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ユニコーンら5組がお祭り騒ぎ! 〈Zepp! Step! SMA!〉名古屋公演をレポ

 


ユニコーン(photo by 柴田和彦)

 

タワーレコードが、多数の人気アーティストを擁するSony Music Artists Inc.(以下SMA)と、大型ライヴハウスのZeppを運営する株式会社Zeppライブエンタテインメントとの共同企画として実施しているライヴ・イヴェント〈LIVE! TOWER RECORDS 『Zepp! Step! SMA!』〉。ここでは、札幌、大阪に続いて11月8日に愛知・Zepp Nagoyaで行った名古屋公演の模様をレポートします!

 


AMEMIYA(photo by 柴田和彦)

 

開演中アクトとしてまずステージに現れたのは、お笑い芸人のAMEMIYA。客席からの〈男前!〉という声に上機嫌だった彼は、イヴェントの幕開けに相応しい“Zepp! Step! SMA! はじめました”でパフォーマンスを開始。“ういろう買って帰りました”などご当地ネタも混ぜ込みつつ、代表曲(?)“冷やし中華はじめました”でオーディエンスの合唱をバッチリ決めた……と思いきや、去り際に舞台袖でずっこけるなど、最後まで爆笑を誘って会場を暖めてくれました。

 


ザ・ビートモーターズ(photo by 柴田和彦)

 

そして本編のトップバッターは、メンバー全員が黒スーツに身を包んで登場したザ・ビートモーターズが担当。“メリーゴーランド”でライヴをスタートさせた彼らは、中盤に秋葉正志(ヴォーカル/ギター)が「今日はせっかくのお祭りということなので、SMAアーティストのカヴァーをやりたいと思います!」と宣言し、木村カエラ“Butterfly”、T-SQUARE“TRUTH”、フジファブリック“夜明けのBEAT”、ユニコーン“服部”、真心ブラザーズ“どかーん”をメドレーで披露! これにはオーディエンスも興奮を隠せません。さらに、最後はオワリカラを呼び込んでPUFFYの名曲“アジアの純真”をセッションするというサプライズも! 2組とも楽しそうに演奏する姿が印象的で、若手ならではのパワーに満ちたステージを見せてくれました。

 


オワリカラ(photo by 柴田和彦)

 

そのままオワリカラのライヴに突入し、彼らは“GO”を皮切りに“おいでシスター”“ノーシェルターフォーストレンジャーズ”などを次々と演奏。各メンバーが暴れまわるアグレッシヴなパフォーマンスと演奏力の高さで、会場の空気を一変させます。最新アルバムの表題曲“Q&A”などを経て披露されたラストの“ガイガンガール・ガイガンボーイ”では、キーボードのカメダタクは機材を持ってステージ前方へ飛び出す、ベースのツダフミヒコはなぜかきれいに倒立するなど、フロントを務めるタカハシヒョウリ(ヴォーカル/ギター)を含め、圧巻のパフォーマンスを繰り広げました。

 


堂島孝平×A.C.E.(photo by 柴田和彦)

 

続いては、「弊社のライヴ・イヴェントに足を運んでくれてありがとうございます!」と丁寧に挨拶していた堂島孝平と、NONA REEVESの小松シゲル(ドラムス)と奥田健介(ギター)、そして鹿島達也(ベース)から成るA.C.E.がステージに。今回は堂島孝平楽団のメンバーである田澤麻美(トランペット)を加えた5人編成となっており、ライヴは“サンキューミュージック”からスタート。

 


堂島孝平×A.C.E.(photo by 柴田和彦)

 

