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インタビュー

beats Feat.鈴木亜美



2005年のAVEX移籍後初となるベスト盤『Ami Selection』をリリースした鈴木亜美。彼女にとってこの7年は、自らの音楽性を確立するための時間だった。いまやDJとしても精力的な活動を展開する彼女の音楽人生と愛用しているヘッドフォン“beats pro”について。



 

やっぱり私自身が音楽を楽しまないとリスナーに伝わらないと思った

2005年1月1日付けでAVEXに移籍し、本名の“鈴木亜美”として再始動してから7年。彼女にとってこの7年は、自らの音楽性を確立するための時間だった。トランス・サウンドへの挑戦にはじまり、2007年には“join”と銘打ったコラボレーション企画を展開。バッファロー・ドーター、キリンジ、中田ヤスタカなど多種多彩なアーティストとのコラボレーションを経て、あらためてクラブ・ミュージックへの感興を高めた彼女は、現在につながる音楽的指針を得た。そんな鈴木亜美の軌跡を網羅しているのが、“鈴木あみ”時代にリリースした『FUN for FAN』から 10年ぶりのベスト盤となる『Ami Selection』だ。本作では、彼女の原点である小室哲哉プロデュース時代のヒット曲群もコンテンポラリーなサウンドにリアレンジ。まさに鈴木亜美の過去から現在までを総括する作品だ。

「私自身、2枚目のベスト盤をリリースするタイミングはずっと慎重になっていたんです。 AVEXに移籍してからも音楽に対して迷った時期もありましたし。そんなときにいろいろなアーティストに新しい私を引き出していただいた“join”プロジェクトが風穴を開けてくれたんです。やっぱり私自身が音楽を楽しまないとリスナーに伝わらないんだと思いましたね。 “join”でご一緒した中田ヤスタカさんの影響もあって、エレクトロやハウスをはじめとするクラブ・ミュージックへの興味がどんどん強くなって、今の私の音楽性につながっていったんです。そういう流れもあって、今なら小室さんプロデュース時代の楽曲も含めて新しいベスト盤を提示できると思いました」

中田ヤスタカとのコラボレーションを通じて3年前からはじめたDJ活動は、いまや彼女にとって欠かせないライフワークになった。これまで国内のみならず、LA、オーストラリア、韓国、台湾のパーティでもプレイした。「DJの現場では、いい音楽を聴いてフロアで踊ることを何より楽しみにしているお客さんがほとんどなので。盛り上がらない曲をかけるとサーッと引いていくのがわかるし、そのぶん盛り上がったときの喜びは格別なものがあります。そこにはダイレクトな反応があって、いつも厳しい世界だなと思うんですけど、だからこそどんどんDJにハマっていきましたね。プレイする楽曲のセレクトを通して音楽をたくさん知ることで、自分の作品の制作にフィードバックできることもすごくたくさんあるんです」




※着用ヘッドフォンはbeats studioになります。



“beats pro”は常にいちばん気持ちのいい音がキープされているんです

DJ鈴木亜美にとって欠かせない相棒といえるのが、ヘッドフォンだ。彼女が現場で使用しているのが、MONSTER CABLE社の“beats pro”。いくつかのヘッドフォンを使用したのちに知人のDJからレコメンドされて“beats pro”にたどり着いた。現場で愛用している“beats pro”には、全体にスワロフスキーをあしらったオリジナルのデコレーションを施している。そこにDJにとってヘッドフォンはアイデンティティの一部である、という彼女の主張を感じさせる。鈴木亜美が感じている“beats pro”の魅力とは?

「“beats pro”は1年半ほど前から愛用していて、いまDJで使用しているのは2台目ですね。今後もデコを変える度に新調すると思います(笑)。まず、丸みがあって女性にも馴染むフォルムがすごく気に入っていて。サイズ感も私の耳にジャスト・フィットしているから、長時間のプレイでも疲れないんです。そして、何より音がいいですよね。低音が利いているのに高音のきれいな音をシャットアウトしないバランスがすばらしいと思います。常にいちばん気持ちのいい音がキープされている感じ。プレイ中に片方の耳で聴いていてもしっかり音を確認することができる。万能なヘッドフォンなので、部屋で音楽を聴くときやスタジオで音を確認するときも使用しています。今後も長い付き合いになりそうです(笑)」 今後は「シンガーとしてもDJとしても鈴木亜美ならではのパフォーマンスを追求していきたい」という。彼女の音楽が鳴る風景に、“beats pro”は寄り添い続ける―。



MONSTER

1979年、サンフランシスコに発祥の起源を持つMONSTER。アメリカを代表するDJ・プロデューサー、ドクター・ドレの監修により最高峰の音質を実現した「beats」シリーズは、レディ・ガガなど、有名アーティストとのコラボレーション・モデルを次々と発表。その高いサウンド・クオリティとスタイリッシュなデザインでオーディオ・ファンのみならず、ファッションに敏感な若い世代からも絶大な支持を集めています。

 

 

beats pro プロフェッショナル DJヘッドフォンカラー:Black / White 定価:オープンプライス

 

beats studio ノイズキャンセリング・ヘッドフォンカラー:Black / White / Red / Orange 定価:オープンプライス

 

heartbeats by LADY GAGA Ver.2 インイヤー・ヘッドフォンカラー:Black / White 定価:オープンプライス

 

Miles Davis Trumpet インイヤー・ヘッドフォン定価:オープンプライス

 

HARAJUKU LOVERS インイヤー・ヘッドフォンモデル:SUPER KAWAII / WICKED STYLE / SPACE AGE 定価:オープンプライス

 

 

【お問い合わせ】 完実電気 03-5821-1321  www.kanjitsu.com

カテゴリ : インタヴュー

掲載: 2012年01月25日 00:00

写真/浦川良将(TRON)/インタビュー・文:三宅正一