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ソル・ガベッタ & ベルトラン・シャマユ『メンデルスゾーン』~ヴィドマン、ホリガー、コーイ、リームの新作を含む2枚組

ソル・ガベッタ

ソル・ガベッタとベルトラン・シャマユが2つの楽器を駆使して、21世紀的視座で描き出すメンデルスゾーン作品の魅力。世界初録音含む。

ヨーロッパで話題沸騰のソル・ガベッタとベルトラン・シャマユのデュオ。このコンビが実に刺激的なメンデルスゾーン・アルバムを録音してくれました。DISC1にはメンデルスゾーンのチェロとピアノのための全作品が含まれ、DISC2にはメンデルスゾーンの有名な「無言歌 Op.109」にインスピレーションを得た現代作曲家イェルク・ヴィドマン、ハインツ・ホリガー、フランシスコ・コーイ、ヴォルフガング・リームの新作(このアルバムのために委嘱)が収録されています。
今や現代のジャクリーヌ・デュ・プレともいわれるほど実力と人気をもつチェリスト、ソル・ガベッタ。ソリストとして国際的に輝かしいキャリアを持ち、録音でも高く評価されており、そのすべてがベストセラーとなっています。ソニークラシカルでの彼女の録音は、グラモフォン賞、エコー・クラシック、ディアパソン・ドールなど、数多くの賞を受賞しています。 彼女の幼なじみでありソロとしてもエラート・レーベルで見事なテクニックと叙情性を持つピアニストのベルトラン・シャマユとの共演盤も2015年のショパン以来3枚目。2018年発売のこのコンビとしては2枚目となったシューマン・アルバムも「作曲者の心の内面に迫る掘り下げた歌心あふれる演奏」「ソル・ガベッタの並外れたチェロ奏法と音楽的才能を再び証明した」と、高く評価されました。
メンデルスゾーンの作品では、ソル・ガベッタは、ハビスロイティンガー・ストラディヴァリウス財団から貸与された、1717年にアントニオ・ストラディヴァリによって作られた有名なチェロ「ボナミー・ドブレ=スッジア」に、メンデルスゾーンの音楽の独自のサウンドに近づけるためにスチールが巻かれたガット弦を使用しています。 ベルトラン・シャマユが演奏する特別なグランドピアノは、1859年頃にライプツィヒのユリウス・ブリュートナー工房で作られたものです。長さ255 cmのこの楽器は、当時ブリュートナーが製作した最大のモデルで、その特殊なアクションによってさまざまな音色を創り出すことができます。当時の音のイメージを忠実に再現するだけでなく、表現力豊かな魅力と深い音ながら優しさをもったチェロを受け止めるのにもっとも最適な音質のピリオド楽器で、シャマユが起伏に富んだロマンテックな演奏を聴かせています。
ヴィドマン、ホリガー、コーイ、リームによる4つの世界初演録音では、ソル・ガベッタはパリのアトリエ・セルから提供された、1730年ヴェネツィアのマッテオ・ゴフリラー作のチェロを演奏しています。 ベルトラン・シャマユはこれらの作品では、モダンのスタインウェイのグランドピアノを使用し、お互いに奏でる音楽は想像もつかないほどの静寂と刺激的なもので、メンデルスゾーンとは響きは違うにせよ「音楽は普遍的な言語である」ということを実証しています。
(ソニーミュージック・ジャパン)

収録内容
<CD1>
メンデルスゾーン:
協奏的変奏曲 Op.17/ MWV Q 19
チェロ・ソナタ 第1番 変ロ長調 Op.45/MWV Q 27
チェロ・ソナタ 第2番 ニ長調 Op.58/MWV Q 32
無言歌 Op.109

<CD2>
イェルク・ヴィドマン:無言歌
ハインツ・ホリガー:
無言歌 第2巻 第3番『...fern...』
無言歌 第2巻 第6番『...sam』
無言歌 第2巻 第5番『Flammen...Schnee』
フランシスコ・コーイ:言葉のない対話
ヴォルフガング・リーム:
無言歌
消えたことば

【演奏】
ソル・ガベッタ(チェロ)
ベルトラン・シャマユ(1859年頃ブリュートナー(CD1)/モダン・スタインウェイ(CD2))

【録音】
2022年10月11-12日、2023年6月9日、フィラルモニ・ド・パリ

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2023年12月08日 12:00