“ベンジャミン、空を睨む”や“スマイリンブギ”から、11月21日にリリースされるニュー・シングル“き、ぜ、つ、し、ちゃ、う”までが披露されたステージでは、95年に18歳でデビューして以降、18年に渡ってポップ・ミュージックを追求してきた堂島が、そのパフォーマンス力を遺憾なく発揮。ギターの演奏が難しすぎると諦め、タンバリンを手にしたAMEMIYAとセッションを繰り広げた“葛飾ラプソディ”や、演奏中にステージから客席の柵に飛び乗ってみたり、コール&レスポンスもバッチリと決まったタワー限定シングル“ないてんのわらってんの”など、どこまでもオーディエンスを楽しませるライヴを展開していました。

 


ユニコーン(photo by 柴田和彦)

 

満を持してSEが鳴り、トリを務めるユニコーンが登場すると、2階席のお客さんも総立ちになって会場全体から大歓声が! バンドは“レディオ体操”“HELLO”“WAO!”と立て続けに演奏し、床が揺れるほどオーディエンスを飛び跳ねさせます。そしてクライマックスは、奥田民生(ヴォーカル/ギター)が手島いさむ(ギター)に「はい、てっしーどうぞ!」と振り、彼が“大迷惑”のイントロを引き始めた瞬間! 会場は大爆発と言っても過言ではない、この日1番の盛り上がりを見せます。彼らは最後に披露した“Feel So Moon”まで、ゆるいMCと悪ふざけ、そして切れ味鋭いバンド・サウンドが共存するユニコーンならでは魅力と実力を見せ付け、会場を一体感に包んでいました。

 


ユニコーン(photo by 柴田和彦)

 

巻き起こった〈SMA!〉コールに応えて始まったアンコールには、イヴェントの全出演者が登場! ユニコーンの手旗を振りながら全員で“SAMURAI 5”をパフォームし、オーディエンスを含め会場に最高の空間を生み出します。こうして、お祭り騒ぎとなった催しは幕を閉じました。

 


photo by 柴田和彦

 

なお、〈Zepp! Step! SMA!〉は今週の11月14日(水)にZepp Divercity(TOKYO)、来週の22日(木)にはZepp Fukuokaで開催。東京公演には氣志團、すかんち、女王蜂、黒猫チェルシー、齋藤ジョニーが登場し、福岡公演ではサンボマスター、UNISON SQUARE GARDEN、THEイナズマ戦隊、UNLIMITS、武井ゆりなが競演します。チケットは好評発売中なので、参加を決意した人はいますぐゲットしてください!

★〈LIVE! TOWER RECORDS 『Zepp! Step! SMA!』〉各公演のチケット情報など詳細はこちらから

 

〈LIVE! TOWER RECORDS 『Zepp! Step! SMA! @Nagoya』〉@Zepp Nayoga 2012.11.08 セットリスト
【AMEMIYA】
1. Zepp! Step! SMA! はじめました
2. 東京ウォーカーに載りました
3. ういろう買って帰りました
4. 冷やし中華はじめました

【ザ・ビートモーターズ】
1. メリーゴーランド
2. 9 to 5
3. SMAメドレー(Butterfly~TRUTH~夜明けのBEAT~服部~どかーん)
4. きれいな少女
5. アジアの純真(ザ・ビートモーターズ×オワリカラ)

【オワリカラ】
1. GO
2. おいでシスター
3. ノーシェルターフォーストレンジャーズ
4. Q&A
5. ガイガンガール・ガイガンボーイ

【堂島孝平×A.C.E.】
1. サンキューミュージック
2. ベンジャミン、空を睨む
3. スマイリンブギ
4. 葛飾ラプソディ(with AMEMIYA)
5. 境/界/線
6. き、ぜ、つ、し、ちゃ、う
7. ないてんのわらってんの

【ユニコーン】
1. レディオ体操
2. HELLO
3. WAO!
4. デーゲーム
5. BLACKTIGER
6. オレンジジュース
7. 大迷惑
8. Feel So Moon

【アンコール】※全出演者登場
1. SAMURAI 5

カテゴリ : ニュース タワー限定

掲載: 2012年11月12日 22:30

更新: 2012年11月12日 22:35

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