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〈タワレコ限定・高音質〉マタチッチ&スロヴェニア・フィル~ブルックナー第7/秋山和慶&大フィル~V.ウィリアムズ:海の交響曲 2025年5月21日発売

マタチッチと秋山和慶

タワーレコード・オリジナル企画盤  日本コロムビア x TOWER RECORDS
タワーレコード SACD化プロジェクト最新作 The Valued Collection Platinum
「DENON原盤 ハイブリッドSACDシリーズ」
第5弾 アナログ録音名盤 2タイトル 限定盤

<マタチッチ没後40年企画>巨匠マタチッチ最後の録音!
<秋山和慶追悼企画>30代の貴重な遺産。初CD & SACD化
1.マタチッチ&スロヴェニア・フィル/ブルックナー:交響曲第7番他<1984年録音>
2.秋山和慶&大阪フィル他/V.ウィリアムズ:《海の交響曲》<1973年録音>

SACDハイブリッド


オリジナル・アナログ・マスターテープからのリマスタリングによる世界初SACD化!
2025年最新復刻 世界初SACD化
各税込 2,970円 SACDハイブリッド盤
2025年5月21日(水) 発売予定
マスタリング・エンジニア:毛利 篤 氏(日本コロムビア)
初出時のオリジナル・ジャケット・デザイン使用
宇野功芳氏による初出時のオリジナル解説を再掲(1)、満津岡信育氏による新規序文解説付(2)

企画・販売:TOWER RECORDS
発売:日本コロムビア株式会社

日本コロムビアが所有する貴重なアナログ・マスターテープを使用したSACDハイブリッド化の最新復刻企画は、2024年7月発売の「ウィーン・コンツェルトハウス四重奏団」の貴重な来日公演時の復刻(TWSA1174/5)からスタートしました。今回、最新第5弾は、前回に続き2025年に没後40年となるマタチッチの、最後の録音である「ブルックナー:交響曲第7番」と、今年1月に逝去された秋山和慶氏の若き日の貴重な録音である「ヴォーン・ウィリアムズ:海の交響曲」のアナログ収録音源2タイトルを最新で復刻します。この録音は初出以来一度もCD化されたことがない貴重な音源でしたが、マスターテープが良い状態で保管されており、現代に高音質のSACDで復活させる機会と捉え、今回リリースするに至りました。ぜひ多くのファンの方々にこの稀少な音源を聴いていただきたいです。当時の知られざる曲を紹介する氏の強い意気込みを感じさせる熱演です。いずれも劣らぬ名演を、最新のSACDでお楽しみください。
また、今回初出時のオリジナルのジャケット・デザインを採用し、新規解説を掲載しました。当時のジャケット周りのデザインも含め、高音質とパッケージの良さもお楽しみください。

*下記商品の仕様、発売日等は予告なく変更する場合がございます。

マタチッチ

ブルックナー:交響曲第7番、同~リハーサル風景 (2025年マスタリング) (SACDハイブリッド)
ロヴロ・フォン・マタチッチ、スロヴェニア・フィルハーモニー管弦楽団
[TWSA1183 (1SACDハイブリッド) 2,970円(税込)]

SACDハイブリッド


【収録曲】
1. アントン・ブルックナー:交響曲第7番 ホ長調
2. リハーサル風景(1984年6月20日 第3楽章より)
【演奏】
スロヴェニア・フィルハーモニー管弦楽団
ロヴロ・フォン・マタチッチ (指揮)
【録音】
1984年6月19~22日 リュブリャナ、ツァンカリエヴ大ホール
【Original Recording】
A RTVL recording / Executive producer: Jure Rovežnik, Director: Toedor Korban,
Producer: Ivo Petric, Engineer: Rudi Omota, Editor: Emilija Soklič
【原盤】
RTVL/ Nippon Columbia

