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ワルター&ウィーン・フィル/ブルックナー:交響曲第9番 '53年モノラル・ライヴ!(UHQCD)

 ワルター

ワルターとウィーン・フィルによるブルックナー最後のシンフォニー。
1953年のザルツブルクで行われた最高の組み合わせによる極上の世界。

1953年という年はワルターにとって、充実・多忙の1年となりました。米コロンビアレコードにニューヨーク・フィル(NYP)とモーツァルト「35番ハフナー」「39番」「40番」、ブラームス「1~3番」などを録音する一方で、ウィーン・フィル(VPO)とともに8月にザルツブルク音楽祭、9月にはエジンバラ音楽祭に出演しています。ちなみに9月8日エジンバラでのブラームス「ドイツ・レクイエム」=EpitagraphレーベルのEPITA.019はこのときのライヴです。

53年8月19・20日、ザルツブルク音楽祭で行われた2日間の2日目の録音。プログラムのほかの曲目は、初日が「オイリアンテ」序曲、モーツァルト「プラハ」、2日目はベートーヴェン「2番」でした。
ワルターは総じて速めのテンポで歩を進め、ときおり見せる優美な表情が安らぎを与えてくれます。圧巻はフィナーレ。引き締まった表情で劇的に歩みを進める強い意志と劇的構成力は圧倒的な感動を生み出してやみません。ウィーン・フィルは強靭かつしなやかに美音を響かせ、この名曲の深遠・崇高・広大な世界に没入させてくれます。曲の最初から終わりまで途切れはなく、終了後は拍手がはいっていますので臨場感も豊かというべきでしょう。
ワルターによるブルックナーの交響曲の録音は4番、7番、8番、9番が残されていますが、もっとも数多く取り上げたのが最後の第9番。1959年11月にコロンビア交響楽団を指揮してセッション録音をのこしているほか、ライヴだけでも5種類【(1)1946年3月17日カーネギーホール(CaH)におけるNYP盤、(2)48年2月28日フィラデルフィア管弦楽団盤、(3)本盤、(4)53年12月27日CaHにおけるNYP盤、(5)1957年2月10日CaHにおけるNYP盤】ありますが、最も感動的な演奏をUHQCDにしてご紹介します。

放送音源より復刻されたテープからのCD化で、国内盤初登場になります。 音質は復刻につきまとうノイズこそ少し残っているものの、従来の海外盤を凌ぐ生々しさ!高域の伸び、低域の重厚さ等、良好で鮮明な音。PPからffに変化するそのダイナミックレンジの広さも(この時代のものとしては)驚異的というしかありません。キング関口台スタジオで丁寧かつ最新技術によるリマスタリング、しかも"高音質CDの決定版"UHQCDにして発売!
(キングインターナショナル)

【曲目】
ブルックナー:交響曲第9番 ニ短調 (原典版)

【演奏】
ブルーノ・ワルター(指揮)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

【録音】
1953年8月20日(ザルツブルク音楽祭)
祝祭劇場、ザルツブルク
(ライヴ)

Produced by Epitagraph

カテゴリ : ニューリリース | タグ : ANTON BRUCKNER

掲載: 2022年10月20日 00:00