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『激ロック』スペシャルコーナー【12月レコメンドアイテム】

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EVANESCENCE / 『Fallen (20th Anniversary Deluxe Edition)』
GENRE : SYMPHONIC METAL, GOTHIC ROCK

世界中で1,700万枚以上の売上記録したデビュー・アルバムの20周年記念盤!


“SUMMER SONIC 2023”での熱演も記憶に新しい、歌姫 Amy Lee率いるEVANESCENCEのデビュー作にして、世界中で1,700万枚以上の売上を記録した名盤『Fallen』(2003年)がリリース20周年を迎えた2023年、デラックス盤として改めてリリース。「Bring Me To Life」や「Going Under」などライヴ定番曲も多く収録されており、クラシカルな美とゴシックさを兼ね備えた女性ヴォーカルのヘヴィ・ロックという、当時は異端とも言える存在だった彼女たちの本作は、改めて聴いてもその完成度の高さに驚かされるばかりだ。最新のリマスターが施され、Disc 2には未発表曲なども収録。古くからのファンにもぜひ手に取ってもらいたい。

井上 光一【ライター推薦】

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ASINHELL / 『Impii Hora』
GENRE : DEATH METAL

デンマークが誇る国民的ロック・バンド VOLBEATのフロントマン
Michael Poulsen率いるデス・メタル・トリオが衝撃のデビュー!


デンマークの国民的ロック・バンドにして、世界的な人気を誇るVOLBEATのフロントマンであるMichael Poulsen(Vo/Gt)が新たに結成したバンド、ASINHELLの記念すべきデビュー・アルバム。Michaelは若き日にDOMINUSというデス・メタル・バンドで活動しており、ヴォーカルにMarc Grewe(ex-MORGOTH)、ドラマーとしてRAUNCHYのMorten Toft Hansenを迎えた本作は彼のルーツ回帰とも言える激烈なオールドスクール・デス・メタル・サウンドを全編にわたって鳴らしているのだ。水を得た魚のように激烈なギター・リフや時にメロディックなソロを弾きまくるMichaelを味わってみたい、という人にも必聴であろう。

井上 光一【ライター推薦】

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SPIRITBOX / 『The Fear Of Fear』
GENRE : PROGRESSIVE METAL, METALCORE

新世代メタルの筆頭格、SPIRITBOX
激しくも美しい世界観をさらに拡張した最新EP!


元AS I LAY DYINGのJosh Gilbert(Ba)加入も話題を呼んだSPIRITBOXの最新EPは、米ビルボードで13位にランクインしたデビュー作『Eternal Blue』で確立した攻撃性と美のスタイルをさらに研ぎ澄ませながら、世界観の拡張を図った作品だ。ディスコグラフィの中でも群を抜いて暴力的なTrack.1で幕を開け、Track.2では強靭なリフの上でCourtney LaPlante(Vo)の憂いを帯びたクリーンVoとドリーミーなシンセがキャッチーな美しさをもたらしている。強烈なグロウルが突き刺さるTrack.4も素晴らしいが、エモ/ポップ・パンクまでも手中に収めたTrack.5はまさに新境地。EPを締めくくるTrack.6もCourtneyのクリーンVoの魅力を存分にフィーチャーしていて、メタルに馴染みのないリスナーをも虜にすることだろう。

菅谷 透【ライター推薦】

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EKTOMORF / 『Vivid Black』
GENRE : GROOVE METAL, NU-METAL

ハンガリーが誇るグルーヴ・メタルの大ベテランの通算14枚目
“鮮やかな黒”というタイトルが物語る、フロントマン Zoltán Farkasの怒りや心の闇


2024年で結成30年、ハンガリーが誇るグルーヴ・メタルの大ベテランによる通算14枚目となる最新作。“鮮やかな黒”というタイトルが物語るのは、唯一のオリジナル・メンバーにしてフロントマンのZoltán Farkasの深刻なプライベートでの経験を反映した怒りや心の闇であろう。在りし日のSLIPKNOTを想起させる、全方位に向けた荒れ狂うヘイトの塊が容赦なく押し寄せるヘヴィ・グルーヴのすごみは過去最高レベルに達しており、耳に残るメロディックなパートにも常に痛みが伴っているように聴こえる。サウンドに宿る底知れぬ負のエモーションに身震いするほどではあるのだが、本作を作り上げること自体がFarkasにとって一種のセラピーとなっていることを祈りたい。