<マタチッチ没後40年企画>
巨匠マタチッチ最後の録音!最も得意とするブルックナーを母国のオーケストラと録音した、至高の名演を初SACD化!日本コロムビア所蔵のアナログ・マスターテープからのリマスタリング。初出時の宇野功芳氏によるオリジナル解説を再掲
 マタチッチのブルックナー第7番はチェコ・フィルとの録音が名高いですが、巨匠の最晩年に行われた彼のラスト・レコーディングであるこの録音も巨匠の到達した境地を示す至高の名演として知られています。当社所有のアナログ・マスターテープからリマスタリングを行い初SACD化。音場・音質が鮮やかに向上しています。CD層も今回のリマスタリング音源を使用しています。
 マタチッチは最後の来日となった1984年3月の後、NHK交響楽団とプラハの春音楽祭に出演してからは実質的な指揮活動をほとんど行っていませんでしたが、6月にリュブリャナに赴き、スロヴェニア放送と収録した放送音源がこの録音でした。セッション録音としては最後のものであり、翌1985年1月に亡くなった後、少し経ってから追悼盤としてリリースされ当時かなり話題となった音源です。最後の来日時のNHK交響楽団との各種ライヴは映像でも放送され、音源も何度か復刻されています。最晩年の、体の動きを極力抑えながらも的確な指揮をするマタチッチの音楽が大きな感動を呼び、日本でのマタチッチ人気を不動のものとしました。最後のこのブルックナーでは、むしろ生命力溢れるあたたかい演奏として、多くの人々の記憶に留まる名演を繰り広げています。オーケストラの技術力を超えたマタチッチの音楽性は各所で聴くことができ、一度聴くと忘れられない印象をリスナーに与える、稀少な録音と言えるかも知れません。注目すべき箇所は第3楽章のリハーサル風景にも表れており、極一部の記録とは言えマタチッチの人間性が伺えます。このマスターテープは、当時スロヴェニア放送から直で日本コロムビアに送付され、それを基にCD化が行われました。今回、日本コロムビアに保管されていた当時送付されたマスターテープを用い、従来の当企画と同様にSTUDERのA80で再生しハイレゾ化を行っています。1984年収録当時でも放送局はアナログテープを使用しているところがまだ多くありました。放送録音で制限があるとは言え、今回そのマスターテープが良い状態で残っていましたので、最新の復刻盤として現代の技術を最大限用いてのリリースを行うことができました。尚、今回の復刻では初出時の宇野功芳氏による解説を再掲していますので、文言による当時の印象も合わせてお楽しみください。
 今回の復刻では、日本コロムビアに所蔵されていたスロヴェニア放送から当時直送のアナログ・マスターテープより、新規でハイレゾ化を行ったマスターを使用していますので、従来のCD以上の音質向上となりました。各楽器の鮮明な音色や間接音、倍音の豊かさをより感じ取れます。また、解説書は初出時の宇野功芳氏によるオリジナル解説を収録しました。さらに解説書内には今回使用したアナログ・マスターテープのモノクロ写真を掲載しています。

※ 世界初SACD化。ステレオ録音。限定盤
※ 日本語訳付(2)
※ 日本コロムビア所有のオリジナル・アナログ・マスターテープより2025年にリマスタリングを行いSACD化
※ マスタリング・エンジニア:毛利篤氏(日本コロムビア)
※ オリジナル・ジャケット・デザイン採用(今回使用したアナログ・マスターテープのモノクロ写真を解説書に掲載)
※ 解説:宇野 功芳氏「最晩年のマタチッチの内省的なはかなさが一貫するブルックナー」(1987年11月)、クロアチア・セルビア語からの聞き取りと翻訳:田中一生氏/協力:岡田幸子氏、解説書合計6ページ
※ ジュエルケース仕様。盤印刷面:緑色仕様
※ 一部お聴き苦しい箇所がございますが、オリジナル・テープに起因します(元々のマスターに入っている欠落やノイズもそのまま収録)。ご了承ください。

秋山和慶

ヴォーン・ウィリアムズ:交響曲第1番「海の交響曲」 (2025年マスタリング) (SACDハイブリッド)
秋山和慶、大阪フィルハーモニー交響楽団、他
[TWSA1184 (1SACDハイブリッド) 2,970円(税込)]

SACDハイブリッド


【収録曲】
1. ラルフ・ヴォーン・ウィリアムズ:交響曲 第1番「海の交響曲」(1905~10)
【演奏】
樋本栄 (ソプラノ)、 田島好一(バリトン)
神戸女学院大学音楽学部、 同志社グリークラブ、 大阪メンズコーラス
大阪フィルハーモニー交響楽団
秋山和慶 (指揮)
【録音】
1973年7月12、13日 大阪フェスティヴァル・ホール(ライヴ録音)
【Original Recording】
制作担当:結城 亨
録音担当:林 正夫
【原盤】
日本コロムビア

