『クララ・ハスキル名演集』(10枚組)～ルーマニアの名ピアニストの代表的名演を廉価BOX化！

ルーマニアの天才ピアニストの代表的名盤を収録！

ルーマニアが生んだ天才ピアニストで、今日では国際ピアノ・コンクールにその名を遺すクララ・ハスキル（1895～1960）の代表的名盤を収めた廉価BOXです。彼女が得意としたモーツァルトを始めとして、バッハ、スカルラッティ、ベートーヴェン、シューベスト、シューマンの名演がバランス良く収められ、名コンビを謳われたグリュミオーとの二重奏も3枚入るなど、ハスキル入門に好適な一組です。
※このBOXはパブリック・ドメインとなった音源を収録していますが、彼女の写真は権利関係で使えなかったらしく、ジャケットにはあまり似ていないイラストが使われています。
(タワーレコード)

クララ・ハスキル
1895年ルーマニアのブカレスト生まれ。1960年没。リヒャルト・ローベルトにウィーンで師事し、10歳で演奏会を開いている。その後パリ音楽院でコルトー、フォーレらに師事、後にブゾーニにも学んでいる。4年間病床にあったが、1921年に復帰、27年からパリに住み活動を続ける。イザイ、エネスコ、カザルスら錚々たる演奏家との共演が多く、晩年には若きグリュミオーを引き立てる。高雅な気品に満ちたモーツァルトの演奏はいまだに人気が高い。
(音楽出版社)

クララ・ハスキル（pf）名演集
※各録音のステレオ/モノラル、レコード会社についてはインフォメーションに記載が無かったため、彼女のディスコグラフィより補っています。
(タワーレコード)

Disc. 1
モーツァルト：ピアノ協奏曲第20番K.466、第24番K.491
イーゴリ・マルケヴィチ指揮、コンセール・ラムルー管弦楽団
1960年録音（ステレオ）フィリップス原盤

Disc. 2
モーツァルト：ヴァイオリンソナタ第32番K.454、第35番K.526
アルテュール・グリュミオー（Vln）
1956年録音（モノラル）フィリップス原盤

Disc. 3
モーツァルト：ピアノソナタ第10番K.330、
デュポールのメヌエットによる9つの変奏曲K.573
1954年録音（モノラル）フィリップス原盤
ハイドン：アンダンテと変奏曲Hob.XVII:6
1934年録音（モノラル）フランス・ポリドール原盤
モーツァルト：「ああ、お母さん聞いて」による12の変奏曲
1960年録音（ステレオ）ドイツ・グラモフォン原盤

Disc. 4
シューベルト：ピアノソナタ第21番D.960
シューマン：色とりどりの小品Op.99
1951年録音（モノラル）フィリップス原盤

Disc. 5
D.スカルラッティ：ソナタ嬰ハ短調K.247、ト短調K.2、ハ長調K.132、ト短調K.35、嬰ホ長調K.193、ヘ短調K.386、ヘ短調K.519、ロ長調K.322、イ短調K.87、ハ長調K.515、ヘ長調K.437
1950年録音（モノラル）ウエストミンスター原盤
モーツァルト：ピアノ協奏曲第9番「ジュノーム」 K. 271、
ベルンハルト・パウムガルトナー指揮、ウィーン交響楽団
モーツァルト：ロンドK.386
パウル・ザッハー指揮、ウィーン交響楽団
1954年録音（モノラル）フィリップス原盤

Disc. 6
ベートーヴェン：ヴァイオリンソナタ第9番「クロイツェル」 Op.47、第6番Op.30-1
アルテュール・グリュミオー（Vln）
1957年録音（モノラル）フィリップス原盤

Disc. 7
ベートーヴェン：ヴァイオリンソナタ第5番「春」、第4番、第1番
アルテュール・グリュミオー（Vln）
1957年録音（モノラル）フィリップス原盤

Disc. 8
ベートーヴェン：ピアノ協奏曲第3番
ヘンリー・スヴォボダ指揮、ヴィンタートゥール交響楽団
1950年録音（モノラル）ウエストミンスター原盤
ベートーヴェン：ピアノ協奏曲第3番
エルネスト・アンセルメ指揮、スイス・ロマンド管弦楽団
1960年録音（モノラル）ライヴ録音

Disc. 9
シューマン：ピアノ協奏曲Op.54
ウィレム・ヴァン・オッテルロー指揮、ハーグ・フィルハーモニー管弦楽団
1951年録音（モノラル）フィリップス原盤
シューマン：子供の情景、森の情景
1955年、1954年録音（モノラル）フィリップス原盤
ラヴェル：ソナチネ
1951年録音（モノラル）フィリップス原盤

Disc. 10
J.S.バッハ：2台のチェンバロのための協奏曲BWV.1061
モーツァルト：2台のピアノのための協奏曲変ホ長調K.365
クララ・ハスキル、ゲザ・アンダ（pf）
アルチェオ・ガリエラ指揮、フィルハーモニア管弦楽団
1956年録音（ステレオ）EMI原盤