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ルドルフ・ゼルキン 晩年の未発表スタジオ録音/ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第21番“ワルトシュタイン”&第23番“熱情”

ルドルフ・ゼルキン

日本盤はMQA/UHQ-CDでのリリース
ドイツ・グラモフォンの新シリーズ『The Lost Tapes』第1弾
巨匠ルドルフ・ゼルキンが人生最後に録音したベートーヴェン作品の未発表録音が登場!

ドイツ・グラモフォンは創立125周年となる今年、アーカイブに埋もれていたお宝を発掘し、過去の素晴らしい録音に初めて光をあてます。魅力的な新シリーズ『The Lost Tapes』から初めにルドルフ・ゼルキン(1903-1991)の最後のベートーヴェン録音がリリースします。ピアノ・ソナタの『ワルトシュタイン』(1986年)と『熱情』(1989年)です。生誕120周年を迎える、ボヘミア出身のゼルキンは"ベートーヴェン弾き"として知られています。これらの録音の後、制作は進行し、ジャケットもすでにデザインされていましたが、ゼルキンの健康状態が悪化したためテープの最終確認ができませんでした。今回の歴史的なリリースは、自身も優れた音楽家であるルドルフの娘、ジュディス・ゼルキンによって承認されました。これらの録音の背景についての父親との感動的な話がブックレットに掲載されています。「父はリリースを確認する前に亡くなりました。それは"完璧"ではありません。それでも私はそれを共有する価値があると考えています。それはベートーヴェンの、そして父自身の人間であることの意味するものへの深い理解を驚くほど反映しているからです。この演奏が80代の一人の男から生まれていることを知れば、その能力と威力はますます恐るべきものでしょう」。ブックレットにはジェド・ディストラーによるライナーノーツ(英語・ドイツ語)、録音計画書とレコーディング・プロデューサー、ジュディス・シャーマンへの手紙の写し、そして写真も多数掲載されています。
日本盤はMQA/UHQ-CDでのリリース。
(ユニバーサルミュージック)

【曲目】
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1770-1827)
1-3. ピアノ・ソナタ 第21番 ハ長調 作品53《ワルトシュタイン》
4-6. ピアノ・ソナタ 第23番 ヘ短調 作品57《熱情》
【演奏】
ルドルフ・ゼルキン(ピアノ)
【録音】
1986年3月 ニューヨーク [1-3]、1989年5、6月 バーモント[4-6]

カテゴリ : ニューリリース | タグ : BEETHOVEN 2020

掲載: 2023年10月06日 10:00