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椿屋四重奏よりギターの安高拓郎が脱退を発表

歌謡曲にも通じる艶っぽいメロディーを特色に持つ人気ロック・バンドの椿屋四重奏より、ギターの安高拓郎が先日2月28日(日)に茨城・水戸ライトハウスにて行われたライヴをもって脱退したことがあきらかとなった。

これは本日3月1日(月)にバンドのオフィシャルサイトにて公式に発表されたもの。それによると安高の脱退理由は音楽的な方向性の相違によるもので、メンバー間で何度も話し合いを重ねたうえで今回の決断に至ったという。安高は以下のようにコメントしている。

「この度は、急な発表で本当にごめんなさい。椿屋のメンバーになって4年。みなさんと、かけがえのない時間を過ごしました。しかし、自分の人生、ギタリストとしての自分、色々考えた結果、今回の結論に至りました。いまはただ、応援してくれた皆さまに、〈いままでありがとう!!〉としか言えないです。椿屋を離れても、椿屋の栄光を、ずっと信じています」。

また、ヴォーカル/ギターの中田祐二も自身のブログにて安高の脱退について報告。「脱退が決まったとき、ひとつ大きな夢が消えてしまったような気がして、正直な所、喪失感で途方に暮れていました」と記し、一度はバンドの解散を考えたことを告白するも、「彼の脱退を無駄にしないよう椿屋を続けていかなきゃ。止めるわけにはいかない」と続け、今後も椿屋四重奏として活動していくことを力強く宣言している。

今年で結成10周年イヤーを迎え、新曲“いばらのみち”が4月5日(月)よりフジテレビ系にて放送されるTVドラマ「娼婦と淑女」の主題歌に抜擢されるなど、バンドが勢いに乗るなかでの脱退発表は非常に残念なところだが、ファンはそれぞれの今後の活躍を期待しつつ見守ろう。

カテゴリ : ニュース | タグ : 脱退

掲載: 2010年03月01日 19:30

更新: 2010年03月01日 19:37