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フランスの名ピアニストの希少音源!『イヴォンヌ・ルフェビュール 未発表(初CD化)録音集5』(2枚組)

ルフェビュール

フルトヴェングラーとの共演で知られるフランスの名女流ルフェビュールの至芸

SOCD398/9(2枚組) デジパック仕様
マスタリング:Christophe Henault(Studio Art et Son)
表紙:1923年、作:Salah Lazarevic(マーラー音楽ライブラリー所蔵)
INA音源より1970年代以降の音源を抽出。入念なマスタリングを経て音質向上がはかられている。
(レグルス)

イヴォンヌ・ルフェビュール(1898年6月29日~1986年1月23日)はフランス、エルモン出身のピアニスト、教育者。パリ音楽院でアルフレッド・コルトーに学び、一等賞を獲得して卒業。コンサート・ピアニストとして活躍する傍ら、コルトーが設立したエコール・ノルマル音楽院でコルトーの助手となり、のちにパリ音楽院の教授となりました。その門下からはディヌ・リパッティ、サンソン・フランソワ、カトリーヌ・コラールら錚々たる名手たちを輩出しています。ピアニストとしてはバッハ、ベートーヴェン、シューベルトなどの独墺系作品とフォーレ、ドビュッシー、ラヴェルなどのフランス近代作品を得意としました。

レコード録音は戦前のSP時代より行っており、1935年録音「デュカス:ラモーの主題による変奏曲、間奏曲および終曲」は同曲の世界初録音となったものです。1950年にはパリ音楽院でブーシュリに学んだ同い年のヴァイオリニスト、ジャンヌ・ゴーティエ(1898~1974)とラヴェルのヴァイオリン・ソナタを録音。詩情にあふれた名演として知られています。(以上2曲はPH21041に収録)

1954年にはフルトヴェングラー&ベルリン・フィルと共演し、ルガーノでモーツァルトのピアノ協奏曲第20番を演奏。このライヴ録音は1970年に初めてLP化され、ルフェビュールの名が広く知られるきっかけとなりました(CDはPH21041、WPCS-12910など)。

1970年代から 80年代にかけてフランスのFY/Solisticeにバッハからフランス近代音楽に至る彼女の得意レパートリーのセッションでのステレオ録音を行い、ラヴェル作品集(FYCD018)はACCディスク大賞を獲得するなど高い評価を得ました。

今回の「未発表(初CD化)録音集5」には、INA(フランス国立視聴覚研究所)音源提供により彼女が得意とするバッハ、ベートーヴェン、シューベルト、ドビュッシー、ラヴェルのピアノ曲とともに、彼女にとって珍しい室内楽録音であるシューマンのピアノ五重奏曲が収録されており(共演はフランス放送四重奏団)、彼女のファンには見逃すことのできない一組となっています。
(タワーレコード 商品本部 板倉重雄)

【曲目】
<CD-1>
J.S.バッハ:パルティータ 第6番 ホ短調 BWV.830 INA.音楽と人生1982.10.26
:コラール前奏曲「主イエス・キリスト、われ汝を呼ぶ」BWV.639
:前奏曲とフーガ 変ホ短調 BWV.853(平均律クラヴィア曲集第1集8番)
:半音階的幻想曲とフーガ ニ短調 BWV.903
:前奏曲とフーガ イ短調 BWV.543(リスト編曲)

INA.私たちは音楽について何を知っていますか? 1971.1.31

ベートーヴェン:
:ピアノ・ソナタ 第30番 ホ長調 op.109 INA.フランスの文化 1971.1.25
:ピアノ・ソナタ 第31番 変イ長調 op.110 INA.サン・ジェルマン7月音楽祭 1973.6.28

<CD-2>
シューベルト:15のワルツとレントラー(構成:ルフェビュール)
INA.私たちは音楽について何を知っていますか? 1971.1.1

シューマン:ピアノ5重奏曲 op.44/フランス放送四重奏団 INA.サン・ジェルマン7月音楽祭 1974.6.27
ラヴェル:高雅で感傷的なワルツ

ドビュッシー:マスク
INA.私たちは音楽について何を知っていますか? 1971.1.1
:映像 第1集 INA.サン・ジェルマン7月音楽祭 1973.6.28

【演奏】
イヴォンヌ・ルフェビュール(ピアノ)

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2021年10月05日 00:00