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Negicco、〈圧倒的な〉多幸感に包まれたワンマン・ライヴの詳細レポート!

 


Photo by Kayoko Yamamoto

 

代表曲“圧倒的なスタイル”がTV番組「めちゃ×2イケてるッ!」のエンディング・テーマに抜擢されるなど、ローカル・アイドル界のトップ・ランナーとしてますます活躍の場を広げている新潟発の3人組ガールズ・ユニット、Negicco。彼女たちが約1年ぶりのワンマン・ライヴ〈TOWER RECORDS Presents Negicco ワンマンライブ-BEST of Negicco-〉を3月17日に東京・渋谷SOUND MUSEUM VISIONで実施しました。ここではその模様をレポートします!

タワーレコードのアイドル専門レーベル〈T-Palette Records〉より、初のベスト・アルバム『Negicco 2003~2012 -BEST-』が発売となったことを記念したこの日のイヴェント。まずは彼女たちの活動の音楽面を支えているサウンド・クリエイターのconnieがゲストDJとして登場。シュガーベイブや土岐麻子といったシティー・ポップ系の名曲から、BaBe、モーニング娘。、Tomato n' Pineといったさまざまな年代のアイドル・ソングまでをスピンして盛り上げます。

 


Photo by Kayoko Yamamoto

 

そうしてフロアが充分に温まってきた頃、照明が静かに暗転して、いよいよNegiccoのライヴがスタート! ベスト盤のジャケットと同じ白いヒラヒラのワンピースに緑のタイツという〈ネギ〉なコーディネイトで颯爽と現れた3人は、まず“恋のEXPRESS TRAIN”“GET IT ON!”というT-Palette発の近作と、ベスト盤収録の“My Beautiful Life”“アノソラヘ”を立て続けに披露。オーディエンスもネギ風のペンライトを振ってそれに応えます。


Photo by Kayoko Yamamoto

前回のワンマンと比べて倍以上のお客さんが集まり、チケットも完売したとのことで感無量な面持ちの彼女たち。最初のMCでメンバー各自のソロ・パフォーマンスも行うとアナウンスした際には、会場から「オーッ!」という歓喜のどよめきが上がります。そのトップ・バッターを飾ったMeguちゃんは、「美少女戦士セーラームーンR」のエンディング・テーマとしても知られる石田よう子の“乙女のポリシー”をカヴァー。前向きで元気な歌詞とメロディーが、いつもMCで2人をリードする彼女のイメージにピッタリです。また、MeguちゃんがMCでトマパイのタオルを広げてファンであることをアピールすると、何とライヴを観に来ていたトマパイのWADAちゃん本人が「いるよー!」と応えてやりとりするサプライズもありました!

そしてKaedeちゃんは、ポルノグラフィティの新藤晴一とプロデューサーの本間昭光という名コンビによるBuzyの隠れた名曲“一人一途”をチョイス。曲自体の難易度が高いこともあってか相当緊張していた様子ですが、しっかりと歌いきっていました。ソロのラストを飾ったNao☆ちゃんは、自身が大好きだというアニメ「BLOOD+」のオープニング・テーマだった高橋瞳“青空のナミダ”を熱唱。別のMCでは「スマイルプリキュア!」の人気キャラ、キュアピースの決め台詞「ピカピカピカリンじゃんけんポン♪」を何の前触れもなく突然キメたりと、アニメ好きならではのネタをそこかしこに散りばめていましたよ。

 


Photo by Kayoko Yamamoto

 

貴重なソロ・コーナー終了後は、エレポップ調のアレンジがキャッチーな“Summer Breeze”、清涼感に満ちたミディアム・ナンバー“SKY”、ディスコティックな振り付けが可愛らしい“スウィート・ソウル・ネギィー”を連続でパフォーム。スパンコールがキラキラと輝く黒のトップスにヒラヒラのミニスカート、Nao☆ちゃんの手作りだというお花の髪飾りというお揃いの衣装を身に纏った彼女たちが、溌剌とした歌声とダンスで場内を瞬く間にハッピーな空間へと塗り替えていきます。

 


Photo by Kayoko Yamamoto

 

SEを挟んで純白のコスチュームに着替えた3人は、ベスト盤収録のUKガラージ歌謡な新曲“Party on the PLANET”で一気にアゲアゲ・モードへと突入。切れ味鋭い動きで魅せた“ニュートリノ・ラヴ”では客席からメンバー・コールが上がり、サンバのリズムがゴキゲンな“ネギさま! Bravo☆”で会場の興奮は最高潮に! 続く“僕らはともだち”では事前に振り付けをレクチャーして、お客さんもいっしょに手を取り合ってダンス。ラストは「大好きな新潟を背負ってこれからも頑張っていきたいと思います」というNao☆ちゃんの言葉に続いて“Falling Stars”が披露され、ゆったりと幸せムードに包まれながらライヴ本編は終了しました。

 


Photo by Kayoko Yamamoto

 

当然のように終演から間髪入れず「アンコール! ネギ!」の声が巻き起こり、しばらくするとTシャツとハーフパンツというラフな姿に衣装チェンジした3人がふたたびステージに。“EARTH”“トキメキ★マイドリーム”と続けて歌い、客席にサインボールを投げ入れたりと、最後までサーヴィス精神を忘れません。MCではconnieや、ライヴを観に来ていたタワーレコード社長の嶺脇育夫、吉田豪、掟ポルシェ、そしてファンのみんなに感謝の気持ちを込めたメッセージを送ったほか、以前から目標に掲げていた日本武道館公演の実現という夢を改めて表明。Nao☆ちゃんは「夢をかなえた人は夢を諦めなかった」と語り、「ついてきてくれますか?」の声に会場も大声援で応えていました。

最後の最後はお客さん同士で肩を組んでのラインダンスが恒例となっている“圧倒的なスタイル”で〈圧倒的な〉多幸感を生み出しながら、笑顔いっぱいで大団円! なお、彼女たちは5月26日(土)に大阪・心斎橋のLive House Pangeaにてワンマン・ライヴを行うことも決定していますので、その〈圧倒的な〉パフォーマンスを体験したい人は詳細の発表をお待ちください!

 

〈TOWER RECORDS Presents Negicco ワンマンライブ-BEST of Negicco-〉@ 渋谷SOUND MUSEUM VISION 2012.3.17 セットリスト
1. 恋のEXPRESS TRAIN
2. GET IT ON!
3. My Beautiful Life
4. アノソラヘ
5. 乙女のポリシー(Meguソロ)
6. 一人一途(kaedeソロ)
7. 青空のナミダ(Nao☆ソロ)
8. Summer Breeze
9. SKY
10. スウィート・ソウル・ネギィー
11. Party on the PLANET
12. ニュートリノ・ラヴ
13. ネギさま! Bravo☆
14. 僕らはともだち
15. 完全攻略
16. Falling Stars
〈アンコール〉
1. EARTH
2. トキメキ★マイドリーム
3. 圧倒的なスタイル 

カテゴリ : ニュース | タグ : 女性アイドル

掲載: 2012年03月22日 18:30

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