こんにちは、ゲスト

ショッピングカート

注目アイテム詳細

Naxos~2024年4月第1回発売新譜情報(7タイトル)

ジョン・アダムズ

今回はオルソップ&ウィーン放送交響楽団による“シティ・ノワール”を含むジョン・アダムス作品集に、没後75周年を迎えるホアキン・トゥリーナの弦楽のための作品集、フランコ・アルファーノの管弦楽作品集、現代中国を代表する作曲家の一人ジャ・ダーチュンの作品集など、世界初録音を含むCD7タイトルがリリースされます。

ジョン・アダムズ(1947-):シティ・ノワール 他
マリン・オルソップ(指揮)ウィーン放送交響楽団

現代アメリカを代表する作曲家の一人、ジョン・アダムズの作品集。このアルバムには、彼の代表作「シティ・ノワール」を含む3つの作品が収録されています。冒頭の「シティ・ノワール」は1940年代から50年代のロサンゼルスの文化と社会史からインスピレーションを受けた“想像上の映画音楽”と彼が呼ぶ作品。巨大なオーケストラを縦横無尽にあやつるアダムズの手腕を知ることができます。「フィアフル・シンメトリーズ」は彼が《中国のニクソン》を成功させた時期の作品。管弦楽にシンセサイザー、サクソフォンなど多彩な楽器を加えた、いわば変型版ビッグバンドとも言える編成で、打楽器などのサンプリング音源も用い、蒸気機関で動く機械を連想させるミニマル風の曲です。
指揮者のマリン・オルソップはカブリヨ現代音楽祭で活動を始めた30年以上も前からアダムズと協働を続け、その間に彼の作品を数多く演奏してきました。今回は彼女の手兵であるウィーン放送交響楽団とともに愛するアダムズの作品を演奏、共感溢れる音楽を披露しています。アルバムの最後に置かれた「ローラ・モンテスはスパイダー・ダンスを踊る」は、オルソップがカブリヨ現代音楽祭を離れる時にアダムズが彼女のために書いた曲で、短いながらも温かい心情、ユーモアにあふれた作品です。
(ナクソス・ジャパン)

一部世界初録音
ホアキン・トゥリーナ(1882-1949):弦楽のための作品集
ヒル・デ・ガルベス(指揮)コンセルト・マラガ、ロベルト・ジョルダーノ(ピアノ)

イタリア系スペイン人のトゥリーナは、セビリアに生まれ1905年から1914年までパリのスコラ・カントルムで作曲をヴァンサン・ダンディに、ピアノをモシュコフスキーに師事、1914年に帰国してからはアンダルシアの民俗音楽の要素を採り入れたスペイン民族色の濃い作品を数多く発表しました。2024年はホアキン・トゥリーナの没後75周年にあたります。このアルバムでは彼の作品の中でもよく知られる「闘牛士の祈り」や「タンゴ」「セレナータ」をはじめ、ピアノを加えた4作品まで、2曲の世界初録音を含むトゥリーナの代表的な名作を弦楽オーケストラ用にアレンジしたものを収録、トゥリーナのノスタルジックな曲調を存分にお楽しみいただけます。
(ナクソス・ジャパン)

フランコ・アルファーノ(1875-1954):ロマンティックな組曲/ディヴェルティメント 他
ジュゼッペ・グラツィオーリ(指揮)ミラノ交響楽団、ダヴィデ・ヴェンドラミン(アコーディオン)、ヴィットーリオ・ラバリアーティ(ピアノ)

プッチーニの死後、歌劇《トゥーランドット》の補筆を行ったことで知られるイタリアの作曲家フランコ・アルファーノの管弦楽作品集。ナポリで学んだ後、ライプツィヒ音楽院に留学、ザーロモン・ヤーダスゾーンに作曲を師事した彼は、ピアニストとして活躍する傍ら、トルストイの『復活』を題材にした同名歌劇で名を上げ、《シラノ・ド・ベルジュラック》など10作ほどの歌劇を書き上げます。このアルバムには“イタリアを旅する二人の恋人の心情“を描き出した「ロマンティックな組曲」から、ドビュッシーを思わせる印象派風の「舞曲」、無伴奏アコーディオンのための物悲しい「葬送歌」、新古典派的な作風で書かれた「ディヴェルティメント」と、軽妙なワルツ「Amour… Amour…」の5曲が収録されており、アルファーノの豊かな表現法を知ることができます。
(ナクソス・ジャパン)

世界初録音
ジャ・ダーチュン(1955-):押し寄せる思考の波/巴蜀奇想曲
ミハウ・クラウザ(指揮)シンフォニア・ヴァルソヴィア、ヤクブ・ハウファ(ヴァイオリン)