<秋山和慶氏 追悼企画>
2025年に急逝した名匠秋山和慶30代の貴重な遺産。オーケストラ、ソリスト、コーラスを完全に掌握して大作交響曲の魅力を余すところなく描いています。日本コロムビア所蔵のオリジナル・アナログテープから初CD & SACD化!満津岡信育氏による新規解説付
 1973年に行われた大阪フィルとの共演によるライヴ録音を50年ぶりに復刻。小澤征爾と並ぶ斎藤秀雄門下の逸材、秋山和慶(1941~2025)若き日の演奏。ヴォーン・ウィリアムズの大作交響曲という意欲的な選曲、スコアの隅々までを読み込み、大規模なオーケストラ、ソリスト、コーラスを掌握した聴き応え十分の演奏です。当社所有のアナログ・マスターテープからリマスタリングを行い初CD & SACD化。音場・音質が鮮やかに向上しています。CD層も今回のリマスタリング音源を使用しています。
 レパートリーの広い秋山氏が日本の各オーケストラと演奏した曲目は国を問わず数多くありますが、ここ十数年を除くと演奏数の割に、市販された音源は多くありません。最近ではライヴ音源が後に市販されるケースが多いとは言え、元々市販化を目的に収録された録音は少ない印象ではあります。それは氏の意向によるところがもちろん大きいとは思いますが、特に若い頃の音源はかなり少ない状況です。そのような中、1973年にライヴとは言え市販化のために収録されたこの音源はかなりレアなケースと言えるでしょう。当時、ヴォーン・ウィリアムズの日本での演奏は相当少ないと思われ、この時、どのような経緯でこの「海の交響曲」を取り上げたのか今でも興味は尽きません。いずれにせよ、英国でのこの曲の人気は「ロンドン交響曲」と並んで高いことは確かですが、ヴォーン・ウィリアムズの交響曲の中でも合唱やソリスト2名を伴う最大規模の作品であることを加味しても、かなり大胆な選曲であったことは確かです。ましてや、市販でLPにするのはかなり難易度が高かったのではないでしょうか。その後ヴォーン・ウィリアムズの交響曲録音のリリースも増え、現在では多くのファンが居ます。当時の聴衆がどのようにこの曲を受け取ったのかを含め、若き日の秋山氏が当時新しい曲の紹介に尽力したひとつの結実がこの録音に詰まっています。存在さえもあまり知られていなかったこの音源がリリース以後、初めて今回復刻されます。演奏は冒頭から力の入った熱演で、今聴いても迫力、テンション共に日本の演奏史に残る注目作であることは間違いありません。オリジナルのアナログ・マスターテープは日本コロムビアの倉庫に厳重に保管されており、コンディションは良い状態でした。今回の復刻では貴重なこのマスターを約50年振りに使用し、最新でマスタリングを行いましたので、当時の会場の雰囲気や演奏内容が如実にわかる解像度での演奏が楽しめます。日本での演奏自体が貴重なこの録音を、秋山氏の追悼企画盤として今回セレクトしました。演奏・録音共に秀逸な今回の復刻盤を、高音質で堪能ください。
 今回の復刻は日本コロムビアが厳重に保管していたオリジナルのアナログ・マスターテープより新規でハイレゾ化を行ったマスターを使用していますので、従来以上の音質向上となりました。各楽器の鮮明な音色や間接音、倍音の豊かさをより感じ取れます。また、解説書は新規の解説を収録しました。さらに解説書内には、今回使用したアナログ・マスターテープのモノクロ写真を掲載しています。

※ 世界初CD & SACD化。ステレオ録音。限定盤
※ 歌詞対訳付
※ 日本コロムビア所有のオリジナル・アナログ・マスターテープより2025年にリマスタリングを行いSACD化
※ マスタリング・エンジニア:毛利 篤氏(日本コロムビア)
※ オリジナル・ジャケット・デザイン採用(今回使用したアナログ・マスターテープのモノクロ写真を解説書に掲載)
※ 解説:満津岡 信育氏(新規序文解説)、出谷 啓氏による解説&曲目解説(1974年初出のLP:OP-7103より)、解説書合計12ページ
※ ジュエルケース仕様。盤印刷面:緑色仕様
※ 一部お聴き苦しい箇所がございますが、オリジナル・テープに起因します(元々のマスターに入っている欠落やノイズもそのまま収録)。ご了承ください。

秋山和慶