井上 光一【ライター推薦】

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EVERMORE / 『In Memoriam』
GENRE : POWER METAL

スウェーデンの3ピース EVERMOREが日本デビュー!
オーソドックスなメタルにメロデス経由と思しきフレーズも見え隠れする2ndアルバム


2021年に自主制作で発表した1stアルバムがマニアの間で評判となったスウェーデンの3ピースが、2ndアルバム『In Memoriam』で日本デビューを果たす。伸びやかなハイトーンに明るさと爽快感を兼ね備えた王道の北欧メロディック・パワー・メタルを軸に、聖歌隊やオーケストレーションも用いたサウンド・プロダクションは前作から大幅に進化。痛快なスピード・ナンバーのTrack.2を筆頭に、緊張感あるリフにアンセミックなコーラスのTrack.4、複雑な楽曲構成で聴かせるTrack.7など、普遍的な魅力の詰まった楽曲が目白押し。オーソドックスなメタルの要素だけでなくメロデス経由と思しきフレーズも見え隠れしていて、この手のメロスピはちょっと……という向きも興味深く聴けるはず。

菅谷 透【ライター推薦】

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STORTREGN / 『Finitude』
GENRE : TECHNICAL DEATH METAL, MELODIC DEATH METAL

クラシック・ギター奏者として国際的な知名度を誇るJohan Smith率いる
スイス産メロディック~テクニカル・デス・メタル・バンドの最新作

 


クラシック・ギター奏者として国際的な知名度を誇る、Johan Smithが率いるスイス産メロディック~テクニカル・デス・メタル・バンドによる最新作。すでにシーンにおいて高い評価を受けているバンドであり、本作も圧巻のテクニックと高度なバンド・アンサンブルが魅せる芸術的ヘヴィネスに思わず脱帽してしまう。初期はメロディックなブラック・メタルを鳴らしていた彼らならではの暴虐性を残しつつも、クラシックやジャズ、フラメンコなど様々な音楽性を融合させたカオティックな音世界ながら散漫な印象を与えない、あえて言えば聴きやすいと感じさせるほどの見事なソングライティング・センスは、近しい音楽性の他のバンドと比べても頭ひとつ抜けた存在へと成長したと言っても過言ではないだろう。

井上 光一【ライター推薦】

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DROWN IN SULPHUR / 『Dark Secrets Of The Soul』
GENRE : BLACKENED DEATHCORE

2014年イタリア発のデスコア・バンド DROWN IN SULPHURの最新作
暴力的でありながら荘厳で、ストーリー性の高いアルバム構成も聴き応えあり


2014年にイタリアで結成したデスコア・バンドのニュー・アルバム。当初はダウンテンポ/スラミング寄りの音楽性で、メンバー・チェンジを経た1stアルバム『Sulphur Cvlt』のころから徐々にブラック・メタルの要素を強めていたが、本作ではオーケストレーションを大々的に導入。より進化を遂げたブラッケンド・デスコアを展開している。ドラマチックなトレモロ・フレーズに強烈なブレイクダウンが融合した楽曲は暴力的でありながら荘厳で、ストーリー性の高いアルバム構成も聴き応えがある。少々冗長に感じる部分はあるものの、LORNA SHOREやMENTAL CRUELTYといったジャンルを牽引するバンドにも肉薄し得るポテンシャルを発揮した作品で、今後大いに注目を集めそうだ。

菅谷 透【ライター推薦】

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【激ロック】
ラウドミュージックに特化したフリーマガジン、ポータルサイトの運営、そして国内外のバンドを招聘してのライブイベント、13年間続くROCK DJパーティーの企画、運営を行っている。さらには渋谷宇田川町に位置する「Music Bar ROCKAHOLIC」と同じく宇田川町にあるロックファッション・ショップ&通販サイト「GEKIROCK CLOTHING」の運営など、クロスメディアを超えたクロスカルチャー展開をシーンに仕掛けるラウドミュージック専門のクリエイティブ集団である。

http://gekirock.com/

 

HARD ROCK/HEAVY METAL

タグ : PUNK/EMO ハードロック/ヘヴィメタル(HR/HM)

掲載: 2023年12月26日 12:00