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フランス王室が愛したレクイエム!アルマンゴー&レ・フォリー・フランセーズ、レ・パージュ・エ・レ・シャントルによるジャン・ジル:レクイエム

レ・フォリー・フランセーズ

フランス王室が愛したレクイエム、同国精鋭陣による新録音には異形のモテも併録!

南フランスのプロヴァンス地方出身の天才作曲家ジャン・ジル。大クープランと同じ1668年に生まれ、生涯を通じて専らフランスの南側で活躍しパリにもヴェルサイユにも来ないまま早世しましたが、ルイ14世の治世下で作曲したレクイエムが王室でもとりあげられ注目を浴び、18世紀を通じて王室の葬儀で頻繁に再演されるという栄に浴しました。
有名な定期演奏会コンセール・スピリチュエルも発足20年前に亡くなったこの昔日の巨匠の作品を何度も演奏、パリの人々にも喝采を博し続けました。

20世紀の古楽復権の流れでもシャルパンティエやデュ・モンと並んで注目されてきた彼のレクイエムに、ブルボン家歴代の王たちの祈りの場となってきたヴェルサイユ宮殿の王室礼拝堂での最新録音が登場。
手稿譜の形でのみ残る珍しいグラン・モテ(合奏付き合唱曲)と共に演奏を聴かせるのは、フランス17~18世紀音楽の知られざる魅力を実演と録音を通じて根強く紹介し続けてきた実力派ファビアン・アルマンゴー率いるヴェルサイユ・バロック音楽センター(CMBV)の合唱団。
器楽陣にはCMBVでの研究成果を比類ない演奏に昇華してきた精鋭集団レ・フォリー・フランセーズが加わり、残された楽譜の持ち味を最大限に引き出す精妙な解釈に仕上げられています。

モテ「主よ、わが神、あなたが頼りなのです」では時として舞踏劇やオペラを思わせる音使いもあり、メリハリの利いた古楽器演奏と相俟ってジルの作風の広がりを印象づけてやみません。

CMBVの音楽学者ジュリアン・デュブリュクによる解説(仏・英・独語/国内仕様盤には日本語訳付)も充実、フランス・バロックの奥深さと欧州古楽界の層の厚さに改めて驚かされる新録音です。
(ナクソス・ジャパン)

輸入盤

 

国内仕様盤

[国内仕様盤は解説日本語訳付き]
※国内仕様盤には、白沢達生氏による原盤解説の日本語訳が付属します。

 

【曲目】
ジャン・ジル(1668-1705):
1-10. Domine Deus meus モテ「主よ、わが神、あなたが頼りなのです」
11-19. Messe des morts 死者のためのミサ曲(レクイエム)

【演奏】
ユジェニー・ルフェーヴル(ソプラノ)
クレマン・ドビューヴル(オートコントル〔高音テノール〕)
セバスティアン・モンティ(テノール)
ダヴィド・ヴィチャク(バリトン)

レ・パージュ・エ・レ・シャントル
(ヴェルサイユ・バロック音楽センター合唱団、少年合唱団)
レ・フォリー・フランセーズ(古楽器使用)
コンサートマスター: パトリック・コーエン=アケニヌ(ヴァイオリン)
ファビアン・アルマンゴー(指揮)

【録音】
2022年12月8-9日 ヴェルサイユ宮殿王室礼拝堂

収録時間: 63分

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2023年08月23日 00:00