現代中国を代表する作曲家の一人ジャ・ダーチュン。数多くの作品を発表、とりわけオーケストラ作品で世界的な高い評価を受けています。このアルバムに収録された「The Wave of the SurgingThoughts 押し寄せる思考の波」は、チェロの深い音色をフィーチャーした第1楽章、パーカッションセクションが活躍する第2楽章、ヴァイオリン・ソロが際立つ第3楽章、主題がさまざまな形で執拗に繰り返される第4楽章、華やかな金管を特徴とし、ワーグナーの「タンホイザー序曲」を思わせる勇壮な第5楽章の5つの楽章で構成されています。一連の流れは古典的な交響曲の基本パターンである「苦悩から勝利へ」に基づいており、高度な統一感を持つ音楽です。最後に置かれた「巴蜀奇想曲」の「巴蜀」とは四川省の古い名称で、この地に根付く文化的伝統を表現した見事な作品です。
(ナクソス・ジャパン)

世界初録音
エリザベッタ・ブルーサ(1954-):管弦楽作品集 第5集~レクイエム/スターバト・マーテル
リッカルド・フリッツァ(指揮)ハンガリー放送交響楽団、ほか

1954年ミラノ生まれの女性作曲家、エリザベッタ・ブルーサの管弦楽作品集。2002年からゆっくりとしたペースで進むシリーズ第5集には、彼女の最新の合唱を伴う作品が収録されています。以前からレクイエムを作曲したいと願っていたものの、人生経験の不足などからどうしても納得のいくものが書けなかったというブルーサ、これまでに様々な試作を重ねてきたといいます。しかしヤコポーネ・ダ・トーディの『スターバト・マーテル』のテキストを読み、その苦しみに対する表現の豊かさに衝撃を受け、レクイエムの足掛かりとしてまずソプラノ独唱を伴う『スターバト・マーテル』を作曲、次いで『レクイエム』を書き上げたのです。完成した作品はどちらも調性感を伴う古典的な雰囲気を纏いながらも、熟達したオーケストラの使用法が際立つ堂々たる風格を備えています。
(ナクソス・ジャパン)

一部世界初録音
ジョージ・ウォーカー(1922-2018):ピアノ作品全集 第1集
アレクサンダー・ドッシン(ピアノ)

1996年に声楽とオーケストラのための作品「ライラック」でピューリッツァー賞を受賞した、アフリカ系アメリカ人作曲家ジョージ・ウォーカー。カーティス音楽院で作曲とピアノを学び、1945年に同音楽院初の黒人卒業生となった彼は、60年以上にわたってピアノ曲を書き続け、バーバーやバーンスタインらから影響を受けた作品を数多く遺しました。このアルバムには1941年から1979年までの作品が収録されています。アメリカ民謡が用いられたソナタ第1番、1955年に入学を許されたイーストマン音楽学校の卒業試験作品として書かれたソナタ第2番、各楽章にタイトルが付されたソナタ第3番、この3つのソナタを中心に、無調で書かれた小品を配置、ウォーカーの知られざるピアノ曲を堪能いただけます。
(ナクソス・ジャパン)

ガエターノ・ドニゼッティ(1797-1848):歌劇《ラ・ファヴォリート》(3枚組)
リッカルド・フリッツァ(指揮)ドニゼッティ歌劇場管弦楽団

「お気に入り、愛妾」を意味する《ラ・ファヴォリート》は、ドニゼッティが1839年に作曲した《ニシダの天使》を転用し、フランス語の台本を用いて書き上げた作品。1840年のパリ・オペラ座での上演は大成功を収めました。《ラ・ファヴォリータ》として知られるイタリア語版が、20世紀の後半に至るまで、世界各地での上演の主流となりましたが、近年、ドニゼッティの作品を作曲家の意図したオリジナルの姿で上演する機運が高まり、ドニゼッティ音楽祭2022における本上演でも、レベッカ・ハリス=ウォリックによるオリジナルのフランス語台本による、比較校訂版スコア(1997 リコルディ社)が用いられています。
レオノール役のアンナリーザ・ストロッパ、フェルナン役のハビエル・カマレナ、アルフォンス11世役のフロリアン・センペイ、バルタザール役のエフゲニー・スタヴィンスキーら錚々たる歌唱陣が歌い上げる名アリアと重唱の数々に彩られたこの壮大な作品を、ドニゼッティ音楽祭の音楽監督を務めるリッカルド・フリッツァの引き締まったタクトが表情豊かに描き尽くしています。
【同内容の映像】 DYNAMIC
DVD … DYNDVD37992
Blu-ray … NYDX50334(国内仕様盤) DYNBRD57992(輸入盤)
(ナクソス・ジャパン)

2024年3月第2回発売タイトルはこちら>>>

2024年3月第1回発売タイトルはこちら>>>

2024年2月第2回発売タイトルはこちら>>>

2024年2月第1回発売タイトルはこちら>>>

2024年1月第2回発売タイトルはこちら>>>

2024年1月第1回発売タイトルはこちら>>>

2023年12月発売タイトルはこちら>>>

2023年11月第2回発売タイトルはこちら>>>

2023年11月第1回発売タイトルはこちら>>>

2023年10月第2回発売タイトルはこちら>>>

2023年10月第1回発売タイトルはこちら>>>

セブン-イレブン受け取りサービス

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2024年03月08日 00:00