに途轍もない大きな現象を起こす。というような意味です。ポインシアナというジャズスタンダードで使われいてる独特なリズムパターンをモチーフにしています。 エレキギターで弾くこともありますが、CDではアコースティックなサウンドで。

「Sun&Moon」
漫画「ハンターハンター」に出てきた技の名前からタイトルを頂きました。 月の上に立って見る太陽を想像して書きました。

「Southern Cross St.(Happy Valley)」
オーストラリアにいたときホームステイしていた家の住所です。 「幸せの谷の南十字星通り」とんでもなくメルヘンチックな名前の通りです。日当たりがとても良く、木と芝生の広場が一面に広がる美しい所でした。 サビの部分ではポップスでよく使われる典型的なコード進行を採用してみました。

【松原慶史 プロフィール】

2006年よりノーステキサス州立大学でジャズギターを専攻。
在学中、テキサス州ダラスを中心に演奏活動を展開。
アメリカ各地のジャズクラブ、フェスティバルに出演。
Taylor Eigsti, Ambrose Akinmusire, Jason Thomas(R.H Factor, Snarky Puppy)らと共演。
Fred Hamilton, Jonathan Kreisberg, Gilad Hekselman, Lage Lund, Miles Okazaki, Ambrose Akinmusire, 布川俊樹に師事。
2011年に帰国。現在はオリジナル曲を演奏するクインテット、スタンダードを中心に取り上げる松原慶史Standard Trioを中心に、サイドマンとしては森紀明ラージアンサンブル、佐藤恭子リトルオーケストラ、古木佳佑カルテット、寺井雄一グループ、高橋ゲタ夫 Crystana`s Voyage、橋爪亮督TRIO STANDARD SIDE、西川彩織グループ、などに参加している。
2016年8月Jazz Life×G`club Tokyo presents Jazz Guitar Contest supported by Gibson(ギブソンジャズギターコンテスト) にて最優秀賞を受賞。

〈ギブソン・ジャズ・ギター・コンテスト〉最優秀賞のギタリスト鈴木直人

現在のジャズ・シーンにおいて欠かせない有数のギタリストの一人とされ、2004年〈ギブソン・ジャズ・ギター・コンテスト〉で最優秀ギタリスト賞を受賞、数多くのレコーディング/セッションに参加するのみならず、多数のJ-POPアーティストのサポート等でも活躍する鈴木直人による作品『Before the dawn』!

国内盤CD

タグ : ジャズ復刻&発掘 ジャズ・ギター リイシュー

掲載: 2022年06月28日 12:39