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「ゴーティエ・カピュソン財団」第3弾!デュオ・シュム/ファジル・サイ、ラフマニノフ、バルトーク、シュニトケ: チェロとピアノのための作品集

デュオ・シュム

チェリストのゴーティエ・カピュソンが、新進音楽家がプロのキャリアを確立する手助けを目的として発足した「ゴーティエ・カピュソン財団」。その録音の第3号として選ばれたチェロとピアノのデュオによる、それぞれの個性が表れた演奏。


チェリストのゴーティエ・カピュソンは、新財団をアラン・アルティノグリュ(指揮)、フランク・ブラレイ(ピアノ)とともに主導する「ゴーティエ・カピュソン財団(Fondation Gautier Capuçon)」を、新進音楽家がプロのキャリアを確立する手助けを目的として発足。また財団を通して、新人音楽家は著名音楽家との共演機会や、ワーナークラシックスとの録音制作への道も開けるようにも援助していきます。その録音の第3号として、チェロとピアノのデュオの傑出した若い音楽家を紹介しています。
デュオ・シュム(シュムはノイズの意味)のこのデビュー・アルバムは、20~21世紀のチェロとピアノのレパートリーの中からあまり知られていない数多くの作品に敬意を表しています。小アジア(アナトリア半島)からバルト海まで、この音楽の旅の源はトルコにあり、ファジル・サイのソナタ「4つの街」からはじまり、ウクライナ、ロシア、ルーマニア、エストニアなどの、東と西の交差点ともいえるその音や匂い、色や風景を呼び起こします。
リサ・ストロースは1998年にパリで生まれ、パリ地方音楽院、パリ国立高等音楽学校を最高位で修士号を取得後、ヨーヨー・マ、イヴリー・ギトリス、リン・ハレルらに師事。フィリップ・ジャルスキー音楽アカデミーに参加、2020年バンク・ポピュレール財団およびヴィラ・ムジカ財団受賞者となり、ソリスト、室内楽、音楽祭にも招かれ、多くの現代作曲家とコラボレーションと行っています。
アナスタシア・リジコフは、1998年ウクライナからの移民としてトロントで生まれ。5歳からピアノを始め急激な上達を見せ、7 歳でキエフのホロヴィッツコンクールで初の国際的優勝、13歳でラフマニノフのピアノ協奏曲第3番を演奏するなど、カナダの天才少女ともいわれました。16歳でスペインのハエン・ピアノ・コンクールで1位を獲得し、コンクールの57年の歴史の中で最年少の優勝者となりました。2023年にゴーティエ・カピュソンと、ルクセンブルク、スイス、米国、中国など20回近くのコンサートを行い、絶賛を博しました。
(ワーナーミュージック・ジャパン)

【収録予定曲】
ファジル・サイ (1970-):
4つの街 Op.41
ミロスラフ・スコリク (1938–2020):
メロディ イ短調
ミコラ・リセンコ (1842–1912):
ウクライナの主題による第2狂詩曲(ピアノ版)
セルゲイ・ラフマニノフ (1873–1943):
ヴォカリーズ (ストロース&リジコフ編)
ベラ・バルトーク (1881–1945):
ルーマニア民俗舞曲 Sz.56
アルフレート・シュニトケ (1934–1998):
チェロ・ソナタ 第1番 Op.129
アルヴォ・ペルト (1935-):
鏡の中の鏡

【演奏】
デュオ・シュム
 リサ・ストロース(チェロ)
 アナスタシア・リジコフ(ピアノ)

【録音】
2024年1月29日~2月1日、アルフォールビル、Studio de l'ONDIF

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2024年04月26日 12:00